井上ひさしが中心となって編集し、劇団こまつ座の公演紹介も兼ねた雑誌『the座』。入手困難な創刊号から順次、電子書籍で復刻!作家・井上ひさしが、演劇と雑誌を通して文化活動を表現しようと立ち上げたのが、劇団こまつ座と雑誌『the座』である。自身の戯曲を公演する劇団の記念すべき第1回公演『頭痛肩こり樋口一葉』を、この創刊号で特集している。<主な内容>■樋口一葉に聞く/聞き手=井上ひさし ■特集◎樋口一葉/父にすてられたわたしは落葉=松坂俊夫、一葉の恋心にふりつもる雪の日=前田愛、一葉の文体=原子朗、女・・・
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黙阿彌の波瀾万丈人生を辿る!
※<主な内容>の★印は、the座29号『黙阿彌オペラ(1995)』と同一内容です。
幕末から明治にかけて活躍した歌舞伎狂言作者・河竹新七(後の黙阿彌)の半生を題材にした戯曲。前公演が好評で再演したキャスト7人、辻萬長、梅沢昌代、角野卓造、島田歌穂らを各見開きページでインタビュー。新連載は、こまつ座制作部員の瀬川芳一による演劇研修報告で、アメリカ・ブロードウェイを紹介する。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/辻萬長、溝口舜亮、松熊信義、松本きょうじ、朴勝哲、梅沢昌代、角野卓造、島田歌穂ほか ★特集◎黙阿彌物語/青春、劇場入り、市川小団次との出会い、作品、明治 ■座談会・演劇って何だろう(19)/松原治、岩波剛、小田島雄志、水落潔、井上ひさし ■千田是也演劇戦後史・最終回 ■エッセイ/井上都 ■瀬川芳一の演劇研修報告・第1回 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
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日本社交ダンスの歴史を貴重な写真で紹介!
昭和22年の銀座のダンスホールが舞台となる本作品にちなみ、社交ダンスを特集。江戸後期に伝来し、大正時代に花開き、戦争を経て、映画『Shall we ダンス?』の大ヒットでブームを起こすなど、その変遷を貴重な写真とともに振り返る。華やかな女優陣のインタビューも満載。また、井上都が社会学者・永井良和に、社交ダンスに関する素朴な疑問を訊く。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/久野綾希子、三浦リカ、土居裕子、弥生みつき、たかお鷹、田根楽子、朴勝哲、四本あや、小林勝也ほか ★特集◎日本ダンスホール物語/日本ダンス事始、大正デモクラシー時代、戦争とダンス、戦後の復興、三人の功労者、対談/永井良和VS井上都 ほか ■第十回・遅筆堂文庫生活者大学校講座報告/憲法とは何か ■瀬川芳一の演劇研修報告・第二回 ほか。
※【ご注意】お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 -
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前田吟と元宝塚・春風ひとみの個性際立つ二人芝居!
登場するのは広島で被爆した父娘のみ、今回演じた前田吟と春風ひとみがそれぞれの俳優人生を語る。スタッフ28人のコメントも紹介。巻末では、『原爆手記掲載書・誌一覧』(広島大学平和科学研究センター)より抜粋した一覧表(昭和21年~平成7年)を掲載する。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル ■ロングインタビュー/前田吟、春風ひとみ ■人びと劇場/鵜山仁、和田誠、落合高仁、星野正弘、川畑秀樹、亘理幸造、宇野誠一郎ほか ■ヒロシマ・原水爆・核関連年表 ■巻末特集/「原爆手記」一覧。
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知られざるエピソード満載、大好評の太宰治特集第3弾!
太宰治の代表作『人間失格』をもじった評伝劇『人間合格』。井上ひさしが太宰と対面する妄想を6ページに亘って綴り、年譜も井上自らが手書きした力作。また、今回も太宰研究の第一人者・相馬正一氏を迎え、取材秘話などを訊く。演劇評論家・大笹吉雄の新連載は、鈴木光枝と佐々木愛の女優母娘をクローズアップする。
<主な内容>■太宰治に聞く=井上ひさし ■プログラムファイル/渡辺いっけい、近石真介、辻萬長、清水明彦、あめくみちこ、中村たつ 写真=落合高仁 ■図説太宰治/三十九歳の生涯 ■太宰治年譜=井上ひさし ■インタビュー/相馬正一、聞き手・小田豊二 ■女優二代・第1回=大笹吉雄 ■第11回・遅筆堂文庫生活者大学校講座報告/井上ひさし、佐高信、山下惣一、古沢広祐 ほか。
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『貧乏物語』のthe座特集号はこの一冊のみ!
