ライトノベル
魔弾の王と聖泉の双紋剣(カルンウェナン)
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ギネヴィア軍の先遣隊は、アルトリウスの軍勢の奇襲を受けて敗れ去った。敗走する兵たちを助けてまわっていたティグルとリムは、双紋剣と『猫の王』ケットの導きにより、古の時代に建てられた神殿にたどりつく。神殿に漂っていた力の残滓が二人に見せたものは、約三百年前の光景だった。アスヴァール島を統一せんと戦を重ねる若きアルトリウスの姿が、そこにあった。一方、先遣隊を破った円卓の騎士サーシャは、とある命令を受けて軍と別行動をとる。彼女でなければ解決できない怪事件が、アスヴァール島の片隅で起きていたのだ。戦場から遠く離れた地で、ティグルたちは戦いの行方を大きく変える出来事に遭遇する。
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黄泉返りし戦姫サーシャがティグルの前に立ちはだかる ティグルとリムはアスヴァールの王女ギネヴィアに助力し、三百年前から蘇った始祖アルトリウスと戦うことを決意する。そしてついにギネヴィア派と偽アルトリウス派の決戦の火蓋が切られた。 会戦でティグルたちの前に立ちはだかる敵将は、かつてのジスタートの戦姫、サーシャと呼ばれていた女性。 「僕は死んで、蘇った」神器を持つサーシャの圧倒的な剣技と体術に苦戦を強いられるティグルたち。彼らの苦境を救ったのは、あまりにも意外な人物だった。 「空間を渡るエザンディスの力か」円卓の騎士サーシャの言葉と共に、戦いは更なる次元に突入する!
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ライトメリッツ公国の戦姫・エレンの下で働く弓使いの青年・ティグルと、エレンの副官・リム。故あって二人はいま、ジスタートに突如攻め入ってきた敵国・アスヴァールの真っ只中で孤立していた。そこで二人は、アスヴァール王女ギネヴィアから、信じられない話を聞かされる。三百年も昔の人間であるはずのアスヴァール建国者・アルトリウスが突如として蘇り、瞬く間に国を掌握してしまったというのだ。ギネヴィアに協力することになった二人だったが、その前に、ティグルを上回る弓の力を持ち、そしてティグルのことを「今代の王」と呼ぶ謎の男が立ちはだかり――。異国の地で、ティグルとリムに恐るべき敵が迫る。
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