コミック
ザ・女の事件Vol.3
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【平成12年・埼玉県】ある夜、夫の会社の社宅に住む浅野美智代(34歳)のもとに警官が訪ねてきた。実は美智代の娘の柚葉(ゆずは/生後6ヶ月)はこの日、不運にも重傷を負い入院することになったのだが、診察した医師がその容態に虐待を疑い通報、確認のためにやってきたのだった。いわく「太腿の付け根にきつくつねった痕があり、脳挫傷のほうもまるで床に叩きつけられたようなひどい状態である」・・・身に覚えのない美智代は驚愕するが、そこで浮上してきたのは同じ社宅に住むママ友の長谷聖美(はせ・きよみ)の存在だった。同い・・・
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【平成21年・愛知県】不良文化華やかなりし1980年代、井之口恭平(いのぐち・きょうへい)と片部瑞穂(かたべ・みずほ)は出会い意気投合、ほどなく結婚した。喧嘩もしょっちゅうのやんちゃな恭平だったが、実は実家は地元でも1、2を争う金持ちの『井之口造園』で、時まさにバブルの真っただ中、景気よく恭平の月収は100万円にも達し、瑞穂は何不自由のない結婚生活を送ることができた。ところが間もなくバブルが崩壊すると、恭平の月収は20万円まで激減し、しかしその浪費癖や女遊びは相変わらず・・・息子・大輔を抱えて瑞穂の暮らしも困窮し、夫婦間の亀裂はどんどん大きくなっていく。その挙句、ドロ沼の離婚闘争に突入し、業を煮やした恭平は密かに妻・瑞穂を亡き者にしようと驚きの暗殺計画を練り始めるのだった――・・・!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-3~特集/悲しみの身内間殺人」の内容と重複しています。ご注意ください)
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【平成4年・高知県】それは平和な家庭を切り裂く衝撃の『骨肉の刃』――!! その日、早朝の午前6時50分頃のことだった。住宅街に建つ一戸建て住宅で、この家の次女・春川えりか(13歳)が包丁でメッタ刺しにあい惨殺された。第一発見者であり唯一の目撃者である長女・ゆかり(16歳)の証言によると、いきなり乱入してきた見知らぬ男の仕業だというのだが、その後の調べにより、なんと真犯人は姉・ゆかりであることが判明する。成績優秀で私立の進学校に通う彼女がいったいなぜ・・・? そこには姉妹間ならではの嫉妬と怨嗟に満ちた、切実な動機が横たわっていたのだった――・・・!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-3~特集/悲しみの身内間殺人」の内容と重複しています。ご注意ください)
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【平成20年・神奈川県】抜けるようなきれいな青空が広がる中、綱島夏美(つなしま・なつみ/33歳)は11階建てマンション最上階の通路から、長男・和馬(かずま/6歳)と次男・人志(ひとし/3歳)を投げ落とし、自らも飛び降り命を絶った。警察は夏美が子供2人を道連れにして無理心中を図ったものとみて、被疑者死亡のまま書類送検することで事件の幕を引いた。しかし、夏美はもともと生真面目で何事もきちんとやりこなす性格であり、子育てにも愛情をもって取り組んでいたというのに、いったいなぜこのような凶行に及んだのだろうか? 夫との不和、婚家との軋轢、わが子の病気・・・等々、尊い3人の命が失われた悲劇の事件の複雑な背景に赤裸々に迫る!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-3~特集/悲しみの身内間殺人」の内容と重複しています。ご注意ください)
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【平成12年・北海道】愛情にあふれる両親と、わんぱくだけど元気のいい長男・篤志(あつし)と次男・佑太(ゆうた)の兄弟と・・・それまで上野家は幸せな家庭だった。だが、三男・翼(つばさ)が生まれてから、それも大きく変わってしまった。翼は染色体の異常による障害をかかえたダウン症児だったのだ。しかし、健常児に比べ肉体的に脆弱なダウン症児は病院ですごす時間が長く、その世話も大変な労力と心労を伴うものでありながら、支え合い励まし合う家族の絆によって翼はすくすくと育ち、11歳の年を迎えることができた。・・・なのにそんな翼が、家族の中で一番愛情深く面倒をみていた長男・篤志の手にかかって絞殺されてしまうとは・・・! いったい、彼の心の中にどんな葛藤と苦悩があったのか? 世にもいたましき家族内殺人事件の真相に迫るヒューマン事件ドラマの決定版!! (※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-3~特集/悲しみの身内間殺人」の内容と重複しています。ご注意ください)
