小説
源氏物語 A・ウェイリー版第1巻
シリーズ内の平均評価:
(11)
このヴィクトリアン・GENJIを読むまで私は源氏物語を理解していなかった!このまま漫画にしてみたい!(竹宮惠子)光り輝く美貌の皇子シャイニング・プリンス、ゲンジ。日本の誇る古典のなかの古典、源氏物語が英訳され、ふたたび現代語に訳し戻されたとき、男も女も夢中にさせる壮大なストーリーのすべてのキャラクターが輝きだした!胸を焦がす恋の喜び、愛ゆえの嫉妬、策謀渦巻く結婚、運命の無常。1000年のときを超えて通用する生き生きとした人物描写と、巧みなストーリーテリング。源氏物語のエッセンスをダイレクトに伝え・・・
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この「源氏物語」は一千年前に書かれた過去の作品ではなかった。一千年もの未来からやって来た未知の傑作だったのだ。(高橋源一郎)音楽的でくきやかな文体に酔いました。(小池昌代)『源氏物語』の面白さは「宇治十帖」にこそ潜んでいる。近代文学が我々の“The Tale of Genji”に辿り着き、「夢浮橋」を渡り終えるまで九百年かかったのである。(辻原登)都を離れた宇治に世を過ごす姉妹アゲマキとコゼリ。ゲンジの息子カオルと孫ニオウは幼なじみだが、ともに姉妹に惹かれ、恋い焦がれるライヴァルだった。恋するアゲマキが亡くなり、思いのゆくえを失ったカオルの前に、生き写しとしか思えない女性ウキフネが現われる。カオルはアゲマキの影を追い、ニオウはコゼリがありながらウキフネに言い寄る。二人のあいだで揺れ、思い詰めるウキフネ。光り輝くプリンス・ゲンジがこの世を去ったのち、とどまらぬ時の流れが引き寄せた物語は切ないクライマックスへと向かう──。時代を超え、文化を超えて読者を魅了し続けてきた世界文学の傑作・源氏物語。アーサー・ウェイリーの名訳で新たによみがえった物語がいよいよ完結。切なさと感動の第4巻。ゲンジの、ユウギリの、トウノチュウジョウの、ムラサキの、ロクジョウの、アカシの、数多の人物が織りなす情熱と運命の物語がついに幕を下ろします。「宇治十帖」後半を収録。和歌一覧に加え、特別付録も収めます。
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別の光と陰に彩られて表情を一変させた「源氏物語」。どういう訳か、とてもわかりやすく、すらすら読めました。驚きました。(町田康)アジアでもなければヨーロッパでもない。これぞ「世界文学」の誕生(島内景二)シャイニング・プリンス・ゲンジの四十を祝う盛大な儀式が開かれた頃、時代はゆっくりと移り変わりはじめる。エンペラーは代替わりし、若き新人プリンセスが宮中に上がり、恋の物語は子や孫の世代に引きつがれる。病に伏す者、世を去る者、残される者。絶頂から孤独へ、歓喜から悲嘆へ。やがてゲンジその人も旅立つときがくる――。刊行されるや否や、源氏物語がたちまち世界的古典文学として知られるきっかけとなったアーサー・ウェイリー版源氏物語。その名訳が伝えたのはいつの時代も変わらぬ私たちの、出会いと別れ、運命の切なさだった。大好評のウェイリー版源氏物語、第3巻いよいよ刊行!源氏物語が世界文学ではあるとはどういうことか。谷崎源氏との対比で島内景二さんがエッセイを寄稿してくださいました。和歌表記監修:藤井貞和
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徹夜で読了しました(瀬戸内寂聴)まるで「ベルばら」の王朝ロマン(斎藤美奈子)明石の地に流されていたシャイニング・プリンス、ゲンジの運命は一転!我が子をエンペラーに昇らせ、恋人たちを建てたばかりの新御殿に住まわせ、我が世の春を謳歌する!100年前、ヨーロッパ中を夢中にさせたアーサー・ウェイリーの名訳を、再び現代語に訳し戻したとき、蘇ったのは、恋に生き、愛に涙する女性たち、運命の変転と格闘する男性たちの生々しいまでのドラマだった。大好評、話題のウェイリー版源氏物語、第2巻刊行!巻末に瀬戸内寂聴さんのエッセイを収録。現代語訳全10巻に人生をかけて取り組んだときから遠い昔、女学生時代の寂聴さんの、ウェイリー版源氏物語とのエピソードを明かしてくださいました。和歌表記監修:藤井貞和
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このヴィクトリアン・GENJIを読むまで私は源氏物語を理解していなかった!このまま漫画にしてみたい!(竹宮惠子)光り輝く美貌の皇子シャイニング・プリンス、ゲンジ。日本の誇る古典のなかの古典、源氏物語が英訳され、ふたたび現代語に訳し戻されたとき、男も女も夢中にさせる壮大なストーリーのすべてのキャラクターが輝きだした!胸を焦がす恋の喜び、愛ゆえの嫉妬、策謀渦巻く結婚、運命の無常。1000年のときを超えて通用する生き生きとした人物描写と、巧みなストーリーテリング。源氏物語のエッセンスをダイレクトに伝える、こころを揺さぶられる決定版!こんなにも笑えて泣けて、感動する物語だった!
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