産業プロデュースで未来を創る
三宅孝之(著)
,遠山みず穂(著)
/日経BP
作品情報
「未来」設計がビジネスチャンスを切り拓く社会課題から読み解く事業創造のポイント「社会課題を解決するソリューション提供が大きなビジネスになる」。多くの企業が、そのことに気づき始めています。ただ、社会課題の解決と言っても、どの課題を解決するか、どのように解決すればよいか、見つけることは簡単ではありません。実際に検討してみても、「社会課題から検討しているつもりが、いつのまにか自社の強みから考える思考方法に戻っていた」「慈善事業なら出てくるが、ビジネスにはなりそうにない」「ビジネスアイデアはできたけれど自社のポジションがなかった」といった結果になってしまうケースが少なくありません。ポイントは、ある社会課題を解決する「妄想」から、それをビジネスとして展開していく「構想」に落とし込んでいくこと。これが「産業プロデュース」の考え方です。社会課題の解決策となるコンセプトを作る主役は、あくまでも企業です。社会課題に対峙し、どこまでもビジネスの発想で課題を切り取って解決策を考え抜くこと。そこに、産業プロデュースの本質があります。もちろん、政府による政策が必要な場合はあります。ただ、“企業が主体となって政府をパートナーとして巻き込む”というスタイルの方が、よりサステナブル(持続可能)で、よりインパクトの強い社会設計につながります。本書の目的は、この産業プロデュースのプロセスを紹介、解説することです。数千億円クラスの大きなビジネス創造をいくつも手掛けてきたドリームインキュベータが、これから実際に手掛けていこうと考えているビジネスを例に挙げながら、妄想を切り出すコツを指南します。
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この作品のレビュー
平均 5.0 (3件のレビュー)
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20200212
ビジネスプロデュースから産業プロデュースまでエッセンスを説明し、日本が抱える最重要課題へのアプローチを検討した本作。
ビジネスプロデュースは以下の5つのステップで、産業プロデュースは…3つのステップである。
特に産業プロデュースの切り口を考える際に経済均衡点を変える考え方は非常に参考になると思った。高齢化や認知症社会の問題は多方面で矛盾を抱える政策になりやすく、何が1番良い均衡点となるのか、さまざまな視点から考えられるよう日々思考を巡らすようにしたい。
//MEMO//
最新のビジネスプロデュースの議論から、未来を作る産業を俯瞰したい。
これまで学んだ構想→戦略→連携→ルール作り→実行の流れを意識しながら、どのような事業が育っているのかという、ケーススタディとして本書を読みたい。
LED市場: 境界線を動かす
健康寿命産業: 主語を変える
認知症社会: 評価軸を変える
産業プロデュース
①切り口を決める
②深掘りする
③妄想する
経済均衡点を変える
①境界線を動かす
②主語を変える
③評価軸を変える続きを読む投稿日:2020.08.13
このレビューはネタバレを含みます
ドリームインキュベーター三宅氏の新産業プロデュース第三弾
レビューの続きを読む
・事業創造ができない要因はWHAT不足とHOW不足。
HOWは社会課題から構想を描き、自社の戦略をたてる。じつげんのために仲間づくりし、ル…ールをつくって、実行していくべきというもの
・社会課題の本質は何か。
☆産業プロデュース 切り口を決める・深掘りする・妄想する
・テーマを洗い出す(さまざまな観点から社会課題設定)
→優先順位を考える(課題大きさ、顕在化の時間軸)
→自社ビジネス設計(付加価値、ポジショニング設計)
息切れしてしまうことが大半
・社会課題を切り取るコツは経済均衡点の変え方につながる
境界線を動かす ハードル下げ、目標点下げ
主語を変える アクション主体を変更する
評価軸を変える 課題を捉え直し、取り組む姿勢を根本変更する
・生活を設計する場合、境界線を動かすより主語を変える方が望ましい。
☆高齢者コミュニティの事業機会
高齢者にもっと消費してもらう
→高齢者を動かし消費関係、消費継続支援
高齢者を束ねて広告宣伝アプローチ
高齢者から得られる情報などを他に売る
→データが溜まり、消費健康情報ビッグデータ
生産活動をする就労促進
高齢者が健康になることでメリットになる人からお金をもらう
→健康になり自治体サービス(削減介護費用還元)
・社会と産業を設計する際に備えておくべきこと
ニーズは顕在化しているか。顕在化させるにはどうすれば良いか
産業を受け入れる社会的なムードは出来ているか。良いイメージで受け入れられているか。どうすれば雰囲気を変えられるか
企業が動くための社会システムは整っているか。撤廃すべき規制はないか。
後押しするためにどのようなスキームが必要か
・豊かさ、まち、こころという今後の社会課題続きを読む投稿日:2022.06.04
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