小説
江戸川乱歩全集
シリーズ内の平均評価:
(233)
何をやって見ても、一向この世が面白くない。そんな男が発見した最後の楽しみ。それは屋根裏を歩きまわり、他人に見せない醜態をのぞき見ることだった。淫靡な快楽の虜となった男が、ついには完全犯罪を目論むが!? 表題作の他、「二銭銅貨」「D坂の殺人事件」「人間椅子」など最初期の傑作群を収録。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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生涯を夢に殉じた巨人が、珍しく赤裸々に自己を語る。ふるさと、父母、いじめらっれ子だった少年時代・・・・・・。さらに同性愛への関心、残虐への郷愁など、汲めども尽きぬ興味にあふれる。さらに海外作家数十名を論じても、やはり乱歩ならではの語り口が冴える、推理ファン・乱歩ファン必備の一冊。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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秘蔵のスクラップブック『貼雑年譜』を縦横に駆使、リアルタイムの資料を通じて、探偵作家たちとの交友・論争、創作の苦悩などを克明に綴った乱歩自伝の決定版。本書を読まずに、日本のミステリーは語れない。下巻には、昭和13年度から、戦争などの激動期を経て、昭和30年代までを収録。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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秘蔵のスクラップブック『貼雑年譜』を縦横に駆使、リアルタイムの資料を通じて、探偵作家たちとの交友・論争、創作の苦悩などを克明に綴った乱歩自伝の決定版。本書を読まずに、日本のミステリーは語れない。上巻には、デビューから少年ものに着手したころの昭和12年度までを収録。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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ミステリーファン必携の「類別トリック集成」作成のため、ホームズものから、カー、クリスティーまで、驚異的読書三昧にふけった乱歩。その過程で公開されるランポ流読書術の奥義。読み物としても、豊富な資料的価値でも第一級の労作。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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探偵小説の定義、倒叙探偵小説とは何か、日本最初の探偵小説とは? 海外名作ベスト90・・・・・・。終戦後、チャンドラー、グレアム・グリーンら新しい息吹きに触れて、多年の薀蓄と情熱を傾けたミステリー・ファン必読の書。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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トリックか文学性か? 探偵小説の本質を生涯追究した乱歩のアカデミックな一面を示す『鬼の言葉』『随筆探偵小説』ほか、魅惑のミステリー論を収録。戦前日本探偵小説の絶好のガイドブックでもあり、また、カー、ウールリッチ、チャンドラーら新風に触れての熱弁は、時を超えて読者を魅了してやまない。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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何の因果か、私は人並以上に、泥棒や人殺しの話が好きなのであります――。犯罪的才能への憧憬、探偵趣味、恋について、性欲について、同性愛について、そして創作について、探偵小説の巨人が、自己とその身辺を率直に語った好エッセイ集。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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少年探偵団シリーズの掉尾を飾る、単行本初収録の表題作、奇術趣味あふれる「おれは二十面相だ!!」、「妖星人R」「超人ニコラ」に、トリック談義が楽しい「探偵小説の『謎』」を収録。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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空気のように頼りない男が、口も八丁、手も八丁のプラクティカル・ジョーカー(いたずら者)と友情を結んだとき、思いがけない犯罪の幕が開く。著者みずから新境地という異色力作を表題に、おなじみ小林少年が電人M、鉄人Qら怪人と闘うお楽しみ編までゴキゲンな一巻。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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著者最後の犯人当て小説「妻に失恋した男」、少年もの後期の奇想が炸裂し、胸躍らせる「奇面城の秘密」「夜光人間」「塔上の奇術師」に加え、明智と二十面相の決闘が愉快な表題作はじめ乱歩作品集初収録の3編を一挙掲載。ファン垂涎の一巻。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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著者最後の力作短編、書簡体の異色作「堀越捜査一課長殿」。少女探偵マユミ、ポケット小僧と役者も揃って、少年探偵団シリーズ後半期への突入を飾る「妖人ゴング」「魔法人形」、二十面相の本名が明かされる「サーカスの怪人」に、入手困難な学習雑誌発表の2短編を加える。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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空襲下の東京、青年が陶酔した夢のようなロマンスの皮肉な結末とは?――戦後を代表する傑作短編「防空壕」、巨匠がデビュー30年目にして初めて書き下ろし、新境地に挑む表題長編、唯一の時代小説と、乱歩の意外な魅力を伝える3編に、おなじみ小林少年らの活躍する3編を収録。【この電子版は、註釈と「私と乱歩」を割愛しています】
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