名評論『貧乏物語』を著したマルクス経済学者・河上肇博士が逮捕拘留されたことに発端する物語。舞台は大正9年、博士の留守宅での妻、娘、元お手伝いさんら女性6人による、明るく賑やかで逞しい会話を戯曲化している。特集では、昭和初期の女性史を年代別に追う。河上家の家族史も織り交ぜ、次女が起こした事件の新聞記事なども掲載されている。「稽古場の十三日間」では女優たちの役作りや、井上ひさしが初演の1週間前にようやく脱稿した様子などが記録されている。
<主な内容>■河上家の次女=井上ひさし ■プログラムファイル/倉野章子、藤谷美紀、田根楽子、銀粉蝶、吉添文子、木村有里 写真=落合高仁 ■稽古場の十三日間/文・小田豊二、画・哲ろべると ■特集 昭和初期・女性史年表 河上肇家庭史付き/河上肇、河上秀、河上芳子 ■女優二代・第2回=大笹吉雄 ほか。
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演劇人・賢治の側面を徹底分析する!
大好評の宮澤賢治特集は、賢治と演劇との関わりを9つのテーマに分け検証してゆく。上京するたびに、築地小劇場や歌舞伎座などに足を運んでいた様子を写真と共に紹介。演出家・木村光一と作曲家・宇野誠一郎の対談では、賢治の不可思議な力について語り合う。また、プロンプター・片渕忍が稽古場での俳優やスタッフの様子をリポート、出演俳優12人の各1ページインタビューなど、盛り沢山の内容になっている。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■特別対談/木村光一VS宇野誠一郎 ■プログラムファイル/村田雄浩、佐藤慶、中村たつ、仲恭司、たかお鷹、もり山潤久、柴田義之、佐藤正宏、小林さやか、鈴木佳、佐藤あかり、斉藤太一郎 写真=落合高仁 ■稽古場の人々 ■特集 宮澤賢治と演劇=渡辺昭夫 ■女優二代・第3回=大笹吉雄 ■体をひらく心のレッスン=宮脇修 ほか。
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6回目となる一葉特集。豪華女優陣のコメントも満載!
こまつ座の看板公演ともいえる演目からの特集は、一葉の24年という短い生涯を図録で紹介する。対談では、初演からの舞台監督と照明プランナーが、再演を重ねる奥深さについて語る。また、女優インタビューのほかに、「演出家に言われた忘れられないひと言」を、8演目までの出演女優総勢19人に聞く。連載12回目の遅筆堂文庫は、山形県川西町で開かれた「憲法とは何か パート2」を収録。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/有森也実、安奈淳、岩崎加根子、風間舞子、新橋耐子、渡辺梓 写真=落合高仁 ■アンケート特集/出演女優に聞く ■対談/服部基 VS 増田裕幸 ■特集 樋口一葉/夏子さんへの手紙=井上都、図録 一葉物語=小田豊二、樋口一葉 略年譜 ■第12回・遅筆堂文庫生活者大学校講座報告/憲法とは何か パート2 樋口陽一講座、山下惣一講座ほか ■女優二代・第4回=大笹吉雄 ■体をひらく心のレッスン(2)=宮脇修 ほか。
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井上ひさしの評伝劇を栗山民也が見事に演出!
the座の『默阿彌オペラ』特集号は1995年、1997年、2000年と3冊ある中で3冊目。演出家・栗山民也へのロングインタビューでは、歌舞伎狂言作者・河竹新七(後の黙阿彌)の日常や人間像を表したいと語る。また、演出家になった経緯、音楽についても答えている。その他、主要キャスト8人のインタビューや、今回初の試みである8人のプロマイド風リーフレットもつく。
<主な内容>■リーフレット ■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル ■栗山民也と『默阿彌オペラ』の世界、栗山民也演出年譜 辻萬長、大高洋夫、溝口舜亮、松熊信義、朴勝哲、梅沢昌代、角野卓造、島田歌穂 ■女優二代・第6回=大笹吉雄 ほか。
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連鎖街があった大連を、写真で振り返る!
