2009年8月5日、太田出版より「思想と活動」をテーマにした雑誌『atプラス』が創刊されます。事象を原理的思考と歴史性から読み解く「思想」と、多様な人びとの協同から生み出される「活動」に焦点をあてます。皮相的な分析とは一線を画し、「モノゴトを根本的にとらえなおす」ことを基本に若い書き手を加え、活発に問題提起を行っていきます。◆創刊の経緯太田出版では『atプラス』に先立って、『at』を発売していました。『at』はオルター・トレード・ジャパンが発行体となり太田出版が発売を担当してきたものですが、その・・・
便利な購入方法
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【特集】吉川浩満編集協力 人間の未来
吉川浩満「特集によせて」
稲葉振一郎+吉川浩満「<人間>の未来/人間の<未来>」
木島泰三「自由意志と刑罰の未来」
粥川準二「人間の未来とバイオテクノロジー」
ベンジャミン・クリッツアー「動物たちの未来は変えられるか?」
山本貴光「ゲームと人間」
飯島和樹+片岡雅知「トロッコに乗って本当の自分を探しに行こう」
柴田絵里「アイの自由研究日記」
井上智洋「人工知能とベーシックインカムによる革命」
平野徳恵「セックスロボットの社会的影響と愛の可能性」
諫早庸一「歴史の未来 歴史学の明日」
【連載】
動く人第11回 國分功一郎「哲学の生まれる場所」
朴沙羅「家の歴史を書く」第2回
栗原康
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【特集】他者の理解
熊谷晋一郎「強いられる他者の理解」
古田徹也「半透明な心――他者とともにあることの悲劇、あるいは救いをめぐって」
坂上香「犯罪者の(「他者化」された)声を聴くということ」
木ノ下裕一「旅すること――他者としての古典」
大賀祐樹「理性的ではなく、知性的に――自己、他者理解、創造的知性」
三宅陽一郎「他者とは何か 人工知能から見た視点」
【特別対談】
橋本治+橋爪大三郎「日本語のできあがり方」
【新連載】
朴沙羅「家(チベ)の歴史を書く」
【動く人】第10回
多田裕美子「他者の中に自分を見る」
【レビュー】
比嘉徹徳「脳事象、出来事、そして精神分析」
『atプラス』31号に書いた/語ったひとたち
編集後記
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【特集】臨床と人文知(松本卓也編集協力)
千葉雅也+松本卓也
ポスト精神分析的人間へ――メンタルヘルス時代の〈生活〉
松本卓也
水平方向の精神病理学に向けて
上尾真道
「運動」としての精神分析のために
小倉拓也
老いにおける仮構――ドゥルーズと老いの哲学
大崎晴地
障害と建築――生成する病跡学
竹中均
グールド・サイード・自閉症
【連載】
動く人(第9回)
こうの史代 記憶の器として、日常を描きとめる
大澤真幸
可能なる革命(最終回) 来るべき民主主義
Review of the Previous Issue
桜井智恵子 「支援」という包摂――自己責任への主体化
『atプラス』30号に書いた/語った人たち
編集後記
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【特集】保育
ブレイディみかこ
保育園から反緊縮運動を始めよう
大西連
子供の貧困対策は「投資」なのか「支援」なのか
相馬直子
ダブルケア(ケア複合化)を前提とした社会設計を
【特別対談】
坪内祐三×安藤礼二
怪人・松山俊太郎を読む――蓮喰い人(ロータス・イーター)の解釈学
【緊急インタビュー】
水野和夫
EU離脱とマイナス金利と――世界史的考察
【特別寄稿】
上間陽子
病院の待合室で
【連載】
動く人(第8回)
打越正行 暴走族のパシリになる
大澤真幸
可能なる革命(第21回)
「呼びかけ」と〈呼びかけ〉
Review of the Previous Issue
中村隆文 「人間に関する理論」の難しさ
『atプラス』29号に書いた/語った人たち
編集後記
