日本人の「戦争」 古典と死生の間で
河原宏(著)
/講談社学術文庫
作品情報
正成、信長、二・二六、そして「あの戦争」。日本人にとって戦争とはなんだったのか。なぜ「あの戦争」はあれほど悲愴な戦いになったのか。なんのために死んだのか。なにより、なんのためなら死ねると言えたのか。「戦中派」思想史家は、同年輩の死者たちの中断された問いかけに答えるため、死者と対話し、古典と対話する。痛恨の論考。鎮魂の賦。(講談社学術文庫)
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商品情報
- シリーズ
- 日本人の「戦争」 古典と死生の間で
- 著者
- 河原宏
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社学術文庫
- 書籍発売日
- 2012.10.10
- Reader Store発売日
- 2015.01.16
- ファイルサイズ
- 0.3MB
- ページ数
- 272ページ
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この作品のレビュー
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大衆に広がった反英米とは、そのかなりの部分が実は反「親英米派」だった。財閥などが英米的で濡れてに粟のお金を手に入れていたことに対する反発。
12月8日の開戦は戦争(外戦)か革命(内戦)かの選択だった。…
戦争の根本的な原因は軍国主義ではない。農民、ひいては国民の大半を貧困に押し込める地主支配の土地制度に起因していた。内の矛盾を外に転化する形で軍国主義にエネルギーを補強してきた。続きを読む投稿日:2013.01.13
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