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私は貴女に永久占領されていたいのです。独立国でなく属領になるのが望みです??自らの意志で麟一郎は服従と隷属の道を選んだ。その果てにあるのは至福の快楽か、それとも・・・・・・。ベストセラーとなった初版以来、数度の復刻と加筆を重ねてきた世紀の奇書が、ついに完結。ポルノから哲学までを内包する逸脱と放埓のシンフォニー、最終巻。
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ヤプーは日本人のなれの果てであり、かつての日本列島には「邪蛮(ジャバン)」と呼ばれるヤプーの国が存在していた。ヤプーの間では宗教教育の結果、白神信仰が浸透していて、その始祖こそ天照大神ことアンナ・テラスであった。クララはアンナに会うため飛行島高天原(ラピュータ・タカラマハン)を訪れ、驚くべき歴史の真実を聞く・・・・・・。記紀神話をも解体、吸収する妄想の迷宮、第四巻。
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イース人のヤプーに対する態度は、徹底して残酷かつ非道なものだった。クララは初め、嫌悪感を示すが次第に順応していき、やがて麟一郎を私有家畜とすることを決意。去勢手術などの生体加工を施され、変わり果てた姿となった麟一郎は、クララの「尿洗礼(パブティズム)」を受けてヤプー・リンとなった??想像力の限りを尽して描きあげた倒錯の万華鏡、第三巻。
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ポーリーンに連れられてクララと麟一郎が向かった二千年後の未来は、白人女権専制社会である宇宙帝国イースが支配していた。そこでヤプーは生体手術などの加工を施され、道具として扱われていた。人間椅子、肉便器(セッチン)、畜人犬(ヤップ・ドッグ)、自慰用具の舌人形(カニリンガ)や唇人形(ペニリンガ)・・・・・・。想像を絶する世界にさまよいこんだ二人の運命は? 反ユートピア小説の金字塔、第二巻。
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ある夏の午後、ドイツに留学中の瀬部麟一郎と恋人クララの前に突如、奇妙な円盤艇が現れた。中にはポーリーンと名乗る美しき白人女性が一人。二千年後の世界から来たという彼女が語る未来では、日本人が「ヤプー」と呼ばれ、白人の家畜にされているというのだが・・・・・・。
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