便利な購入方法
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アメリカでの軟禁状態から脱し、海兵隊とともにレイクサイドヒル市救出作戦に従事するはずの5121小隊だったが、難問が山積みしていた。アメリカ陸軍が小出しに出撃させた救出部隊は目的地に着く前に包囲され、その援軍も、二重遭難、三重遭難を繰り返していた。そして、負傷兵の救出、後送の任務に就いた5121小隊は幻獣共生派、そして陰謀をめぐらす 「目に見えぬ敵」 との心理戦に神経を消耗させていく。 一方レイクサイドヒルで、PTSDを発症し精神的に不安定な浅井が、エンターポイント研究所の秘密をめぐる事件に巻き込まれていた・・・・・・。
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北海道の動乱から二ヵ月。幻獣との死闘に次ぐ死闘をくぐり抜け、5121小隊の隊員たちは久しぶりに平和な時を過ごしていた。そんな折、人型戦車に強い興味を示すアメリカは、日本政府に5121小隊を軍事顧問としてアメリカ本土へ派遣することを要請する。アメリカから莫大な経済援助を受けている日本政府は要請を断ることができず、小隊をアメリカへ送り出した。そんな彼らを追いように、幻獣がカナダ国境に近い都市・レイクサイドヒルに近づいていた。異国での5121小隊の苦悶の日々を綴る新シリーズ 「新大陸編」 開幕!!
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北海道独立戦から一カ月。消耗した心と体を癒すべく、芝村舞と速水厚志は九州のとある島で長期の休暇を楽しんでいた。森精華は壬生屋未央の実家で心身ともにリフレッシュし、原素子はお付きの新井木勇美を従えてショッピング三昧の日々。また整備班の面々は、整備学校を再開させていた。5121小隊の発足以来、初めて与えられた長い余暇の時間。 しかし、水面下では密かに5121小隊の抹殺計画が進行していた。それは野心溢れる政治家が、某超大国と国内財閥という二つの後ろ盾を得て発動した、極秘作戦だった。各地に散らばった5121の隊員たちに、暗殺者が忍び寄る――
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外国人師団を私兵化し、北海道共和国の実質的な支配者に収まった死の商人・樺山亮平の野望は、幻獣の知床半島上陸によって潰えようとしていた。日本自衛軍は道東に集中している樺山財閥の工場を次々と破壊し、さらに南下する幻獣の大群を迎え撃つべく着々と準備を整えつつあった。一方、圧倒的な破壊力を誇る人型戦車・神威の正体を探り、これを抑えるべく、5121小隊は総力を結集し、芝村舞は神威のパイロットと接触。この地で世にも凄惨な人体実験が行われていたことを知る。正義のために、目の前で苦しんでいる被験体の少年少女のために、舞は、実験施設の破壊を決意する。 北海道独立シリーズ最終章―― !
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後押しをするというアメリカの口約束を信じ、北海道は共和国として独立を宣言した。自ら大統領となった小笠原は、犯罪者である樺山を国務長官に任命する。しかしアメリカはその後、積極的な介入はせず、静観したまま動かない。徐々に苛立ちを募らせる小笠原に、側近の吉良と本間は、アメリカを信用せず日本政府と和解するよう迫った。その時、シコルスキー率いる外人部隊が、上陸した本土自衛軍に向け燃料気化爆弾を使用。一挙に2000人近い死傷者を出し、浮き足立つ自衛軍。さらに追い討ちをかけるように、標津町から幻獣上陸の報せが・・・・・・。風雲急を告げる 「2K」 シリーズ第3弾!
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北海道特別措置法 ―― それは日本政府の国策によって集中的に資本を投下され、さらに難民労働者の奴隷労働によって豊かになった北海道の、半独立国としての特権を保証するものだった。この地に拠点を移した軍産複合体は、日本政府と袂を分かち、北海道共和国の樹立をもくろむ。一方、独立派の暴走を憂え、本土回帰を志す者は、特別措置法の廃案をめざす日本政府との交渉に奔走する。戦争か平和か? それを決めたのは、独立派による本土へのミサイル攻撃だった。芝村舞と速水厚志は、道東を逃亡中、難民労働者の窮状をつぶさに知り、正義を貫くため、北海道上陸作戦への参加を決意する。白熱のシリーズ第2弾!