終戦直後、大連の繁華街「連鎖街」のホテルに閉じ込められた劇作家たちを描いた本作品。特集では往事の大連の街を、70点を超える写真や絵葉書で紹介する。連鎖街の商店街地図も掲載。
<主な内容>■大連は夢の都=井上ひさし ■プログラムファイル/辻萬長、木場勝己、中村繁之、藤木孝、松熊信義、石田圭祐、朴勝哲、順みつき ■特集◎写真で見る大連/大連港、大連市街・大広場、満鉄、連鎖街と商店街、中華街のひとびと、満州各地を結ぶ満鉄路線、敗戦・引揚げ前の収容所、大連市関連年表 ■『連鎖街のひとびと』再演の初日まで/鵜山仁、田中直明ほか ■女優二代・第11回=大笹吉雄 ほか。
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数々の名優が演じた一人芝居の歴史を辿る!
井上ひさしが地人会のために書いた戯曲『化粧』、そして二幕仕立ての『化粧二幕』。さらに改訂した『化粧二題』が、自身が主宰するこまつ座で演じられた。巻頭で「一人芝居」を特集する。日本での上演歴史、今まで演じた山岡久乃、渡辺美佐子、小沢昭一、イッセー尾形、風間杜夫、天海祐希らの舞台写真も紹介。遅筆堂文庫では、『ひょっこりひょうたん島』の復刻版制作にちなんだ講座報告をする。
<主な内容>■年表・日本の一人芝居 ■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/演出家・鈴木裕美、西山水木、辻萬長、宇野誠一郎、石井強司、中川隆一、井上正弘、中村洋一、鈴木政憲ほか ■第12回・遅筆堂文庫生活者大学校講座報告/『ひょっこりひょうたん島』をテーマに二十一世紀を考える ■女優二代・第8回=大笹吉雄 ほか。
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啄木についての考察、新発見!
巻頭で井上ひさしが啄木を好きな理由を、数首の歌を挙げながら語っている。国際啄木学会の近藤典彦インタビューは、89年ぶりに発見された書簡、音楽家・ワーグナーの生き方への模倣について、新解釈と新仮説など研究家ならではの視点で述べている。また、今回の公演の啄木役・高橋和也、石川節子役・細川直美らに芝居について話を訊く。
<主な内容>■井上ひさし語り下ろし――前口上にかえて ■プログラムファイル/演出・鈴木裕美、音楽・宇野誠一郎 高橋和也、細川直美、梨本謙次郎、石田圭祐、西尾まり、銀粉蝶ほか ■新資料と新解釈/近藤典彦インタビュー ■石川啄木・略年譜 ■女優二代・第9回=大笹吉雄 ほか。
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近代演劇隆盛の後、戦火に散った演劇人を追悼する!
太平洋戦争前に活況を呈した演劇界だったが、やがて戦地に演劇人も召集されていった。二度と舞台に立つことはなかった、戦没演劇人たちを哀惜特集する。今回、再演となった主役・名古屋章が、作品の持つ意味などを語る。こまつ座通信では、斉藤とも子、沖恂一郎主演の『父と暮せば』ロシア公演の報告をしている。
<主な内容>■前口上=井上ひさし ■プログラムファイル/栗山民也、宇野誠一郎、名古屋章、千葉哲也、茅野イサム、たかお鷹、小市慢太郎、水村直也、木下政治、増子倭文江、梅沢昌代、日下由美、那須佐代子、島田桃子、四本あや ■the座インタビュー/舞台監督・菅野郁也 ■特集/戦没演劇人の記録――英霊たちの舞台写真 ■「戦争と演劇」略年表 ■戦没演劇人名簿 ■こまつ座通信 ■女優二代・第10回=大笹吉雄 ほか。
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