井上ひさしが中心となって編集し、劇団こまつ座の公演紹介も兼ねた雑誌『the座』。入手困難な創刊号から順次、電子書籍で復刻!作家・井上ひさしが、演劇と雑誌を通して文化活動を表現しようと立ち上げたのが、劇団こまつ座と雑誌『the座』である。自身の戯曲を公演する劇団の記念すべき第1回公演『頭痛肩こり樋口一葉』を、この創刊号で特集している。<主な内容>■樋口一葉に聞く/聞き手=井上ひさし ■特集◎樋口一葉/父にすてられたわたしは落葉=松坂俊夫、一葉の恋心にふりつもる雪の日=前田愛、一葉の文体=原子朗、女・・・
便利な購入方法
-
-
樋口一葉を描いた人気戯曲の四演に際し、一葉のあれこれをめぐって話題百出!
昭和59(1984)年の初演以来、再演を重ねる人気演目『頭痛肩こり樋口一葉』。本書は、文章を中心とした読みごたえのある一冊。一葉の私生活から、作品の文体までを掘り下げてゆく。木村光一、井上ひさしが、天久美智子、安奈淳ら女優6人を迎えた座談会では、この芝居について、役について語り合う。
<主な内容>■ご挨拶=井上都 ■特集◎樋口一葉の文体=井上ひさし 対談/前田愛×井上ひさし インタビュー/青木正美 全記録 ■座談会/天久美智子、安奈淳、大塚道子、大橋芳枝、日下由美、三浦リカ、木村光一、井上ひさし ■インタビュー/宇野誠一郎、高田一郎、服部基、深川定次、岸井克己、小森安雄ほか ■楽譜・ぼんぼん盆の十六日に ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
-
吉良上野介側から見た忠臣蔵劇にちなみ、江戸時代の武士の心情や行状を日記や資料から紐解いていく!
忠臣蔵の赤穂浪士が討ち入った吉良邸で、上野介と従者が隠れていた物置での2時間を描いた『イヌの仇討』。この公演にちなみ、江戸時代の武士(さむらい)たちを特集する。博物学者・ケンペルが見た大名行列、下級武士の日記、武士の妻の悲哀など盛り沢山のエピソードを紹介している。この公演のカラーパンフレットも収録。また、井上ひさしの蔵書を収めた、山形にある遅筆堂文庫で開催された農業講座の内容も報告する。
<主な内容>■上野介『独白』=井上ひさし ■特集◎武士たちの旅路 外国人が見た江戸時代の「旅路」、ある語り部の「赤穂義士實談」、インタビュー/氏家幹人 ほか■人びと劇場/江波杏子、すまけい、蔵一彦、小野武彦、丸岡奨詞、中西良太、段田安則、矢代朝子、山下智子、菅井きん、木村光一ほか ■報告 遅筆堂文庫生活者大学校・農業講座 ■気鋭の演出家のロンドン日誌/栗山民也 ■連載・夢まぼろし女剣劇(12)=森秀男 ■インタビュー/謝珠栄 ■エッセイ/井上都 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
-
演劇とは切っても切れない「劇場」の考察と、名作絵本を会心の作に仕上げた戯曲を一挙掲載!
今号は二大特集で、「世界の劇場」と舞台『十一ぴきのネコ』をクローズアップする。
世界の劇場支配人に送った質問状(設計者、収容人数、最近の上演作など)から、今回はフランスの劇場の回答を掲載。また、演劇界の海外留学経験者に各国の劇場事情を訊く。
出色は、井上ひさしの戯曲『十一ぴきのネコ』を一挙公開。馬場のぼる原作の絵本を井上流に脚色した作品で、何度か書き替えられた決定版となる。
<主な内容>■特集◎世界の劇場序論 ■前口上=井上ひさし ■座談会/大笹吉雄、扇田昭彦、山口昌男、渡辺保、井上ひさし ■世界の劇場支配人に聞く 第1回・フランス ■世界の劇場チケット・チラシ・パンフレット ■世界の「劇場」を語る ■新宿・紀伊國屋ホール物語 ■紀伊國屋演劇賞と私/米倉斉加年、名古屋章、市原悦子、田中邦衛ほか ■特集◎人がいる ネコになる ■戯曲=井上やすし ●人びと劇場/嵯峨周平、たかお鷹、高山春夫、宮川雅彦、坂元貞美ほか ■連載・夢まぼろし女剣劇(13)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ■報告 遅筆堂文庫生活者大学校・宮澤賢治の世界 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
-
人間失格ならぬ“合格”の舞台から太宰治を大特集。安吾、作之助との貴重な鼎談に、井伏鱒二が思い出を語る!
