便利な購入方法
-
-
岡っ引きの正蔵と安五郎が立て続けに刀を持った男に襲われた。男は「恨みをはらしてやる」と吐き捨てたといい、安五郎が供をしていた早苗を狙ったとも考えられる。早苗はかつて克次が仕えていた同心・中川庄二郎の娘。これまで関わった捕り物に恨みを抱く者の仕業か・・・・・・すると、八丁堀の中川家を窺う怪しき影までが現れた。克次は決心し、もう一度探索に加わることを願い出る。危ない真似をするのはこれきりにする――誓ったお京のためにも、ここで一切の禍根を断つ! 胸を打つシリーズ最終巻。
-
-
家請業を営む「大和屋」は、克次の優しさゆえか、商売の仕方が甘いと言われている。現に信頼して判をついた一家が夜逃げした。対処に追われる中、大和屋先代・藤右衛門から頼まれ事をする。かつて請け判をついて以来、親しくしてきた船宿の主人が首をくくったのだが、実は殺されたのではないか、それを調べてほしいと。とうに十手は返したが断り切れずに探索する克次、そして思い人のお京にまで命の危険が迫る! 人情家克次が悪を討つ、シリーズ第3弾!
-
-
江戸の町において幼い娘のかどわかしが頻発していた。家請人の克次が営む「大和屋」を訪ねてきた宿無しの兄妹、その妹お峰も行方不明となった。二度と十手は持たぬと固く心に決めていた克次であったが、その身の上を聞けばとても人ごとと思えず、同心・中山順之介に協力を請われるままに動き出す。粋な請人、男の中の男、克次の活躍が心躍らすシリーズ第2弾!
-
-
駆け落ちの男女など、訳あって、住む家が借りられない者のために、保証人となって判をついてやるのが家請人の仕事。相談にも乗り、暮らしのことで世話もする。岡っ引きをやめて深川でこの稼業をしている克次は、他の家請人が断るような案件でも引き受ける。この男がいなければ路頭に迷っていたはずの、江戸の貧困・困窮者を助ける庶民のヒーロー、家請人克次がかっこいい! 粋な町の男伊達、新装版で登場!
-
-
-