この作品のレビュー
平均 3.3 (4件のレビュー)
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このレビューはネタバレを含みます
これからの情報の取り扱い方のメインとなる情報銀行の考え方について国内外の動向やユースケースを踏まえて説明していた。
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情報銀行は平たく言ってしまえば、データの共有の範囲を個人情報まで広げるにあたって銀行のしくみを用いることで安全に、かつできるだけ利益を得ることができるようにする仕組みである。
これまでに色々な問題が発生してきたトピックではあるがこれからの効率的な社会、また持続可能な社会にとっては必要不可欠であると個人的に感じた。投稿日:2021.08.03
情報銀行について勉強しようと思い書店で手に取りました。結論から言えばタイトル「情報銀行のすべて」が書かれているとは思えず、また余計な具材が盛り込まれているという印象を受けました。1章ではパーソナルデー…タをどう扱うべきかの世界的な潮流のなかで、情報銀行というスキームが日本で登場した、ということでイントロダクションとしては良いかと思いました。2章では日本におけるパーソナルデータ流通・活用の状況ということで、政府の方針や情報銀行に参入した企業の事例などが紹介されていますが、書かれている内容は、それこそ政府や各社HPに記載されていることなので、この程度であれば無料で情報を得られるのだが・・・と正直感じました。
ただここまでは情報銀行について語っているという意味で問題はないのですが、3章になると主要先進国のパーソナルデータの取り扱いの話になっていきます。このあたりからちょっと待てよ、という気になるわけですが、私は情報銀行についての萌芽事例だけでなく、情報銀行のビジネスモデルの多様性(これは2章で少しは触れられています)、ビジネスとして成り立つのかのフィージビリティ、情報銀行としてのデータの値付け(データ提供者への対価とデータ利用者への課金)などはどう考えればいいのか等々を深堀してほしいと思うわけです。そもそも情報銀行とは間接金融的にデータを運用してくれるサービスなのに対して、3章で紹介されている欧州等の事例は直接金融的なスキームです。100歩譲って直接金融的なスキームから情報銀行に対する示唆が出てくればいいのですが、そのあたりは明示されていませんでした。
また4章ではパーソナルデータの未来像ということで、近未来の生活者像がフィクション的に描かれていますが、「情報銀行」のビジネスモデルに必ずしも関係するものではありません。グーグルやフェイスブックがここに書かれているようなサービスを提供してもいいわけです(つまり情報銀行モデルではなく広告収入モデルとして)。そして5章で再び「情報銀行ビジネス登場」となりますが、流れ的には3章にすべきでしょう。ここでようやくパーソナルデータの売買ではなく融資という概念のほうが今後は浸透していくのではないか、というオピニオンが登場します。ただ5章に書かれているような「情報銀行ビジネスは急速に進化する」という意見については確信が持てませんでした。最大の理由は「ビジネスとして成り立つのか?儲かるのか?」という疑問が払しょくできなかったからです。続きを読む投稿日:2023.05.04
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