ライトノベル
奇械仕掛けのブラッドハウンド(イラスト簡略版)
シリーズ内の平均評価:
(1)
――その《指》は願望を具現化する。猟奇殺人が起こる街。思い出に溺れて人は死ぬ。」そして数奇なる運命の車輪は回り始めた・・・・・・。平和な街を突如襲った連続猟奇殺人/潰殺事件。都市という、寂れた箱庭の片隅で探偵稼業を営む芥宗佑(あくた・そうすけ)は、潰殺事件によって家族を殺された高校の後輩・栂貴織(つが・きおり)の訪問を受ける。警察には頼れないと言い張る彼女を、情に流され保護した宗佑は、人捜しの依頼を受けることとなった。そして、貴織の依頼を進めるなか、宗佑は蠢く《指》の因縁に絡め取られていく。息の・・・
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《指》に繰られた物語は終焉へ・・・・・・
かつて、音耶の体を操っていた《金指》との邂逅。
それは、宗祐と音耶を取り巻く環境に、知らず知らずのうちに大きな影響を与えていた。
「自分」という存在に疑念を抱き始めた音耶。
そして、とある戦いを経て、自分に「過去」が存在していなかったことを自覚してしまった宗祐。
そんな中、二人の執行者の前に、再び《金指》が現れる。
彼女は圧倒的な力で二人を蹂躙し、音耶の体を奪い去っていった。
その喪失感から、宗祐は自分がどれだけ音耶を大切に思っていたのかを思い知る。
全てを取り戻すために、宗祐は単身、《金指》の行方調査に向かう。音耶が残した音耶そのものであるその義指を、再びあるべき肉体に戻してやるために。
その先で見つけた山奥の洋館。
その地下に眠る実験施設。
そこで彼は、自分の出自、《指》とは何か、そして全ての真実を知る。
――それは滑稽な人形劇。金の令嬢は体を求め、紅き執行者は心を求めた。紡がれるは《指》が織りなす終末への狂想曲。
第8回小学館ライトノベル大賞にて大賞を受賞した話題作、ついに衝撃の完結編!!
※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。 -
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新たなる敵。新たなる力。
《潰殺鬼》事件から数週間が経つ。
その間、神楽ヰ音耶(かぐらゐ・ねや)は事件で負った傷を癒やす為に入院。芥宗佑(あくた・そうすけ)は新たなる事件を追っていた。
死体が「失踪」する。
宗佑たちが探偵を営む瀬科市で起こったこの事件は、解決の糸口も見つからないまま、警察の捜査が続いていた。
動機も方法も明確にならない、不思議な事件。だが、死体がひとりでに歩き出すワケが無い。
宗佑は、その事件の裏に「指」の存在を確信する。
その間、入院中の音耶は、「失踪」した人物と懇意にしていた少女に出会う。
《潰殺鬼》事件を経て、「指」に関わる人間が不幸になるということを改めて認識していた宗佑と音耶は、新たなる被害者が出る前に、と死体失踪の真実を求めて奔走する。
かくして黄ばんだ記憶の蓋は開き、紅き執行者の新たな能力が花開く。
それは「指」が奏でる絶望への鎮魂歌。
第8回小学館ライトノベル大賞にて大賞を受賞した話題作、早くも第2弾!!
※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。 -
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――その《指》は願望を具現化する。
猟奇殺人が起こる街。思い出に溺れて人は死ぬ。
」そして数奇なる運命の車輪は回り始めた・・・・・・。
平和な街を突如襲った連続猟奇殺人/潰殺事件。
都市という、寂れた箱庭の片隅で探偵稼業を営む芥宗佑(あくた・そうすけ)は、潰殺事件によって家族を殺された高校の後輩・栂貴織(つが・きおり)の訪問を受ける。警察には頼れないと言い張る彼女を、情に流され保護した宗佑は、人捜しの依頼を受けることとなった。そして、貴織の依頼を進めるなか、宗佑は蠢く《指》の因縁に絡め取られていく。
息の合わない相棒・神楽ヰ音耶(かぐらい・ねや)とともに、宗佑は惨劇の舞台裏と黒幕の存在に到達するが・・・・・・。
ふたりの「探偵」を待ち受けるのは、――悲劇か喜劇か。
かくして、銀の鉄槌は下り、紅き執行者は断罪の撃鉄を上げる。
繰り広げられるは《指》に魅入られた愚者達の輪舞曲――。
新房昭之監督がゲスト審査員として参加し「映像として見せたい」と絶賛した、第8回小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞受賞作!!
※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。 -
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