小説
リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音
シリーズ内の平均評価:
(18)
騎士が隊を組み、互いの兜につけられた命石を砕いて勝敗を競う――<戦争>にかわり<戦闘競技会>が、国々の命運を決するようになり三百年。優秀な騎士を輩出する村に生まれながら、周りの少女たちのように剣を扱えないニナは、「出来そこない」と揶揄されてきた。だが、ニナが出場した地方協議会を見たというリヒトに弓の才能を見出され、騎士団へ勧誘されて・・・!?
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シレジア国の新たな王を選ぶための代理競技は、無事に幼王マルセル側の勝利で終わり、平和が訪れるはずだった。だが、王冠は何者かに奪われ、立会人を務めた“ラントフリート王子”の行方もわからない。このままでは新たな争いが起き、傷つく人間が生まれてしまう。ニナは血の付いたリヒトの衣服が発見されたことで取り乱してしまったが、騎士として、恋人として何ができるかを考え始める。一体、この国でなにが起きているのか? 代理競技や街で出会った赤金色の髪の青年は一体誰なのか? 女宰相パウラが不気味な動きを見せる中、ニナのひとりぼっちの戦いが始まる。リヒトの過去と現在が交錯する異国の地で辿りつく真実とは? 大人気シリーズ、ついにフィナーレ!
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火の島杯の惨劇から早三ヶ月――。各国の王族を救う道を選んだリヒトは“勇敢な王子”としての任務が増えた。が、兄宰相はリヒトが以前から望んでいる王籍離脱の返答を保留し、代わりに青い小さな指輪を差し出した。そんな折、シレジア国王逝去に伴う新王選定のための代理競技が行われることになり、リヒトは立会人を務めることになる。ニナも哨戒役に選ばれてリヒトとともに出立した。シレジア国の貧民街は、かつてリヒトが母親と暮らした場所。思い出と因縁が交錯するシレジア国の王冠がかかった協議会の直前、遺児側の代騎士団が宿舎の船ごと消えた! 王冠のかかった競技会が不戦勝になれば得をするのは王兄側。そこでリヒトは遺児側の代理を条件付で受けてニナとともに戦うことに・・・・・・。
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島全土から国家騎士団が集い覇を競う競技会「火の島杯」へ参加するため、国家連合の本拠地に集まったニナたち。キントハイト国のイザークや、マルモア国の女騎士たちとの再会を喜んだのも束の間、競技会の異変に気づいた時には遅かった・・・。多発する事故、増える怪我人。相手の作戦を知っていたとしか思えない試合運びをする国の存在。そして、南方地域で出会った不思議な少女騎士<メル>との、衝撃的な再会。互いの兜に戴いた“命石”を割り、その数で勝敗を定める戦闘競技会の制度が始まり、およそ三百年。戦争に代わる、平和的な紛争解決手段とされてきた制度の「矛盾」を利用した大いなる陰謀が、ついにニナにも牙を向く――!
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<戦争>にかわり<戦闘競技会>が、国々の命運を決するようになり三百年。ガルム国でリーリエ国とシュバイン国の裁定競技会が行われたあと、ニナは幽閉されているはずの因縁の騎士ガウェインに拉致され、異形と忌まれた彼の心を垣間見るも彼は亡くなる。しかし、ガウェインの遺品を大事に持っていたせいでニナは恋人のリヒトとすれ違ってしまう。そんな中、女騎士である王女ベアトリスに誘われ、彼女と二人、私的な競技会が盛んに催されている南方地域へ赴くことに・・・?
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<戦争>にかわり<戦闘競技会>が、国々の命運を決するようになり三百年。「出来そこない」ながら弓の才能を見出され、リーリエ国騎士団員となったニナは、年末休暇で束の間の平穏を味わっていた。が、国境を接するシュバイン国との間に問題が起き、因縁のガルム国で裁定協議会が行われる。それ自体はなんとか終わったものの、その後、ニナは何者かに攫われ・・・!?
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<戦争>にかわり<戦闘競技会>が、国々の命運を決するようになり三百年。「出来そこない」のニナは弓の才能を見出され、リーリエ国騎士団の団員となった。年に一度の祭典・西方地域杯で、ニナは怪我の後遺症に苦しむ女騎士と出会う。そんな中で迎えた初戦、リヒトは勝負を捨ててニナを守る。守られるばかりでなく、騎士として対等になりたいと悩むニナだが・・・?
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騎士が隊を組み、互いの兜につけられた命石を砕いて勝敗を競う――<戦争>にかわり<戦闘競技会>が、国々の命運を決するようになり三百年。優秀な騎士を輩出する村に生まれながら、周りの少女たちのように剣を扱えないニナは、「出来そこない」と揶揄されてきた。だが、ニナが出場した地方協議会を見たというリヒトに弓の才能を見出され、騎士団へ勧誘されて・・・!?
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