全米ナンバーワンビジネススクールで教える起業家の思考と実践術―あなたも世界を変える起業家になる

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  タイトルは「全米ナンバーワン」となっていますが、
  正確には「世界ナンバーワン」の企業スクールである
  バブソン大学の日本人の先生の書いた企業論。
  「世界ナンバーワン」といってもいろんな指標（見方）があっ…て、
  ここではUSニュースによるランキングで、ナンバーワンってことですね。
  
  バブソン大学は、日本ではあまり知られてはいませんが、
  企業の世界では結構、世界的に名の通った大学で、
  日本人でも古くはトヨタの社長やイオンの社長など、
  名だたる方が卒業されている大学です。
  最近、100周年を迎え、トヨタの社長が卒業スピーチをされて、少しだけ話題になりました。
  
  前置きが長くなりましたが、そんなバブソン大学の
  起業教育の一端が垣間見れる一冊になっています。
  小説形式なので、読みやすく、分かりやすい（が、500ページもあって長い）。
  というのも、単に起業を目指す主人公だけではなく、
  企業内で新規事業開発をするイントラプレナーがサブの主人公として出てきたり、
  分析ばかりしてなかなか行動に起こせないサブ主人公が出てきたりと
  色々なパターンで著者はチャレンジを促してくれます。
  （で、結果ストーリーが長くなってしまった的な感じです。）
  
  著者は失敗学が専門であるらしく、
  本の中でも「どんどんチャレンジを」とか「失敗をどんどん奨励すべし」と
  どんどんパッパをかけてくれます。
  バブソン流の起業思想は、決してスタートアップに限定するものではないようで、
  結果、あまりスケールしないビジネスも出てきます。
  その点は、巷でバイブル化されている「起業の科学」とは思想が違うようですが、
  むしろ最初の一歩が踏めずにオロオロしている人にとっては、
  これでもか！というくらいにチャレンジを促してくれます。
  （個人的には、志基点で考えるビジネスがとても好きです。）
  
  ※起業の科学
  https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4822259757#comment
  
  どちらかというと、最初の第一歩を踏み出せないエントリーレベルの方々が読者層になりそうですが、
  そういった人にはとても良い本ではないかと思います。続きを読む

  投稿日：2020.12.01

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  toom

  一歩、踏み出そう、と思える物語だった。
  
  ハウツー本なのかなと思って購入したけど、違った。物語形式だった。しがないサラリーマンの自分にとっては、しがないサラリーマンの主人公の物語を面白く読めた。
  
  失…敗は成功のもと、と聞いたことあるものの、それは考え方次第だったのかとあらためて感じた。
  
  失敗を祝福し、その失敗から学ぶことこそが、成功のもとだったのか。失敗を失敗で終わらせないことが大事だった。なんなら失敗は万歳三唱に値する。
  
  失敗を恐れて当事者意識を失い、傍観者となりがちな自分にとっては、心が軽くなるようだった。
  
  2025年は失敗の年にしよう。
  
  行動しなきゃ失敗はしない。挑戦しなきゃ失敗はしない。
  
  自分の失敗を褒めてあげよう。まわりの人の失敗もナイスファイト、と考えることができそうだ。
  
  よーし、行動して失敗するぞ！続きを読む

  投稿日：2023.12.25

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