太宰治の代表作、人間失格をもじった評伝劇『人間合格』。彼の38年の短い生涯を追う。戦後間もない昭和21年、太宰、坂口安吾、織田作之助の3人が揃い、女性の好みなどをざっくばらんに語り合う。太宰の「文學が解らぬ。女が解らぬ」の言葉が印象的。また、井伏鱒二が舎弟であった太宰を語り、研究者たちが各自考察した持論を説く。ほか、演出家の仕事、前号に続き世界の劇場支配人に聞くなど充実した企画満載。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■特集◎太宰治 特別対談/井伏鱒二VS長部日出雄 金木 津島家の人びと 幼年時代ほか ■特別再録 座談会/太宰治、坂口安吾、織田作之助 ■インタビュー/相馬正一 ●人びと劇場/風間杜夫、すまけい、辻萬長、原康義、中村たつ、岡本麗、鵜山仁、宇野誠一郎、石井強司ほか ■演出家の仕事 批評の眼 座談会/鵜山仁、大笹吉雄、小田島雄志、扇田昭彦、渡辺保 ■世界の劇場支配人に聞く 第2回・アメリカ、イギリス、オーストラリア、ソ連 ■連載・夢まぼろし女剣劇(14)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ■インタビュー/市川勇 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
-
一茶の人物像まで掘り下げた総力特集。井上ひさしが自身の感性で選んだ一茶百句も一挙掲載!
ミステリー要素も加味して人気の評伝劇『小林一茶』にちなみ、一茶の誕生から晩年までを辿っていく。日記や真蹟とされる句など現存する遺品、行脚した全国地図、江戸での暮らしぶりなどを一茶の句を織り込みつつ紹介する。井上ひさしが膨大な作品から選んだ一茶百句や、金子兜太との対談も収録。また、連載の座談会では、坂東玉三郎を迎えて俳優論を展開する。
<主な内容>■一茶との一夜=井上ひさし ■特集◎小林一茶 誕生・少年期、俳諧師への道、一茶行脚地図、江戸生活・壱、江戸生活・弐、父の死、郷里帰住、晩年、一茶百句
■対談再録/金子兜太、井上ひさし ■小林一茶略年譜 ほか ■座談会・演劇って何だろう(3)/坂東玉三郎、大笹吉雄、渡辺保、井上ひさし、小田豊二 ■プログラムファイル/清水明彦、すまけい、三田和代、穂積隆信、金井大、蔵一彦ほか ■インタビュー/木村光一、宇野誠一郎 ■連載・夢まぼろし女剣劇(15)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ■次回公演『上海茶館』予告/島田歌穂 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
-
魯迅と1930年代の上海を特集。井上ひさしが魯迅の部屋を訪れて描いた間取り図など、見どころ満載!
井上ひさしが谷崎潤一郎賞を受賞した作品『シャンハイムーン』より、「魯迅と上海」を特集。中国の偉大な文学者・魯迅の貴重な写真や詳細年譜、1930年代の上海の街も豊富な歴史的写真とともに紹介する。特筆すべきは、魯迅が晩年を過ごした部屋の写真と、そこを訪れた井上が描いた部屋の間取り図を掲載している。ほか好評短期連載「座談会・演劇って何だろう」「世界の劇場支配人に聞く」「報告 遅筆堂文庫生活者大学校」など盛り沢山の内容。
<主な内容>■前口上にかえて=井上ひさし ■特集◎魯迅と上海 魯迅の時代、私の上海時代、上海から日本へ、魯迅略年譜、上海略史ほか ■座談会・演劇って何だろう(4)/木村光一、大笹吉雄、山口昌男、渡辺保、井上ひさし、小田豊二 ■プログラムファイル/安奈淳、小野武彦、高橋長英、辻萬長、藤木孝、弓恵子、宇野誠一郎ほか ■世界の劇場支配人に聞く 第3回・カナダ、イスラエル、オーストラリア、ソ連、フランス ■報告 遅筆堂文庫生活者大学校 第3回 ■連載・夢まぼろし女剣劇(16)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
-
樋口家のルーツを探り、一葉の“人となり”に迫る特集と、原田美枝子はじめ女優陣をクローズアップ!
