ぐるぐる博物館
三浦しをん(著)
/実業之日本社文庫
作品情報
人類史の最前線から秘宝館まで・・・・・・人間って、面白い!愛と好奇心が渦を巻く、興奮のルポエッセイ!博物館が大好きな著者が、まじめに、ときに妄想を膨らませつつお宝や珍品に迫る。「なぜ、こんなにたくさん集めなすった!?」という著者の素朴な疑問に答えてくれるのは、慎み深くも超キャラ立ちした学芸員さんたち。人類史、鉱物、漫画、SM、服飾、地場産業、伝統工芸・・・・・・さまざまな世界と人間への情熱と愛と好奇心に満ちたルポエッセイ。◎登場する博物館◎長野・茅野市尖石縄文考古館東京・国立科学博物館/風俗資料館京都・龍谷ミュージアム静岡・奇石博物館/熱海秘宝館熊本・大牟田市石炭産業科学館長崎・雲仙岳災害記念館宮城・石ノ森萬画館/日本製紙石巻工場福井・めがねミュージアム/越前和紙・岩野市兵衛氏大阪・ボタンの博物館解説/梯 久美子装画/化猫マサミ
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商品情報
- シリーズ
- ぐるぐる博物館
- 著者
- 三浦しをん
- 出版社
- 実業之日本社
- 掲載誌・レーベル
- 実業之日本社文庫
- 書籍発売日
- 2020.10.15
- Reader Store発売日
- 2020.10.08
- ファイルサイズ
- 15.3MB
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この作品のレビュー
平均 3.8 (23件のレビュー)
-
単なる博物館のレポートではなくて、しをんさんならではの視点や妄想が語られていて面白かった。
"熱海秘宝館"や"風俗資料館"のように、アレと正面から向き合う展示のレポートは難しいものだが、しをんさんの…説明はうますぎます。
興味津々でドキドキしているのを見透かされないように平静を装う姿が目に浮かびました。
"国立科学博物館"以外は知らない博物館ばかりですが行ってみたくなります。
"めがねミュージアム"は予想どおり鯖江にありました。
以前メガネフレームに「MADE IN SABAE JAPAN」と書いてあるのを見て、鯖江という地名を知っただけなのに懐かしい気分になりました。
思いがけず興味をそそられたのは"ボタンの博物館"。
ボタンを5000種類も集めていて、そのうち1700程を展示しているそうです。
ボタンなんか見て何が楽しいの?と思いながら読んでいたのですが、展示されているものは、まさに宝石・装飾品でした。
女性のコレクターが多いというのも頷けます。
手間暇かけて創られた小さな芸術品です。
どのようなボタンを身につけているかが、その人の地位を示す手段だった時代もあったことを知って目から鱗でした。
しをんさんが訪ねた時は、大阪市天王寺区にありましたが、今は移転して東京の日本橋浜町にあるので、その気になれば行けそうです。続きを読む投稿日:2024.01.17
このレビューはネタバレを含みます
目次
レビューの続きを読む
・茅野(ちの)市尖石(とがりいし)縄文考古館
・国立科学博物館
・龍谷ミュージアム
・奇石博物館
・大牟田(おおむた)市石炭産業科学館
・雲仙岳災害記念館
・石ノ森萬画館
・風俗資料館
・めがね…ミュージアム
・ボタンの博物館
寄り道
・熱海秘宝館
・日本製紙石巻工場
・岩野市兵衛さん(越前和紙の紙漉き名人)
博物館や美術館は好きだ。
でも、観光に行った先でそこに行くことはほとんどないので、実はあまり行けてはいない。
この本に出てくる博物館で行ったのは、国立科学博物館だけだ。
だからこんな本を読んでしまうと、知的好奇心がうずうずしてしまう。
特に『雲仙岳災害記念館』は、噴火直後に家族が立ち入り禁止区域内で仕事をしていたりするので、お互い元気なうちに一度行ってみたいと思った。
そして当時のことをあれこれ聞きたいと。
あとは『縄文考古館』も興味あるけど、長野県に行く予定がないんだよなあ。
長崎県もないけどさ。
それから『石ノ森萬画館』も行きたいよねー。
「サイボーグ009」が好きです。
北海道博物館も、もう少し頑張ってほしい。
開拓記念館の頃から何度も行っていたから、グレードアップしててほしかったけど、リピートしたいと思わなかったな。続きを読む投稿日:2024.02.14
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