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【平成15年・神奈川県】ある夜、山下秀隆(やました・ひでたか/61歳)が帰宅すると、そこには妻・澄子(すみこ/60歳)が左手首と胸を自ら刃物で刺し倒れており、その横で4年間寝たきりだった息子の昇(のぼる/40歳)が人工呼吸器のスイッチを切られすでに死亡していた。昇は路線バスの運転士として働いていたが、35歳のときに原因不明の難病である筋萎縮性側索硬化症(ALS/世界一有名な患者として、2018年に死去したイギリスの宇宙物理学者・ホーキング博士がいる)を発症し、神経細胞を冒され徐々に全身の筋肉が衰えていき、やがては呼吸も止まり死に至るという前途を悲観しての、母・澄子による無理心中とみられた。結局、澄子は一命をとりとめ、昇からの要請を受けての嘱託殺人容疑という比較的軽い罪に問われることになるのだが、そこには実際には通常の殺人よりもはるかに重い、愛ゆえの苦渋と葛藤が存在したのだった――・・・。(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-3~特集/悲しみの身内間殺人」の内容と重複しています。ご注意ください)
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【平成24年/東京都】「人を殺して――・・・しまいました・・・」ある日、110番にかかってきた電話は、女の声でそう言った。場所は池袋のラブホテル。別れ話のもつれの末のまさに痴情の果てに、12才年下の会社の上司であり妻子ある男性を殺害した坂上結子(さかがみ・ゆうこ/49歳)は、むせかえる血の匂いの中、通報するまでの一晩をコンドームを風船のようにふくらませて遊び、アダルトDVDを鑑賞しながら過ごしていた――・・・。夫に去られ二人の子を持ち、老いた両親の面倒をみるためにパートと会社勤めをかけもちしてがんばっていた49歳のシングルマザー。つらい更年期の症状に苦しみながら、若い男とのただれるような不倫セックスの快楽に溺れ、若返りの幻想に呑み込まれ、そして残酷すぎる現実に踏みにじられ・・・その凶行に至るまでのせつなき魂の行方を追う!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-2~特集/カネと男に狂った果てに」の内容と重複しています。ご注意ください)
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【平成10年/長崎県】横田美佐(よこた・みさ)は、夫・茂(しげる)との間に2男1女の3人の子をもうけ、どの子も目に入れても痛くないほど可愛いわが子たちだったが、その夫婦生活自体はドン底だった。親から受け継いだ家・田畑はあるものの、茂は定職にも就かず日がな飲んだくれ、家族に対しても暴力をふるう始末。そんなところへ近づいてきたのが茂の釣り仲間である古館(ふるたち)だった。古館は美佐のつらく寂しい心の隙に巧みに入り込み愛人関係を結び、多額の生命保険をかけたうえで茂の殺害を持ち掛けてくる。海での溺死事故に見せかけた計画はうまくいき、美佐は茂の死亡保険金1億円と、家・田畑を売って得た5千万円ほどの大金を手中にするのだが、実は本当の地獄はそのあとに待っていた。凶悪な本性をあらわにした古館は美佐から多額の金をむしり取った挙句、なんと次はわが子のうちの一人を殺して保険金を得ることを強要してきたのだ――!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-2~特集/カネと男に狂った果てに」の内容と重複しています。ご注意ください)
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【平成19年/京都府】ある朝、嫁の京子(きょうこ/39歳)が起きてくると、すでに姑の増岡八重(ますおか・やえ/72歳)は台所で朝食の準備を始めていた。だが、まだ息子の道雄(みちお/42歳)とその子供である3人の孫たちは起きてこず、八重は渋々、台所を京子に託して皆の寝室に向かうものの、そこで信じられない光景を目にすることになる。なんと3人の孫たちはすでに絶命し、息子の道雄も瀕死の状態だったのだ。一体何が・・・? 残された道雄の遺書によると、家族の将来をはかなんだ道雄が自ら子供たちを手にかけ、睡眠薬で自殺を図った無理心中未遂のようだったが、一見ごく普通の幸せな家庭にしか見えない増岡家で、その凶行の理由は皆目見当がつかなかった。ところが実は、八重と道雄の母息子関係は人知れず大きく歪み、日々その軋轢と矛盾が蓄積していく過程で、惨劇の芽は着実にはぐくまれていたのだった――・・・!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-2~特集/カネと男に狂った果てに」の内容と重複しています。ご注意ください)
