コミック
佐武と市捕物控
シリーズ内の平均評価:
(1)
完結
江戸は浅草・竜泉寺裏。下っ引の佐武(さぶ)と、その相棒で盲目の居合い斬りの達人・市(いち)との名コンビによる、名作大江戸捕り物絵巻。初期、「少年サンデー」に不定期連載された、シリーズ名『縄と石』時代の少年向けバージョンを収録した第1巻。後の青年向け版に比べ、アクションが痛快な全7編と、朝日ソノラマのソノシート版も収録! 小学館漫画賞受賞、アニメ化、テレビドラマ化、小説化も果たした大人気シリーズ!!
便利な購入方法
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地獄を見ても大人のようにごまかして生きられない子ども。荒んだその目に映るのは……。(「賽の河原のわらべ唄」) 「ビッグコミック」と、「ソノシート」掲載の『佐武と市捕物控』2編の他、明治時代、墓文字屋稼業の傍ら、悪徳代議士等を相手にスリをする"さぶ"の、大人のウィットに富んだ冒険譚『墓文字屋さぶ』7編、歌舞伎役者に並ぶ江戸の大スター・力士たちの重厚な人間ドラマを描いた『大江戸相撲列伝』3編を収録!
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死体は謎の絵師・写楽!? 見習い時代の佐武が挑む大舞台! 読者自身が推理に参加できる、斬新なミステリーブック形式の名作「死やらく生」を収録! 「岡っ引になるなら、この死体(ほとけ)からどれだけ読(わ)かるかやってみろ」。大川端に揚がった死体は東洲斎写楽なのか? 特徴と遺留品から分かるのは? 下手人は、そして動機は? ──他、ビッグコミック増刊掲載の「二十年め」「女殺しの夏」「青大将」を収録。
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十手捕り縄に、情けは禁物──。助けた娘にだけは打ち明けられぬ、佐武と市の旅の目的とは?(「追跡」) 真っ白な雪上に、凶器も犯人の足跡もない死体が次々発見される。真相は大きな闇に繋がっていた。(「凍った血」) ベースとなるビックコミック連載作の他、増刊少年サンデー、月間少年ジャンプ、フォアレディ掲載作など、掲載誌によって異なる作風が楽しめる第16巻。コマ割り漫画でない、絵+文字形式の画劇版も収録。
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とある大店の主人が、突然妻と幼い息子を刺し、自らも喉を突いて死んだ。残されたのは、妙齢の一人娘と、全財産を町の遊び人に譲るという証文。佐武はこの遊び人が怪しいとみるが……。(「うしろの正面だあれ」) 夜な夜なすすり泣くという噂の榎(えのき)の大樹。誰もがこれを恐れるが、屋敷の主人が頑なに伐ってはならぬと言う訳は……?(「夜泣き榎」) 意気地と張りのある江戸っ子たちの悲恋や、心の闇を切り取る全7編。
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病床にあった岡っ引の親分・佐平次がついに息を引き取った。跡を継ぐように岡っ引に上げられた佐武は、弔い手柄にしようと下手人を追うが、白骨死体の陰にはからくりがあった。(「鈴虫」) 下手人が名のある武家の出だったことを理由に、上から下った"探索打ち止め"。悔しさから十手をたたき返した佐武は、手慰みに佐平次の残した未解決捕物控を紐解く。(「屏風の女」) 佐武とみどりの仲も進展する、全7編収録の第14巻。
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ごうつく爺が後妻と称して囲った女には連れ子がいた。女中代わりにこき使われ、苛まれる母を見ていた5歳の娘。身勝手なやくざ者の実の父に、彼女が張った小さな意地が悲劇を呼ぶ。(「地獄門」) 市の腕を聞きつけた剣士がまた一人、勝負を挑む。かの佐々木小次郎は“心の弱さ”で敗れた、自分は剣の理と心を極め小次郎をしのぐ“新巌流”を完成したと語る男。勝負は思わぬ展開に?(「燕返し」) 心揺さぶる全8編を収録。
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正月明けの江戸で連続密室殺人、発生! 七福神の木像を持つ者4人が、戸締りをした家の中で次々殺される。布袋像を持つ易者に、5人目の仏はあんただと詰め寄り、佐武が聞き出した真相とは……?(「七福神」) 下働きの娘の髪に挿された高価な簪(かんざし)。分不相応だと不審を抱くみどりだが、ある夜、塀にその簪が突き立っていた。それは何かの合図なのか?(「紅い捕縄」) 色と欲と情の深淵に漂う捕物控、全7編を収録。
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秋の夜の名月が見ていた草紙作家の首なし死体。容疑者は男女5人。互いに互いがやったと押し付け合うが、そこに、当の首なし死体になったはずの草紙作家が現れる。縄をかけられるべき真の下手人とは……?(「名月や池をめぐりて夜もすがら」) 他、紅葉狩りを建前にした吉原詣でで有名な正燈寺の武士殺し、菊人形に仕立てられた娘など、人々の寂しさが呼んだ全7件の大江戸捕物控を収録。奥深い人心の闇と希望を描く第11巻。
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雨の夜に駕籠かきが運んだ、3人の大店の旦那衆。彼らは、それぞれの駕籠の中で毒を盛られて死んでいた。さらに3人が訪れていた旗本屋敷の主人が割腹自殺して……?(「雨駕籠」) ある日横丁で倒れていた女を助けると、彼女は帰り際に黒猫を見て悲鳴を上げる。話を聞くと彼女の家には黒猫が怪異を連れてきたと語り……。(「怪談呪いの黒猫」) しがらみ、情念、思い出、憧憬──事件の背後の哀切を鋭く描く全7編!
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佐武の身柄をかどわかし、市を投げ文で呼び寄せた若い侍の一群。彼らの剣と、市の剣、その違いとは?(「群狼」) お稲荷さんから度々出る不審火。巷では、八百屋お七のような振袖火事との噂があった。(「稲荷火」) 春の楽しみ、花見の席で、“落花狼藉斬り”と名乗る見事な居合いの見世物があった。気のいい侍で佐武と市とも打ち解けるが、事件は起きて……。(「花祭り」) 佐武と市が、怒り、涙し、含み笑う全7編を収録。
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やくざ者が3人殺された。が、残された凶器は怪力の大男でもなければ持てない丸太で……?(「裸虫」) 人気役者が顔見世の日に行方不明になった! 怪しいのは、人気を二分する役者だが……。(「暫(しばらく)」) 市の住むお歯黒長屋で、正月早々泥棒騒ぎが起きた。消えた大金に長屋の住人たちは……。(「お歯黒長屋」) 旗本、町人、妻女に役者……大江戸界隈の人情の機微を鮮やかに描く全7編を収録した第8巻!
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居合いの名人と評判の市に、斬り合いだけが生きがいの同じく盲目の剣士が真剣勝負を申し込む。男は市をしのぐ使い手らしく、佐武は勝負を止めるが……。(「熱い風」) 赤ん坊が毎月一人ずつ消える神隠しが続く。裏には、屋敷付きのふしだら娘を上役に押し付けられた足軽の男が……。(「神隠し」) 顔は瓜二つだが派手な姉と地味な妹。姉が大店の若旦那との婚儀を控える中、妹は殺され……?(「蝉しぐれ」) 全8編を収録。
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