38のシチュエーションで学ぶ 宮脇流セッション・ギタリスト養成塾〜アドリブ・マスター・コース

どんなセッション現場でも困らないスタジオ・ギタリストの思考力が身につく！長年ギターを嗜んでいる者ならば、いつ何時、どのようなシチュエーションでギターを弾くことになっても、それなりの演奏で乗り切りたいところ。例えば、突然友人から「デモテープ作りを手伝ってほしい、シャープなバッキングをお願い」、「Am7のワンコードでカッコイイソロを決めてよ！」と言われたり、流れで参加することになったブルース・セッションで、突然「気分を変えてキーCでファンキーに行こうよ！」なんて言われることもあるでしょう。本書は、いざそのような現場に出くわした時の対応策／ギターフレーズの作り方を、38のシチュエーションに分けて解説していきます。また、本書はYouTubeと連動しているので、ギター講師の第一人者である宮脇俊郎先生との擬似オンライン・レッスンも受講可能。あらゆる現場を乗り切れる対応力を身につけられれば、スタジオ・セッションの仕事も舞い降りてくるかもしれません。【CONTENTS】第1章　基礎編1　ボーカルをやっている友達に、「デモ・テープを作るから手伝ってほしい」と言われた。2　ライブハウスの出演者同士で、最後にアドリブ合戦をやることに！3　ギター・ソロの幕開けで1弦が切れてしまった！4　友達とオリジナル曲を作っている時、“単純なCじゃなくてC△7（13）を弾いて”と言われた。5　簡単なコード進行でのギター・ソロなのに、なぜかときどき音が外れて聴こえてしまう！？6　母校での凱旋公演！全校生徒の前でソロ・ギターを演奏する。7　母校のブラスバンド部と共演を記念CDに残すことに。8　ライヴハウスのセッション・デー（ソウル&ファンク系）に参加。第2章　スケール編9　ポップス系の弾き語りデュオに、レコーディングの参加を打診された。10　バンドの練習中、メンバーに“ブルース系のギター・ソロでキメてみてよ”と言われた。11　Am7の1コード・セッションで、クールなソロを決める！12　Cコード一発のファンキー&ブルージィーなセッションに挑む。13　どこまでも続くCコード・セッションでのギター・ソロ。14　敏腕ミュージシャンが集うライブハウスでのセッション・デー。15　友人のレコーディングで、斬新で盛り上がるソロをリクエストされた。16　スパニッシュ好きの友達の家に招かれてフラメンコ・セッション！17　オリジナル曲なのに、茫洋なギター・ソロしか思いつかない......。18　バラード曲でジャジィなギター・ソロを弾いてほしい！と頼まれたけど......。19　友達のフュージョン系バンドに参加するも、演奏曲はどれも難解！20　バンド練習で、宇宙のどこかに浮遊しているようなソロ（？）を懇願された。第3章　コード編21　友人とふたりで路上ライブ、突然キーの変更を要求された。22　シンプルな曲をおしゃれなコード・アレンジで変身させる。23　当方弾き語りデュオ！　しかし曲作りはいつも相方任せ。24　メン募で見つけたブルース系ロック・バンドに加入したけど......。25　オリジナル曲のコード進行を部分転調させてみた。26　高校時代の友人たちと数年ぶりにスタジオに集合 ベーシストはすっかりジャズマンに変身していた！？27　ジャズ・ブルース・セッションでベーシストが裏コードを弾いてきた！28　知り合いに誘われてついにジャズ・セッションに参加。第4章　実践編29　友人のレコーディングでコード感のあるギター・ソロを頼まれた。30　以前一緒にジャムったビデオ屋の店長に、“血が騒ぐような”ギター・ソロを頼まれた。31　ベース・ラインとメロディがある状態からコードを付ける。32　ジャム・セッション中、ベーシストの運指からコードを読み解く。33　美しくもはかないバラード曲で、ボーカルと絡み合うエモーショナルなギターを弾く。34　一週間後にレコーディング、それまでにコードをアレンジすることに。35　ジャム・セッションで、サックスの人が書いてきたオリジナル曲を初見で演奏する。36　ジャズ・セッションにリベンジするも撃沈！　その敗因とは？37　隣に住むおばちゃんに、“あんたのギターは眠くなる！”と言われた。38　遠距離恋愛中の彼女と久しぶりに再会、目の前でギターを弾くことに。※本書は、ギター・マガジンの連載『ムダなく上達！　宮脇流スマート・トレーニング』の中から、2004年8月号（13回）から2006年10月号（50回）までの記事を一冊にまとめたものです。＊この電子書籍は固定レイアウト方式で作成されています。文字の拡大・縮小や、検索、ハイライトなどの機能は利用できません。