コロナショック
山田 順(著)
/エムディエヌコーポレーション
作品情報
【経済か、命か ー確実に訪れる大恐慌と日本の没落】
経済か命か。「世界大恐慌」再来! 中国・武漢発の「コロナショック」は、一九二九年の「世界大恐慌」以上の恐怖と経済危機を地球規模で招いている。新型コロナウイルス感染症の世界的大流行(パンデミック)は中国依存化したサプライチェーンが享受した利益に対する反動でもある。コロナ禍はいつ収束するのか? 世界経済、日本経済は今後、どうなるのか? コロナショックで判明した構造問題を国際取材経験豊かなジャーナリストが緊急分析!
〈本書の主な内容〉
第一章 対コロナ戦争、戦いは短期か長期か?
第二章 未来を救うワクチン、クスリ、検査キット
第三章 ウイルスは人工的につくられたのか?
第四章 ウイルスは世界政府樹立への布石
第五章 コロナ制圧に「失敗した国」「成功した国」
第六章 なぜ日本は封じ込めに失敗したのか?
第七章 日本を「焼け野原」にした戦犯たち
第八章 日本を後進国にした虚飾のアベノミクス
第九章 ポストコロナで日本は国家破産
第一〇章 金融バブルの崩壊と第二次大恐慌
第一一章 できるのか「グッバイ・チャイナ!」
〈本書の特長〉
・コロナショックで判明した構造問題を国際取材経験豊かなジャーナリストが緊急分析!
・アフターコロナの世界経済、日本経済、社会のゆくえを大胆予測
・国際比較で解析! 危機対応に脆弱な日本の政治、官僚、専門家、社会システムのガラパゴスな構造と核心を指摘
〈著者プロフィール〉
山田順(やまだ・じゅん)
ジャーナリスト、作家。1952年、神奈川県横浜市に生まれる。立教大学文学部を卒業後、光文社に入社。光文社ペーパーバックス」を創刊し、編集長を歴任。2010年からフリーランスになり、国際政治・経済・ビジネスの分野で旺盛な取材・執筆活動を展開中。主な著書に、『出版大崩壊』『資産フライト』『円安亡国』(以上、文春新書)、『本当は怖いソーシャルメディア』(小学館新書)、『「中国の夢」は100年たっても実現しない』(PHP研究所)、『希望の地としての新興アジア』(実務教育出版)、『地方創生の罠』(イースト新書)、『永久属国論』『東京「近未来」年表』(以上、さくら舎)、『米中冷戦 中国必敗の結末 THE FATE OF THE U.S.-CHINA COLD WAR』(エムディエヌコーポレーション)などがある。
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この作品のレビュー
平均 3.5 (2件のレビュー)
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新型コロナウイルス感染拡大の下で様々な問題が起こっていることが再認識できた。各国のコロナへの対応方法は違っているが、共通していえるのは迅速な対応を施した国は感染拡大を早期に防ぐことができたことだろう。…他国と比較してみると日本政府の対応がいかに遅く、効果を伴わないものであったかがありありと分かる。街中でアベノマスクをつけている人を未だに見たことがない。10万円を給付されたからといって困窮した生活から抜け出せた人を聞いたことがない。本書でも言及されていたが日本は優れた国であるという妄想は崩れつつある。
ウイルスの発生源や発生原因について真相は永遠に闇の中なのだろうか。どうか、対等で公平な調査をしてほしいものだ。その国へ責任転嫁するというのではなく、発生原因を精密に調査することで未来でまたこのようなことがないよう予防に努めるためである。仮に人工的に、故意に作り出した殺人者がいるのならば、世界中から批判され、法的に裁かれるべきであるが。
日本はますますオンライン・インターネット等を取り入れた教育を施す必要があることを認識しただろう。マスクの販売状況をアプリを通じて逐一知らせたり、小学生がオンライン授業を滞りなく始められた国も少なくない。特に、これからの時代はオンライン上で仕事をしたり授業をしたりする機会が増加するはずなので、政府もカタチだけ推進するのでなくそろそろ本腰を入れるべきだろう。
仮に鎖国してその国だけ感染拡大が防げ、一時的に経済が回復しても、他国と交流できないのならばいずれ破綻するときがくる。よって、コロナは全世界で対応すべき問題であるということがよくわかった。世界の主導権を争っている場合ではなくて、全世界が一丸となり協力的に取り組まねば事態は終息しない。それはもっと小さな単位の私達にもいえることで、今は身勝手な行動は避けるべきであり、大切な自分や誰かを守る行動をとらなければならない。続きを読む投稿日:2020.07.14
コロナ対策について書いた一冊。
出版日が1年前と古いが、日本政府の海外と比べたコロナ対策の杜撰さはその通りだと感じた。投稿日:2021.10.18
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