「ホンネ」を引き出す質問力
堀公俊(著)
/PHP新書
作品情報
本当のホンネを見つけるのは難しい。同じ質問をされても、質問する相手や問われる状況、時と場合によって感じ方が違い、答えが変わる。自分でも何がホンネかわからないほど。だから、他人にホンネを訊いても、なかなか本当のところがわからない。けれども、互いのホンネがわからないことには、組織や集団はうまく機能しない。相互理解が進まず、課題の共有もできない。「訊けない上司」と「いえない部下」がチームづくりを阻害するのは、どの会社でもあることだ。「言いたいことがあるなら言いなさい」と言われても、部下はホンネを言えないもの。言ったら上司に怒られる、ということさえある。酒の席でも、言いたいことを言うのは上司ばかり。それでは上司と部下の相互理解にはほど遠い。本書では、ファシリテーションの第一人者が、互いの理解を深め、人と人との絆を強くするための、ホンネを引き出すテクニックを、具体的かつ実践的に解説する。
もっとみる
商品情報
- シリーズ
- 「ホンネ」を引き出す質問力
- 著者
- 堀公俊
- 出版社
- PHP研究所
- 掲載誌・レーベル
- PHP新書
- 書籍発売日
- 2009.09.15
- Reader Store発売日
- 2019.10.04
- ファイルサイズ
- 5.5MB
- ページ数
- 240ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 4.2 (6件のレビュー)
-
◆結論 ~ 星の数 ~
★★★★:自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい(20%)
◆感想文 ~ 読む前、読んだ後 ~
◇読む前の感想
ファシリテーションについて勉強中であり、堀公俊さん…(以下、著者)の本は一通り読んでおきたいなぁ・・・という活動の一環で読もうと思いました。
◇読んだ後の感想
今まで読んだ著者の本の中では、一番面白かったです!
・・・というか、過去読んだ著者の本の内、面白いと言う印象の本は無い・・・。(汗)
しかし、冷静になって考えてみたら、過去私が読んだ本はほとんどがテキストであったため、重視すべき品質が違う・・・のでしょうね、きっと。
新書であるため、そのことについて冒頭で裏付けの無いことを書くかもという断りを入れつつ、話が展開されます。
その断りの通り、著者のプロファシリテータとしての事例が豊富です。
秀逸なのは、これなんです!
これらの事例はどれもこれも、綺麗事では済まない生々しい物語が綴られており、大変興味深い内容でした。
特に「夫婦喧嘩編」、「自ら家庭内でリーダーズインテグレーション編」、「娘の進路相談編」は、強く印象に残りました。
以下、特に良かった点、気になった点を箇条書きでピックアップします。(P数字はページ)
■「相互規制がホンネの邪魔をしている」(P35)
→ 相互規制≒自己規制の悪循環のこと
■「ヒーロー・インタビュー」(P76)
→ 鉄板アイスブレークらしい。(パーソナル・ヒストリーとの違いは不明。)
■「語りたい人が語る。」(P80)
→ ホンネを出す上で効果的だったグランドルールの例。まあ、確かに、僅かでも強制があると、逆効果になるのは当然・・・と言われれば当然なのだが・・・。ううーむ・・・。
■「パーソナル・ヒストリーを語らせる」(P85)
→ 鉄板アイスブレークらしい。(ヒーロー・インタビューとの違いは不明。)
■「逆にいえば、相手の反応が読めない人は、いくら質問力を鍛えても、残念ながらうまくいかないということです。」(P122)
→ 納得。観察眼は超重要。
■「数の力でホンネを引き出す」(P124)
→ 自分を紹介する項目を50~100ぐらい書かせるエクササイズ。これやったら相当な自己開示になる。相手との同意の上(←当然だが)やってみて、実際に効果を確かめてみたい。
■「言葉以外の表現を使う」(P126)
→ 要は、ネガティブな意見は集めにくいが、集めるための実践事例。(例、「すっきりしたか、もやもやしたか、どちらかに手を挙げてください。」←手を挙げさせることも表現の一つ。)
(参考:評価基準)
★★★★★:座右の書である、または、座右の書とすべきである(10%)
★★★★:自分の知り合い、友人、家族全員が読んで欲しい(20%)
★★★:「費用と時間」をかけても読んで欲しい、「内容」が非常に良い(30%)
★★:暇な時間で読めば良い(20%)
★:読んでも良いが強く薦めない、他にもっと良い本がある(20%)続きを読む投稿日:2013.05.01
ホンネを引き出すための質問手法や環境設定をわかりやすく解説。ホンネをうまく引き出したり、語れるようになることで、集団の力を向上したり、対立を解決できるようになることも示してくれています。夫婦間や会社で…喧嘩している場合には、ぜひ一度読んでみてほしい本です。続きを読む
投稿日:2013.02.23
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。