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【平成20年/大阪府】ある日の朝、同棲相手である江川和人(えがわ・かずと)を仕事に送り出した関口明子(せきぐち・あきこ)は、ほどなくして一本の電話を受け、なんとその和人がひき逃げによって即死したという連絡を聞く。しかし、明子は決して驚くことはなかった。それもそのはず、和人を高級外車のアルファロメオで轢き殺した犯人は彼女の浮気交際相手である五十嵐克己(いがらし・かつみ)であり、これは二人共謀のうえでの犯行だったのだから。果たして、明子をしてこの計画的犯行に走らせた、和人の意外な”ある一言”とは一体――!? 男と女の愛憎の機微が生んだ凶悪犯罪の真相に迫る、本当にあった事件ストーリーの決定版!!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-2~特集/カネと男に狂った果てに」の内容と重複しています。ご注意ください)
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【平成19年/大阪府・京都府・奈良県など】夫の不審死に関与していたとの疑いで、妻・葛西千恵子(かさい・ちえこ/67歳)が逮捕された。青酸化合物を用いての病死を装った計画的犯行と目されたのだ。しかし実は、その後の調べで千恵子の手にかかって命を落とした相手の人数は10人にも上り、それによって受け継いだ遺産など、彼女が手に入れた金はなんと総額8億円を超えるものとみられた。その手口はこうだ――千恵子は50歳を越えてから10か所以上の結婚相談所に登録し、自分よりも年上で一人暮らしの男性たちを次々と物色。その料理上手さで相手の胃袋を摑み、さらに熟練の床上手さで下半身を手玉にとると、言葉巧みに多額の金を吸い上げ、それが難しくなってくると毒を盛って命を奪い、遺産や金品を手中にしていったのだ。元々は小さな印刷会社を営む夫との間に二人の子をもうけ、平凡な主婦としてささやかな幸せを享受していた彼女が、一体なぜ『結婚相談所の妖女』の異名をとるまでの毒婦へと変貌したのか? いま、知られざるその実像が明らかに――・・・!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-2~特集/カネと男に狂った果てに」の内容と重複しています。ご注意ください)
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【平成14年・京都府】ある朝、京都の路上で一台の和歌山ナンバーの車が見つかり、乗っていた男(安木健一郎/32歳)は警官の職質に対してこう答えて泣き出した。「すみません・・・俺・・・人を刺しました~~ッ」彼は直前に和歌山県で起こった自動車部品販売店での強盗及び店長殺害未遂事件の実行犯だったのだが、その共犯者として身柄を確保された原口亜希子(24歳)という女は、子供2人を持つシングルマザーだった。彼女は安木の自分への溺愛ぶりをいいことに金をせびり、そのためなら犯罪までそそのかすというとんでもない女だった。そしてそれがエスカレートした果てに、安木に一人の資産家女性を焼き殺させるという世にも恐ろしい所業に及ぶのだった!(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-1~特集/嫉妬に狂った女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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【昭和63年・北海道】アパートの一室で田村礼子(24歳)という一人の女性の遺体が見つかった。その顔形は変わり果て身元の確定は難しかったが、彼女が以前から内臓の疾患と椎間板ヘルニアに苦しんでいたことから、警察はそのことをはかなんでの自殺であろうと判断した。ところが後日、驚くべき事実が判明する。なんと遺体は福沢さおりという別の女性のものであり、なおかつ、アパートから採取された礼子の指紋が別の殺人事件の容疑者のものと一致したのだ。それは前年の5月、一人の男性がススキノのラブホテルで首を中心にメッタ刺しにされ失血死したという恐るべき事件だった。果たして、礼子はどこへ消えたのか? 二つの事件は礼子の手によって引き起こされたものなのか? 今、クリスチャンでありながら悪魔の所業に手を染めた一人の女の、信じられない実像が明らかにされようとしていた――。(※本コンテンツは合冊版「ザ・女の事件Vol.3-1~特集/嫉妬に狂った女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)
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