孤高の少年暗殺者に心囚われた中年男。行き着く先は破滅か成就か?仕事あがりの早朝、少年赤ずきんこと哉は汚れた服を飲食店裏のゴミ箱に捨てた。そこに怪しげな銀髪紳士が現れ、しつこく契約を迫る。(どうする。とりあえず刻んどくか?)指輪に仕込んだ暗器を引き抜く直前、裏口から目つきの悪い「おじさん」出現。ひとにらみで紳士を追い払う。「飯食ってくか? 賄いの残りでよければ」おじさんは見知らぬ少女? を招き入れて食事をふるまった。箱の底にある黒い袋が、自分の出した物ではないと知りながら。数日後、二人は再会する。・・・
便利な購入方法
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女装少年VSヤンホモ元彼、おっさん巡ってガチバトル。
哉はフリーランスの暗殺者。
仕込まれた技を駆使して標的好みに装い、惹きつけ取り入り始末する。
おじさんは場末のホストクラブの店長。
身に着けた社交術と包容力で奮闘し、傾きかけた店を支える世話好きおかん。
好きな人ほど殺したい。好きな人に殺されたい。
互いに肌の下に蠢く狂気を感じながらも、寄り添い、求めあい、過ぎて行く優しい日常。
ところがどっこい!
そんな切ないラブロマンス、悪魔が許すはずが無い。
本当に求めている物は何なのか。失いたく無い者は誰なのか。
残酷なほど克明に、突きつけられるその刹那、彼の下す決断は?
そして、獣が立ち上がる。
※紙書籍の「電子化」ではなく、電子書籍での出版の為に作成。
文の区切り、言葉の選び並び、奏、音節、改行からフォントの指定に至るまで全て電子書籍に最適化。
パソコンやスマホ、タブレット端末で読みやすい・疲れにくい構成に仕上げました。 -
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孤高の少年暗殺者に心囚われた中年男。行き着く先は破滅か成就か?
仕事あがりの早朝、少年赤ずきんこと哉は汚れた服を飲食店裏のゴミ箱に捨てた。そこに怪しげな銀髪紳士が現れ、しつこく契約を迫る。
(どうする。とりあえず刻んどくか?)
指輪に仕込んだ暗器を引き抜く直前、裏口から目つきの悪い「おじさん」出現。
ひとにらみで紳士を追い払う。
「飯食ってくか? 賄いの残りでよければ」
おじさんは見知らぬ少女? を招き入れて食事をふるまった。箱の底にある黒い袋が、自分の出した物ではないと知りながら。
数日後、二人は再会する。
場所は鮮血飛び散り死体の転がる凄惨な殺人現場。犯人はもちろん・・・・・・
(ようこそ、犠牲者二号。心をこめて丁寧に刻んであげる)
血に濡れた細い指先が男の首筋をなぞる。刹那、囁かれた言葉に手練の暗殺者の動きが止まる。
時にドライに時に甘く。
ツンデレどSの男の娘と、へたれどMのおっさんと。
救いようのない歪みを抱えた二人の、血なまぐさくも甘酸っぱい出会いを描く、ドライでポップなダークファンタジー。
紙書籍の「電子化」ではなく、電子書籍での出版の為に作成。
文の区切り、言葉の選び並び、奏、音節、改行からフォントの指定に至るまで全て電子書籍に最適化。
パソコンやスマホ、タブレット端末で読みやすい・疲れにくい構成に仕上げました。 -
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