国際共通語としての英語
鳥飼玖美子(著)
/講談社現代新書
作品情報
グローバル時代の現在、ビジネスでも教育の現場でも日本人の英語力が問われている。ビジネスパーソンが、学生が、「通じる」英語を目指すために必要な条件を提言する。著者は、確かに英語を話す機会は増えているが、相手が英語が母国語の話者とは限らない、「英語という共通語」をつかってコミュニケーションすることが目的であり、ネイティブ並みに話せなくてもいい、「自分らしい英語」の発信をして下さい、と強調する。
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商品情報
- シリーズ
- 国際共通語としての英語
- 著者
- 鳥飼玖美子
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社現代新書
- 書籍発売日
- 2011.04.20
- Reader Store発売日
- 2016.02.19
- ファイルサイズ
- 5MB
- ページ数
- 208ページ
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この作品のレビュー
平均 3.8 (16件のレビュー)
-
図書館で借りた。
英語教育を取り巻く状況を解説している。
非ネイティブ同士で通じる英語の核は何か、という視点の研究があること、日本の英語の学習指導要領で到達目標がどのように変化してきたか、欧州言語…共通参照枠という言語学習者などの記録を取るための枠組みがあること、などが紹介されている。
著者の提言としては、英語はツール、コミュニケーションはスキルという言葉を疑ってほしい、英語を身に付ける目標として国際共通語としての英語を習得する方向づけをするといいのではないか、とまとめられていた。
巻末付近に収録されていた「これからの英語」(朝日新聞 2010年10月20日)に本書の内容がコンパクトにまとめられている。
英語を母語とする人たちよりも英語を第二外国語として学んだ人と話す確率の方が高いため、ネイティブには座りの悪い表現でも非ネイティブ同士で通じればいいという発想は、英語のできない自分にとってはうなづけるものだった。冠詞を少し飛ばしても平気だし、lとrの発音も文脈で想像できるらしかった。アクセントや文のどこを強く発音するか、ということの方が重要な印象を受けた。
日本の学校での英語学習は会話に重きを置きすぎていて、文法が弱くなっているというのを初めて知った。会話か文法かではなく、どちらも大事なのだからそれを身に付ける目標をきちんと定めましょうということを言っていた。続きを読む投稿日:2012.08.15
学研の「書評で学ぶ小論文の必須テーマ」に取り上げられていたので読みました。自分の無知を痛感したのは、単なる到達度の指標程度にしか思っていなかったCEFRは、EUの「多言語主義」「複言語主義」に基づく言…語政策から生まれたものであったということです。これまでまったく調べようともしなかったことを反省しました。続きを読む
投稿日:2023.12.29
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