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頼光(らいこう)四天王に扮して長谷寺を訪れた道冬たちが見たものは、大蜘蛛のごとき姿へと変貌した照夜だった。なんとか撃退には成功したが、その直後、道冬の前に再び呪天(しゅてん)が現れた。そしてその後ろには、安倍吉平の姿が! 一方、京からは融(とおる)の大臣や胡蝶を乗せた付喪神の牛車が、大和へと爆走していた。藤原摂関家凋落を目指す鬼たちと、見習い陰陽師たちの最終決戦! 平安陰陽物語、堂々完結! 【目次】序章 小雨降る都/第一章 赤い唇、白い腕/第二章 対決/第三章 糸をたぐる/第四章 土蜘蛛伝説/第五章 混戦/第六章 遠い約束/終章 夜の香り/あとがき/シリーズ完結記念おまけ
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一度は京の都を去った呪天童子(しゅてんどうじ)と茨木が舞い戻ったという情報は、すぐに陰陽寮へと届けられた。それ以外にも、いくつかの不穏な知らせがあり、原因解明のために遣わされた安倍兄弟たちだったが、兄弟の関係はぎくしゃくしたまま。そんな折、東三条の大納言が遠方の寺を訪ねる旅の護衛として、道冬、吉昌、行近、綱の四人がついて行くことになり・・・・・・? 平安陰陽絵巻、クライマックス!!
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呪天事件で多くの陰陽師を失った陰陽寮では、安倍吉平を学生から正式な陰陽師へと格上げする話が出た。吉平は弟の吉昌も一緒に、と主張したが、吉昌は「後進の育成のため」と辞退する。納得のいかない吉平は、道冬たちを特訓し、吉昌の後顧の憂いを払拭しようとするが、新たな敵が現れ!? 一方、渡辺綱とその主・源頼光は、賊を追った先で、記憶を失った美女を保護することになり・・・・・・?
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後宮に正体不明の物の怪が出現し、燈台の火を消すという怪事件が発生。陰陽寮に解決してほしいと依頼が舞い込んだため、道冬は再び女装し“冬路”として潜入調査をすることに。だけど今回はそれだけではなかった! なぜか安倍晴明の二人の息子、吉昌&吉平までが女装して同行すると言い出したのだ。さらには女装陰陽師三人組に加え、暦得業生の大春日までが入り乱れて、後宮は大混乱!?
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安倍晴明VS蘆屋道満! この出会いこそ、すべての始まり。「間に合わない。晴明、早く――」一流陰陽師を目指す少年・宇原道冬の中に眠る謎の力“漆黒”。不世出の天才陰陽師・蘆屋道満から受け継いだ“漆黒”の正体と、蘆屋道満の血族に隠された秘密とは? そして、「安倍晴明が蘆屋道満を殺した」という事件の真相とは? 時を遡り、若かりし日の安倍晴明と蘆屋道満の因縁の始まり、道冬誕生の原因となった出来事がついに語られる!
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犬蠱の呪いを取り込んだスズメバチが暴走し、京の都へと襲い掛かった! その頃、藤原氏の権勢を削ぐことを目的とした呪天たち鬼の一味は、道冬を仲間に引き込もうとして―!? 安倍晴明率いる陰陽寮と、鬼の一味、そして呪いのハチが入り乱れる。錯綜する事態の中、応天門を包んだ炎は巨大な人の姿へと変貌し、道冬の中の“力”が暴走し・・・? 大人気の陰陽師絵巻、「呪天編」ついに完結!
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藤原摂関家を追い落とそうと企てる、呪天率いる鬼の一味。その呪天は、犬蠱の呪いを取り込んだ凶悪なスズメバチすらも意のままに操るようになっていた。搦め手で襲いかかる悪意に、大陰陽師・安倍晴明もついに邸へと戻ることになった。一方、女童の冬路として中宮のもとへ通うことになった道冬は、自らの内で蠢動する「漆黒」が騒ぎ出して――? 陰陽師絵巻、「呪天編」クライマックス!
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火の宮を襲った犬蠱を退けた道冬と吉昌。その帰り際、ふたりは美少年と遭遇した。以前、道冬が助けた小舎人童で、朱天と名乗ったが彼こそが鬼たちの首魁・呪天だった。一方、打倒茨木の修行に打ち込む綱と大臣のもとを、安倍晴明が訪れ――!? 道冬に隠された漆黒の力の正体とは? そしてその力について、行近は重大な秘密を知っているようで――。物語はいよいよ佳境へ!
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道冬の家に居候をはじめた右近少将と吉昌。その矢先、安倍晴明が失踪した。どうやら原因は道冬に関連したことらしい。そんな中、道冬本人は吉昌と行近の会話から自分の父親が蘆屋道満であることを知ってしまう。安倍晴明と蘆屋道満、二人の大陰陽師の因縁が、息子たちの関係にも影響を及ぼす――!? そして安倍晴明が失踪する中、鬼たちの周到な策謀がついに姿を見せ始める!
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謎の力を持つ、陰陽寮の見習い陰陽師・宇原道冬。養父は違うが、かの天才民間陰陽師・蘆屋道満の一粒種だ。その道満と若き日の安倍晴明の間に起こった事件とは!? 高熱を発した息子を診てほしいとの依頼が舞いこみ、晴明が邸を訪れると、そこには蘆屋道満の姿があって――? 大人気陰陽師シリーズ最新作に、雑誌Cobalt掲載の短編や星野和夏子描き下ろしまんがも収録!
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右近少将の邸が不審火で焼け落ちた。鬼たちが利用した少将を亡き者にし、捜査の手がかりを絶とうとしていると知った道冬たちは、宇治の別邸へと避難する少将に護衛として同道することに。また、理性を失った兄・吉平に、もう一人の得業生・康史と二人がかりで完敗した吉昌も、負傷をおして道冬を追いかけ宇治へ。しかし復讐心に燃えた鬼の襲撃は苛烈で――道冬の秘された力が解放される!?
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混乱の宮中で、陰陽師たちの反撃開始!? 鬼の襲撃をうけた陰陽寮だったが、被害は軽微ですみ、襲撃時の火災に巻き込まれた道冬もすぐに快復し、再び修行に励み始めた。ところが間を置かず魔の手は宮中へとのびた。人を惑わす香が充満し、正気を失った人々が道冬たちに襲いかかってきたのだ! 吉昌や綱と共に奮闘する道冬だが!? 混乱のさなか、道冬、従者の行近、蘆屋道満、安倍晴明――それぞれの因縁の過去がついに明かされる!!
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