コミック
浮浪雲(はぐれぐも)
シリーズ内の平均評価:
(2)
完結
激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。▼第1話/宿場女郎▼第2話/戸塚ッ原の対決▼第3話/木曽路から来た男▼第4話/品川慕情▼第5話/街道工事不正事件▼第6話/くりからもんもん▼第7話/幽霊駕篭▼第8話/黒の舟唄▼第9話/風流トンヤレ節 ●登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場、夢屋の頭。柔軟かつ強靱な精神の持ち主)、新之助(雲の長男。大人物を夢見る熱血少年)、カメ(雲の妻)、欲次郎〈とっつあん〉(夢屋の帳場をまかされている老人) ●あらすじ/「3年経ったら迎えに来る」と言い・・・
便利な購入方法
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悩み惑い・・・それこそが生きるということ。
青年・青田に「生きる姿勢」を考えさせる一冊の書物。その中身とは?・・・「幸福療法本」
病に苦しむ子を医者に見せる金がない夫婦の最後の手だては?・・・「どろぬま」
年老いた両親の願いで、姪と婚約させられた男。だが、その縁談は・・・「縁談」
浮浪雲のひと言が、人気のない咄家を変えた・・・「わはは本舗」他、
市井の人々の人生を描いた全9編収録。 -
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漫画家50年。誰も描き得ぬ人生がここに!
妻子とうまくコミュニケーションがとれず、酒と薬に溺れる男の行く末は・・・「さびしい人」。
突然、年若の妻との別離を決めた大店の主。その真意は?・・・「ごめんね」。
悩める新之助に、父である浮浪雲が伝えたこととは?・・・「烏がなくから」。
財産目当てに色仕掛けで孤独な老人をたらし込む女。その目論見は?・・・「しょぼくれ」。他全9編収録。<生>が鮮明に見えてくる。 -
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死を悟った大店の主の遺言。そこに記されていた言葉は・・・「金比羅」
〈浮浪雲が死んだ〉という噂を耳にした男が、カメさんや渋沢先生に真偽を聞き回った末に・・・「おとしまえの海」
旅先で出会った二人の男。互いに60歳を過ぎた彼らが、人生を語るうちに・・・「旅は道づれ」
家に引き蘢りっきりの浮浪雲を引きずり出そうと試みる町奉行。やがて彼の胸にある感情が去来する・・・「出不精」他、〈生と死〉を考えさせられる全9編収録。 -
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連載44年、全1039話。堂々完結。
44年にわたり描かれてきた1039話の物語・・・
そして、その中に散りばめられた言葉に、
一体どれだけの人間が揺り動かされてきたのだろうか?
漫画家・ジョージ秋山と主人公・浮浪雲の長い長い旅が終わる。
一日中、働き通しの母・かめさんの姿を見て、新之助とお花が感じたものは・・・『母様の日々』
浮浪雲と付き合いがあった女たちに取材する「よみうり屋」。彼女たちの<浮浪雲評>は・・・『さよなら』
突然、姿を消した浮浪雲。一体どこへ? 様々な憶測が飛び交うが・・・最終話『神隠し』他、全9編収録。 -
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