あるところに、やまびこむらという、小さな村がありました。その村のまんなかにあるかっぱいけに、はなかっぱくんが家族といっしょに住んでいます。はなかっぱくんの頭には、お皿のかわりに、きれいなお花が咲いています。やまびこむらは、緑がいっぱい。だから、空気もとってもきれいです。おじいちゃんは、頭に咲いた“はすの花”で、水がきれいかどうかがわかります。おばあちゃんは、かすみそうで、100日先の天気が、わかります。お父さんは、ひまわりの種をまきます。お母さんは、たんぽぽのわたげを風に乗せてとばします。はなか・・・
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はなかっぱと、ももかっぱの頭には子どものころにさく『とりあえずの花』がさいています。『どんなおとなになりたいか』をきめたとき一生頭にさかせる花もきめるのです。さあ、ふたりは、どんな花をさかせるのかな?
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毎日小学生新聞に連載していたものに、新たに加筆して物語が完成!はなかっぱとおじいちゃんが、ある日道にまよってたどりついたのは、「ひのかっぱ族」の村だった。「はなかっぱとゆうきだるま」も収録。
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ある日、はなかっぱは、自分とそっくりな男の子に出あいました。その子は『はねかっぱのはねろう』と名のりました。はねろうの頭に花はなく、背中には羽が生えています。ある日、はねかっぱの村にピンチが! はたして、はなかっぱとはねろうは、ぶじに村をすくうことができるのでしょうか・・・。
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はなかっぱたちがくらす山びこ村は、世界一きれいなしぜんにかこまれています。そのしぜんでお金もうけをたくらんでいるのが、ポークシティにくらしているエゴロウ。はたして、山びこむらのしぜんは、エゴロウにとられてしまうのでしょうか―。
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はなかっぱくんが住んでいるやまびこむらは、緑がいっぱい。水も、空気もとってもきれいです。でも、やまの向こうの大きな街は、ぜんぜん違います。家もビルもいっぱい。きれいな水は、ちょっとだけ。きれいな空気も、ちょっとだけ。そんな街から、かいじゅうグチャットンがうまれました!グチャットンは、大きな声をあげながら、やまびこむらへやってきました。グチャットンは、きれいな水がほしくて、苦しんでいるのです。そのとき、はなかっぱくんの頭に、ユリの花が咲きました。ユリの香りにさそわれて、グチャットンがはなかっぱくんに近づいてきます。そこで、はなかっぱくんは、かっぱいけのきれいな水を、グチャットンに飲ませてあげました。すると、グチャットンはみるみるうちに小さくなり、かわいいかいじゅうになったのです。よかったね、グチャットン。
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あたまに、“とりあえずのはな”が咲いている、はなかっぱくん。はなかっぱくんが一生咲かせる花を何にするか考えるため、はなかっぱくんとおじいちゃんは、世界中の花を見てまわる冒険にでました。船に乗って海をわたり、山をのぼり、はなかっぱくんとおじいちゃんは、見たことのない、ふとんみたいに大きな花や、光る花、踊る花など、たくさんの花を見てまわりました。二人は、へとへとになって冒険から帰ってきます。そのとき、目にした花とは――。はなかっぱくんが咲かせる花は、見つかったのでしょうか?
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あるところに、やまびこむらという、小さな村がありました。その村のまんなかにあるかっぱいけに、はなかっぱくんが家族といっしょに住んでいます。はなかっぱくんの頭には、お皿のかわりに、きれいなお花が咲いています。やまびこむらは、緑がいっぱい。だから、空気もとってもきれいです。おじいちゃんは、頭に咲いた“はすの花”で、水がきれいかどうかがわかります。おばあちゃんは、かすみそうで、100日先の天気が、わかります。お父さんは、ひまわりの種をまきます。お母さんは、たんぽぽのわたげを風に乗せてとばします。はなかっぱくんのお花は、まだ決まっていません。はなかっぱくんが大きくなって、なりたい自分になったとき、はじめて咲かすことができるのです。はなかっぱくんは、どんな花を咲かすのかな? 楽しみだね。
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