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幻獣との本土決戦に辛うじて勝利を収め、日本は平和を取り戻した。しかしその代償は大きく、政治は混乱、経済は疲弊し、そして決戦を戦い抜いた日本自衛軍は壊滅的ともいえる状態に陥っていた。そんな中、唯一不気味な沈黙を守るのが北海道だった。北海道は対幻獣戦に加わらず、無傷の軍を温存。難民労働者を吸収して日本最大の生産基地へと成長していた。本土での政争に敗れた軍産複合体はこの地に拠点を移し、日本政府への反撃の準備を整えつつあった。死の商人たちの夢見る独立国家とは? そして心身ともに疲弊の極に達した5121小隊は、再び立ち上がることができるのか? 新シリーズ、渾身の第1弾!!
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猛吹雪の中、津波のように押し寄せる幻獣軍の前に、5121小隊をはじめ自衛軍は後退を重ね、八戸市を最終決戦の地と定め、起死回生をはからんとしていた。すでに日本の戦力は枯渇し、戦争継続のための物資も底を尽きかけていた。この間、東京では幻獣との戦争継続を望む軍産複合体に大原首相が対決を挑んでいた。政治・軍事・外交に及び日本政府の大博打、欧亜作戦は、果たして戦争終結、そしてその最終目的である幻獣との恒久平和を実現することはできるのか? どこかの誰かの未来のために――。戦場に突撃行軍歌が響き渡る。感動の最終巻!
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兵の疲労回復のため、5121小隊を核とした芝村支隊の面々は温泉にて24時間の休暇を取っていた。それを見計らったかのように、大量の幻獣が青森湾から上陸を開始。その危機に、荒波司令官も人型戦車に搭乗し青森死守のため前線へ。遅れて参戦した芝村支隊に加え、今野少佐率いる大隊も到着し、前線を押し戻す準備が整ったその時、海からの砲弾が展開した自衛郡のど真ん中に着弾した。 一方シベリアへ渡った善行らは、難しい交渉を重ねながら、日本中を巻き込んだ最後の大博打、欧亜作戦を発動する。 「逆襲の刻」シリーズ、緊迫の第5弾!
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官邸の爆破テロから生還した大原首相は、その場で防戦一方の東北戦線への協力をカーミラに願い出る。カーミラはそれを快諾し、さらに東北上陸の黒幕であるシベリアの幻獣王と交渉するよう提案。大原首相は善行と原に日本の命運を託し、現地へ飛ぶように指示した。 一方、極寒の東北でも、間断なく押し寄せる幻獣を食い止め続けた前線が、兵の疲労から徐々に綻びを見せ始めていた。芝村支隊でも、兵に対する休暇の有無で意見が対立し険悪なムードが流れ始める。そんな時、元西王・アリウスが仕掛けた罠が発動。青森市で惨劇の幕が開く・・・・・・。
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突如正月3日に七里長浜から上陸を開始した幻獣軍は、幹線道路を使い瞬く間につがる市と五所川原市を飲み込んだ。自衛軍も態勢を整え、なんとか弘前市に防衛ラインを敷いたものの、小型幻獣の浸透までは防ぎきれず、陣地の内側でも散発的な銃撃戦が続いていた。そんななか5121小隊に、孤立した陣地に向かう物資補給隊の護衛命令が下る。無防備なトラックの隊列を守る危険な任務中、あり得ない方向からの攻撃で三番機が被弾する。さらに同じ頃、東京では首相官邸が自爆テロの襲撃を受けていた。首都―東北の双方での危機回避なるか?
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年末に突如勃発した主戦派によるクーデターは鎮圧され、首都・東京は静かな正月を迎えていた。しかし、5121小隊に初めて人間相手の戦闘を強いた内乱は、隊員たちの心に大きな負荷をかけた。そのストレスに壬生屋は再入院、滝川は過食に、さらには原の言動さえも怪しくなり始めていた。危うい状態の中、正月3日に北の大地から凶報が届く。津軽半島に幻獣上陸。予想だにしていなかった襲来に、民間人はもとより半島沿岸部の守備隊、警備隊までもが逃げることができず、殺戮の海にのみ込まれていった・・・・・・。
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