ウェブ×ソーシャル×アメリカ 〈全球時代〉の構想力
池田純一(著)
/講談社現代新書
作品情報
「ウェブ」と「アメリカ」を考えるための新たな基本書の誕生。批評の新次元を開く待望の書。著者の池田純一氏は、デジタル・メディアの黎明期からの専門家であり、コロンビア大大学院で公共政策・経営学を学びました。ニュースや事象をいちはやく分析、ウェブと社会の関わりを洞察するブログ「FERMAT」(http://www.defermat.com/)は、高い評価を集めています。●Apple、Google、Twitter、Facebookは、なぜアメリカで生まれたのか? ●Googleを支える思想とは何か? それはこれからどこに向かうのか? ●FacebookとTwitterの本質的な違いはどこにあるのか? ●ウェブの展開は「ソーシャル」という概念を、どう再定義していくのか? ●ウェブによる国際化(全球化)に、ビジネスマンをはじめとして人々はどう対処していったらよいのか? これらの問いに答えながら、本書は同時に、「ウェブはアメリカの文化的伝統を、いかに継承・具現しているのか。社会の変容にどう寄り添い、国境を越え、結果として世界を動かしていくのか?」という壮大な問いに、歴史、社会、経済、思想、工学、建築、デザインなどの分野の境を超え、端正でやわらかな文章で語っていきます。ウェブが抱いてきた夢=「構想力」の源流をたどり、ゆくえを探る、斬新かつ根源的論考です。(講談社現代新書)
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商品情報
- 著者
- 池田純一
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社現代新書
- 書籍発売日
- 2011.03.20
- Reader Store発売日
- 2015.05.22
- ファイルサイズ
- 2MB
- ページ数
- 320ページ
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この作品のレビュー
平均 3.6 (55件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
アメリカウェブ哲学の話し。
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多分拾いきれてないので、評価は本当に気持ち程度。
あの東海岸の時代/ヒッピーの/水瓶座の世紀、縛るものからの究極の自由を探すあの価値観にシンパシーを覚える人ならば、本当に興味深く読めたんじゃないかな。
スティーブ・ジョブズの有名な講演の最後のセリフ
「stay hangriy,stay hoolish」はHole earth catalogの最終号の背表紙のセリフだったのだね。
僕が関心を持ったのはこのくだり。
・20世紀を通じて材料工学が進歩し、機械的な制御も半導体チップのように極小化されるに従い、形状は機能から解き放たれ、むしろ自由なものになった。バウハウスの頃とは主従が逆転し、デザインそのものが使用価値を決定する事態も現れた。つまり、デザインが主体で形状がそれに従い、機能の良し悪しもデザインの良し悪しを通じて評価されてしまうような時代となった。それが20世紀後半のデザインの役割だった。
今、問題となっているのは、それがさらに進み、むしろ、デザインがより広く問題解決のための方法論として捉えられるようになったことだ。そこでは、事実上、デザインは設計と同義だ。その反面、単なる意匠としてのデザインは後景化する。少なくともG20時代に、世界商品を前提にした時代では、設計≒問題解決としてのデザインが前景化する。
さて、組織論では未だ機能が形状を決定すると言われている。作りたい物は組織の形に現れるのだ。これから何かが革命を起こすとしたら、産業革命が工業の効率化をもたらしたように、生産の大きなウェートを占めるようになった、サービスに変化が現れるだろう。それが今の日本から生まれないだろうな、とどうしても感じてしまうのは、stay hungriyが難しい社会だからなのだろう。高度経済成長は、政府が力を失ったから起きたんだろうね。投稿日:2012.02.15
webの世界の巨人たちに影響を与えたカウンターカルチャーなど、アメリカの根底にある思想を分析した一冊。面白い視座。
投稿日:2018.11.18
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