時代小説界に新風を吹きこみ、テレビドラマ化もされたベストセラー・シリーズ第1弾!柳原堤下で、武家の心中死体が発見された。旗本にあるまじき不祥事に、遺された妻と幼い息子は窮地に陥る。そこにさすらいの渡り用人唐木市兵衛が雇われた。算盤(そろばん)を片手に家財を調べる飄々とした武士に彼らは不審を抱くが、次第に魅了されていく。やがて新たな借財が判明するや、市兵衛に不穏な影が迫る。心中に隠されていた奸計とは?“風の剣”を揮う新ヒーロー・市兵衛誕生!
便利な購入方法
-
-
時代小説界に新風を吹きこみ、テレビドラマ化もされたベストセラー・シリーズ第1弾!柳原堤下で、武家の心中死体が発見された。旗本にあるまじき不祥事に、遺された妻と幼い息子は窮地に陥る。そこにさすらいの渡り用人唐木市兵衛が雇われた。算盤(そろばん)を片手に家財を調べる飄々とした武士に彼らは不審を抱くが、次第に魅了されていく。やがて新たな借財が判明するや、市兵衛に不穏な影が迫る。心中に隠されていた奸計とは?“風の剣”を揮う新ヒーロー・市兵衛誕生!
-
内藤新宿開宿以来の老舗磐栄屋が窮地に陥っていた。不当に立ち退きを命じられた挙句、主天外と跡取り息子が何者かに襲われたのだ。そんな最中、風のように一人の男が現われる。“算盤侍”唐木市兵衛である。つぶさに現状を調べた市兵衛は、新宿進出を狙う豪商と鳴瀬藩の陰謀と看破する。主の娘とともに店を救う秘策とは? 新ヒーローの活躍に時代小説界で話題沸騰!大好評のベストセラー・シリーズ、興奮の第2弾!
-
-
日本橋小網町の醤油酢問屋「広国屋」に風のように一人の男が現われた。“算盤侍”の異名を持つ、渡り用人・唐木市兵衛である。使用人の不正を明らかにしてほしいということで雇われたのだったが、折しも広国屋で使う艀(はしけ)に直買い(密輸)の嫌疑がかかっていた。市兵衛は店を牛耳る番頭の背後にいる、古河藩の存在を知る。その側用人と番頭の企みとは? “風の剣”を揮う市兵衛の胸のすくような活躍、巻をかさねるごとに面白さ倍増の「風の市兵衛」シリーズ、颯爽の第3弾!
-
-
お家騒動で揺れる出石藩の姫君が江戸市中で命を狙われた。武蔵国等々力村に身を潜めた姫の護衛に選ばれたのが、算盤侍の唐木市兵衛であった。美貌の上に天衣無縫な姫君は、初めての市井の暮らしに目を輝かせるが、農民の困窮に心を痛める。やがて無謀な行動に出たことから敵方に知られることになってしまった。月光の下、殺到する刺客たち。“風の剣”を揮い立ち向かう市兵衛と姫の運命は?「風の市兵衛」シリーズ、圧倒の第4弾!
-
-
祝言能の高砂が流れる北相馬藩江戸藩邸で、勘定人・中江作之助が斬殺された。“算盤侍”の異名を持つ渡り用人・市兵衛は、病死と報された息子・作之助の死に疑念を抱き、出府してきた老侍・中江半十郎と知り合う。やがて遺品の勘定書を託された市兵衛は、それが藩を壟断する一派の悪行が記された物であることに気づいた。かつて“相馬の鷹”と呼ばれた半十郎とともに、市兵衛は卑劣な罠が待つ藩邸へと向かうが・・・・・・。「風の市兵衛」シリーズ、颯爽の第5弾!
-
-
九歳になる江戸音羽の色茶屋の倅・藤蔵は、勘定方を輩出する算勘・算筆専門の私塾入門を目指し、“算盤侍”唐木市兵衛を師に招いた。同じ頃、市兵衛の周囲には、殺気を纏う托鉢僧や謎の祈祷師集団が出没、不穏な空気が流れ始めていた。一方、芸者勤めをする藤蔵の姉・歌は、旗本・桜井長太夫に妾になれと執拗につきまとわれ、窮地に。やがて祈祷師らが動き始め、江戸を地獄に変える阿鼻叫喚の夜が始まろうとしていた・・・・・・。空前の大作、上下巻で登場!