こまつ座の看板ともいえる表題演目を演じた女優陣6人を、それぞれピンナップ風写真とインタビューでクローズアップする。特集「樋口一葉の生涯」では、一葉の両親の出会いから、和歌を習っていた時代、半井桃水への恋心など、一葉の心情を深く掘り下げていく。座談会では、森光子を迎え『放浪記』『がめつい奴』の劇作家・菊田一夫とのエピーソード、女優について、今後演じてほしい役について語り合う。劇中歌全8曲の楽譜も掲載。
<主な内容>■死ぬのがこわくなくなる薬=井上ひさし ■プログラムファイル/原田美枝子、佐々木すみ江、あめくみちこ、三田和代、風間舞子、新橋耐子ほか ■対談再録/井上ひさし、木村光一 ■女たちの頭痛肩こり/如月小春 ■井上ひさしの『頭痛肩こり樋口一葉』の世界/野間正二 ■劇中歌曲全楽譜 ■舞台裏招待席・写真/諸永恒夫 ■特集◎樋口一葉の生涯 ■座談会・演劇って何だろう(5)/森光子、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、山口昌男、井上ひさし、小田豊二 ■連載・夢まぼろし女剣劇(17)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
-
乃木希典の人生に深く寄り添った“馬”を主役にし、日本人との密接な関係を繙いていく。
明治天皇大葬の日、乃木希典の愛馬たちが、前足と後足に分裂して人の言葉を話し出す――奇想天外な井上ひさしの戯曲にちなみ、馬と日本人を特集する。「馬が見てきた日本」と題して、歴史とともに変わってきた馬の役割の変遷を辿る。大江健三郎によるこの戯曲の書評も掲載。座談会では本多劇場のオーナー・本多一夫を招いて、劇場経営について実情を聞く。創刊号からの好評連載「まぼろし女剣劇」は今回で最終回を迎える。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■特集◎馬が見てきた日本/古代より戦国まで、江戸時代其之壱ほか ■座談会・演劇って何だろう(6)/本多一夫、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、山口昌男、渡辺保、井上ひさし、小田豊二 ■戯曲『しみじみ日本・乃木大将』論/対談=井上ひさし・山口昌男 大江健三郎、奥野健男ほか ■プログラムファイル/すまけい、山本亘、森山潤久、辻萬長、神保共子、川口敦子ほか ■舞台裏招待席/写真=諸永恒夫 ■連載・夢まぼろし女剣劇(18)=森秀男 ■エッセイ/井上都 ほか
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
-
戦時中、日本の音楽は如何ような変更を命ぜられたか――。昭和12年~20年の流行歌年表も掲載!
戦中の東京・浅草のレコード店を舞台にした演目にちなみ、“戦争と音楽”を特集。往事の歌手、灰田克彦、李香蘭、ディック・ミネ、東海林太郎、渡辺はま子らの写真やエピソード、流行歌年表、初公開となる交戦国の「演奏禁止米英音盤一覧表」などを紹介している。井上ひさし執筆の新連載「服部良一物語」と、「千田是也演劇戦後史」も初回スタートした。
<主な内容>■服部良一物語・第1回=井上ひさし ■プログラムファイル/河内桃子、沖恂一郎、辻萬長、前川哲男、木場勝己、加藤亮夫、山本郁子、村治学ほか 稽古場風景=落合高仁 ■特集◎戦争と音楽/インタビュー=河端茂、演奏禁止米英音盤一覧表、流行歌年表(抄) ■新連載・千田是也演劇戦後史 ■座談会・演劇って何だろう(8)/宇野誠一郎、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、山口昌男、井上ひさし、小田豊二 ■世界の劇場支配人に聞く・第4回/ドイツ・オーストリア・スイス・中国 ■遅筆堂文庫生活者大学校・第4回/井上ひさし、角田重三郎、陣内義人、山下惣一、山口昌男 ■エッセイ/井上都 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
-
「生まれて、すみません」。38年という短い生涯で大きな足跡を遺した太宰治、充実の大特集!
