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ISMシリーズ:進化する統計数理
シリーズ内の平均評価:
(4)
マルチンゲール理論は、計量経済や臨床統計において実用化されているさまざまな手法の基礎を与える数学的理論である。本書は、そのような現場に立たれている方々に、同理論にもとづく統計解析を、厳密さを損なうことなく平易に解説した初の和書である。これから数理統計学の研究者を目指す学部上級~大学院生や、まだ同理論に精通していない研究者の方々が本格的研究を始めるにあたっての基礎作りをするための好個な1冊である。
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マルチンゲール理論は、計量経済や臨床統計において実用化されているさまざまな手法の基礎を与える数学的理論である。本書は、そのような現場に立たれている方々に、同理論にもとづく統計解析を、厳密さを損なうことなく平易に解説した初の和書である。これから数理統計学の研究者を目指す学部上級~大学院生や、まだ同理論に精通していない研究者の方々が本格的研究を始めるにあたっての基礎作りをするための好個な1冊である。
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著者が実際の現場で集めたフィールドデータを材料にして、現場視点と統計モデリング視点とで複眼的に考察し、素直にデータを見ることによってフィールドワークだけでは得られない発見を得ることが出来ることを詳説している。数理を得意としないフィールドワーカーと、フィールド経験が少なくフィールドデータに馴染みの薄い数理系の読者を対象に、赤池情報量規準AICとそれを用いたモデル評価という統計数学についての異色の入門書である。
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統計科学は、法廷の言語となる!! 法廷における裁判は、科学的根拠に基づいて展開していく。科学的根拠の多くは統計的背景を持っているが、法廷に係わる人が統計科学に詳しいとは限らない。現状はむしろ逆の場合が多いであろう。そこで本書は、初学者を中心に、法廷での例を参考にして、その正しい理解と実用性を具体的に解き明かす。法曹関係者はもちろん、広く意志決定・討論などの手法に関心の深い読者には必携の書である。
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統計ソフトJMPを用いた、技術開発・製品開発のための統計解析入門書。主な内容は基礎統計、回帰分析、統計的品質管理、実験計画法および品質工学(ロバストパラメータ設計)、タイル製造実験やホットケーキミックスの設計、塗装不良など、技術開発や製品開発におけるシンプルな事例を「雛形」として例示し、「問題発見・解決のためのプロセスの習得」を目的としている。
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極値統計学とは、豪雨、強風などの極端な自然現象や、ファイナンスなどでリスク評価のために応用される統計手法である。一般に統計学では母集団の中心に対する推測を行う。しかし極値統計学は、極端な現象、すなわち、母集団分布の端(裾)に対する推測を行う。そこには、上述したような極端な現象が存在し、リスク対応やピークの世界―自然災害、ファイナンス、保険、情報通信、生物学、スポーツ-で求められ、活用されている。本書は導入から書かれており、また、演習問題はRを活用して、具体的に理解出来るよう工夫してある。極値統計学を学ぼうとする学生や実務家には、必携の書である。
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外れ値に強い統計!日本有数の統計研究機関である、統計数理研究所のシリーズ第6巻。本書は、これまでは無視されることが多かった外れ値に対する統計手法を解説する本格的な書である。具体的には、M推定、線形回帰モデル、多変量解析、ロバスト検定など、ロバスト統計で王道とされる各手法を紹介する。統計の研究者はもちろん、統計を駆使する実務家も必読の書。
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本書は統計モデルの発想、練り上げ、検証、改良にかかわる「統計モデリング」の過程を理解し、扱えるようになることを目的する。第1章では基礎論としてデータの関係を統計モデルの形で記述する方法を解説し、第2〜4章では時系列解析(過去と将来のデータの因果関係)、空間統計学(測定した位置とそれ以外の位置との関係性)、医療統計(診断における統計的検定の使い方)の分野における統計モデリングの具体例を詳述する。【目次】1. 統計モデリング2. 時系列モデリング3. 空間配置の統計とその周辺4. 医学データの解析
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