-
-
謎の祈祷師盗賊団は旗本・桜井長太夫の芸者・歌への執着を巧みに利用して、江戸音羽の花街を取り締まらせると、同時に付け火で町方を混乱させ、金座を襲撃、大強奪を果たした。その夜、混乱のなか歌が失踪。市兵衛は捜索に乗り出すが、面目を失った奉行所も悪党一味の捕縛に躍起になった。やがて、市兵衛に迫る托鉢僧が実は剣術の兄弟子・真達で、その目的が市兵衛誅殺と判明するが・・・・・・。卓抜の構想で放つ、大人気「風の市兵衛」シリーズ空前の大作(上・下2巻)!これまで語られなかった市兵衛の瞠目の過去も明らかに!
-
-
“算盤侍”の異名を持つ渡り用人・唐木市兵衛に、貧乏旗本の倅が犯した金貸し婆の斬殺事件を洗い直してほしいという依頼が入った。調べを開始した市兵衛は、失踪した御家人一家の捜索に当たる定町廻り同心・渋井鬼三次と度々遭遇、手を組むことに。やがて事件の背後に花町の顔役と羽振りのいい骨董屋、元勘定吟味役たちの蠢(うごめ)きを嗅ぎつけたとき、二つの事件が繋がった!ヒーローの圧倒的魅力でますます読者拡大の人気シリーズ第8弾!
-
-
師走雪の夜、元松前奉行配下の旗本が射殺された。銃は西洋製で、賊はえぞ地での遺恨を口にしたという。北町同心・渋井が捜査を開始した同じ頃、渡り用人・唐木市兵衛は元老中・奥平純明から、碧眼美麗な側室・お露と2人の子の警護役に雇われる。やがて純明が破綻したえぞ地開発の推進者だったことが判明、屯田兵として入植した八王子千人同心の悲劇が浮上する・・・・・・。大人気「風の市兵衛」、シリーズ屈指の巨編(上・下2巻)誕生!
-
-
遂に奥平純明が襲撃された。唐木市兵衛は賊が安宅猪史郎ら元千人同心で、純明のえぞ地政策の盟友だった商人・竹村屋雁右衛門がその協力者と知る。雁右衛門は純明の側室・お露の前夫で、裏切られ、妻を奪われたとして恨み骨髄に徹していた。やがて純明とお露が秘す哀しき真相を知った市兵衛は、己が一分を果たす覚悟を新たにするが・・・・・・。明日を求めぬ復讐劇に待つ終幕とは?大人気「風の市兵衛」、シリーズ屈指の大作(上・下2巻)完結編!
-
-
“算盤侍”の異名を持つ渡り用人・唐木市兵衛は、知己の蘭医・柳井宗秀の紹介で人捜しを頼まれた。依頼主は江戸東郊の名主で、失踪した代官所の手代・清吉の行方を追うことに。一方、北町同心の渋井鬼三次は、本来、勘定奉行が掛の密造酒の調べを極秘に命じられる。江戸で大人気の酒・梅白鷺が怪しいというのだ。やがて二つの探索が絡み合った時、代官地を揺るがす悪の構図が浮上する・・・・・・。大人気の「風の市兵衛」シリーズ、ますます快調の第11弾!
-
-
「ああいう男はとり除かねば」文政半ばのある年末、江戸城内外で奥祐筆組頭・越後織部は謀議を重ねていた。翌春、長兄で目付・片岡信正の婚儀の喜びも冷めぬ中、今は市井に生きる末弟・唐木市兵衛は、信正配下の小人目付・返弥陀ノ介の捕縛、責問の報に驚愕。信正も謹慎中と知り、真相の究明に乗り出すが・・・・・・。冤罪に落ちた兄と友を救うため、〈風の剣〉が城に巣くう闇を斬る!大人気の「風の市兵衛」シリーズ、快進撃の第12弾!
-
-
-