朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作
江崎道朗(著)
/PHP新書
作品情報
日本人の多くは、朝鮮戦争に関してわが国は傍観者だったと思っている。だが、実は当時の日本国内には共産革命の司令塔・極東コミンフォルムによる「武装闘争」指令が下っていた。わが国は戦争と革命の波に巻き込まれていたのだ。GHQ、トルーマン、スターリン、毛沢東らは日本とアジアをどのように改造しようとしたのか。朝鮮戦争はいかにして起こり、日本は紛争に巻き込まれたのか。知られざる日本・台湾の「侵略」工作とともに、敗戦後から朝鮮戦争に至る空白の戦後史が遂に正体を現す。 ●敗戦後の日本を襲った「敗戦革命」 ●野坂参三の「平和革命」工作 ●日本共産党と朝鮮労働党の共謀 ●革命の司令塔・極東コミンフォルム ●中国共産党に操られたトルーマン民主党政権 ●台湾を守れ――根本博と「白団」の活躍 ●原爆開発と朝鮮戦争への道 ●朝鮮戦争をめぐる中ソの思惑と対立 ●日本共産党の武装闘争 ●北海道侵略の危機 ●左右の全体主義と戦った日本社会党
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商品情報
- シリーズ
- 朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作
- 著者
- 江崎道朗
- 出版社
- PHP研究所
- 掲載誌・レーベル
- PHP新書
- 書籍発売日
- 2019.08.09
- Reader Store発売日
- 2019.08.10
- ファイルサイズ
- 2.7MB
- ページ数
- 384ページ
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この作品のレビュー
平均 4.5 (11件のレビュー)
-
タイトルはIF物ではなく昭和22年から27年までの
ソ連を中心とした活動を最新研究成果から列記した
≪極東コミンフォルム(国際共産主義運動司令塔)≫
(1)22.9中国共産党・日本共産党・朝鮮労働党
…※北海道国際連絡局(千島経由モスクワ連絡ルート)
(2)22年、2.1ゼネスト(すわ、人民政府誕生?)
※日本共産党の敗戦革命工作(1.31GHQ停止命令)
(1.6日共声明「民主人民政府樹立のために…」)
(3)23.2南朝鮮労働党(共産党系)反米ゼネスト
※4.3済州島大暴動、10.19韓国第十四連隊反乱
(4)23年、在日朝鮮人暴動(共産党と神戸・大阪)
※日本共産党指令71号(占領期初占領軍非常事態宣言)
≪革命戦士の養成≫
(5)21.12シベリア抑留者(共産革命戦士)帰還
※ラストボロフ事件(志位委員長伯父他工作員36人)
(6)29.4日本共産党中央党学校(馬列学校)
※33.3革命教育修了者1500人の活動家日本帰国
(34~35六十年安保闘争における簡体字ゲバ文字)
≪ソ連「朝鮮戦争と台湾侵攻」≫
(7)24.8許吉松(コミンフォルム工作員)
※100人規模北朝鮮スパイ網(在日朝鮮人連盟解散)
(8)25.1スターリン日本共産党の平和革命論批判
※日本共産党への武力(暴力)革命指示
※金日成がスターリンへ韓国武力攻撃の許可を要望
(9)南朝鮮への武器輸出反対デモ(韓国侵略準備)
※GHQ察知し25.6レッドパージ(野坂ら地下潜行)
・・・日本が日本でいられたのは偶然だな(´・ω・`)続きを読む投稿日:2023.01.27
日本侵攻の橋頭堡として朝鮮半島の共産化を目論むスターリンは金日成の南進を許可する反面、毛沢東の台湾侵攻に反対する。
投稿日:2021.08.22
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