太宰治の代表作『人間失格』をもじった評伝劇『人間合格』の再演にあたり、太宰の生涯を特集する。青森・津軽の名家に生まれてから玉川上水で没するまで、5章に分け、その濃く短く生きた人生を追う。豊富な写真とともに自筆原稿も掲載。舞台で、太宰の本名・津島修治役を演じた風間杜夫のインタビュー。ほかに演劇、歌舞伎に関した記事など盛り沢山の内容になっている。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/風間杜夫、すまけい、辻萬長、原康義、中村たつ、岡本麗、鵜山仁、宇野誠一郎、石井強司ほか 稽古場風景=落合高仁 ■特集◎太宰治の世界/走れ修治、サイタサイタ青い花ほか インタビュー=長篠康一郎、略年譜 ■座談会・演劇って何だろう(9)/永山武臣、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、井上ひさし、小田豊二 ■世界の劇場支配人に聞く・第5回/スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランド・ドイツ・スイス ■服部良一物語・第2回=井上ひさし ■千田是也演劇戦後史・第2回 ■エッセイ/井上都 ■次回公演予告・インタビュー/大高洋夫 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
-
新宿にあった伝説のストリップ劇場『帝都座五階劇場』が築いた一時代を回顧する――。
栗山民也演出による『日本人のへそ』、8年ぶりの再演では女優・江波杏子を迎えて話題となった。昭和30年代前半の浅草のストリップ・ショーが舞台だが、特集では戦前から昭和47年まで新宿にあった『帝都座五階劇場』の名物ショーやその時代を振り返る。座談
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■日本人のへそ/江波杏子、大高洋夫、小田豊、大島宇三郎、沖恂一郎ほか 写真=落合高仁 劇中歌楽譜 ■特集◎ヴィーナスの誕生/新宿・帝都座五階劇場の一年九ヶ月=渡辺昭夫、偶然は神の意志なり、名画になった女性、光は新宿から、踊り子の誕生ほか ■座談会・演劇って何だろう(10)/つかこうへい、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、井上ひさし、小田豊二 ■「日本人のへそ」再演にあたって/尾崎宏次 ■第5回・遅筆堂文庫・生活者大学校<農業講座>報告 ■服部良一物語・第3回=井上ひさし ■千田是也演劇戦後史・第3回 ■演劇人の手帖(1)/富永俊治 ■エッセイ/井上都 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
-
「雨ニモマケズ」の真髄がわかる、宮澤賢治の生涯を辿った特集・第二弾!
評伝劇が多い井上ひさしだが、敬愛する宮澤賢治を格別の思いで書いた『イーハトーボの劇列車』。前回の特集号(6号)とは違った側面から、賢治の37年の生涯を追う。賢治が歩いた東京、イーハトーボのモデルとなった場所の地図など丹念に取材。ほか座談会では、紀伊國屋ホール元支配人の金子和一郎氏に、歌舞伎座勤務時代も含め劇場の裏話などを訊く。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■人びと劇場/清水明彦、すまけい、仲恭司、香月弥生、森山潤久、八木理香子ほか 写真=落合高仁 ■特集◎宮澤賢治/賢治誕生、盛岡高等農林時代、上京・国柱会、花巻農学校教師時代ほか 賢治の祈り=井上ひさし、宮澤家の人々=二上洋一 ■座談会・演劇って何だろう(11)/金子和一郎、大笹吉雄、小田島雄志、水落潔、山口昌男、井上ひさし、小田豊二 ■世界の劇場支配人に聞く・第6回/スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランド・中国 ■服部良一物語・第4回=井上ひさし ■千田是也演劇戦後史・第4回 ■演劇人の手帖(2)/豊田紀雄 ■インタビュー/すまけい ■エッセイ/井上都 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
-
-