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※電子書籍版『atプラス28 (岸政彦 編集協力)』には山北輝裕「モクモク部屋で人生を聞く」は収録されておりません。
【特集】生活史 (岸政彦 編集協力)
岸政彦
特集によせて 人に会い、語りを聞く。そしてそこから、社会を考える
上間陽子
キャバ嬢になること
朴沙羅
生活史における「事実」のために
齋藤直子
一九年前の調査を読み直す
石岡丈昇
ボクサーと言葉
川端浩平
帰化と放射能汚染
岸政彦
タバコとココア――「人間に関する理論」のために
etc... -
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【特集】現場を生きる
岡啓輔
自分でビルを建てる――二〇〇年もつコンクリート
北田暁大+山口智美
リベラルの歴史認識――バックラッシュという分岐点
ブレイディみかこ
民主主義ってコレなのか?――ポデモスが直面する現実
栗原康
失業者のストライキ――われわれは、どこにでもひきこもれる
【特別寄稿】
大塚英志
機能性文学論――更新後の文学
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【特集】 シニシズムを越えて
上野千鶴子+北田暁大
「1968」と「2015」のあいだ――安保法案反対運動の新しさと継承したもの
ブレイディみかこ
米と薔薇――新自由主義の成れの果ての光景
大澤聡+大塚英志
文学のリハビリテーション――商業主義とグローバリズム
【連載】
大澤真幸
可能なる革命(第18回) 柄谷行人試論(その1)
柄谷行人
Dの研究 第4回 宗教と社会主義
動く人第5回
佐藤拓哉 ハリガネムシはなぜカマドウマを操作するのか――森と川の生態系をつなぐ寄生虫
大竹弘二
公開性の根源 第14回 スパイ、ゲーム、秘密の戦争(後編)
Review of the Previous Issue
藤森照信 イソとスメラ
デザイン覚書41
鈴木一誌
『atプラス』26号に書いた/語った人たち
編集後記
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【特集】東京祝祭都市構想――2020年東京五輪に向けて
磯崎新+安藤礼二
プラットフォーム2020――祝祭都市構想
大澤真幸
皇居前広場のテオーロス――祝祭都市構想 プラットフォーム2020に寄せて
原武史
東京・皇居前広場――「何もない空間」から「広場」へ
市川紘司
1949年の天安門広場――「建国セレモニー」から「毛沢東の空間」へ
横手義洋
ローマ・ヴェネツィア広場――近代ローマと都市の熱狂
土井義岳
聖なる空虚と近代都市の祝祭――パリ、ワシントンD.C.、ニューデリー、東京
五十嵐太郎
楽劇という宗教儀式――バイロイト祝祭劇場の空間
中谷礼仁
聖なる炬火――ニュルンベルグと宮城まへ
松井茂
「かいわい」に「まれびと」が出現するまで――「お祭り広場」1970年
【連載】
動く人(第4回)
六車由実
柄谷行人
Dの研究(第3回) 宗教と社会主義(承前)
大竹弘二
公開性の根源(第12回) スパイ、ゲーム、秘密の戦争(前編)
Review of the Previous Issue
鵜飼哲 「テロ」られる側の論理、あるいは主体性の戦争
デザイン覚書40
鈴木一誌
『atプラス』25号に書いた/語った人たち
編集後記
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【特集】皇后・沖縄・イスラーム
原武史+中島岳志
皇后が支えた近代天皇制――『皇后考』が示したもの
國分功一郎
辺野古を直感するために――沖縄<辺野古・キャンプ・シュワブ>レポート
中田考+橋爪大三郎
イスラームとはなにか――イスラームとキリスト教という二つのシステム
【特別寄稿】
小泉義之
狂気の哲学史へ向けて――行動の狂気と自閉症・発達障害・精神病圏
【連載】
柄谷行人
Dの研究(第2回)原遊動性の回帰
いがらしみきお
誰でもないところからの眺め(第4話)言葉なんかいらない
大竹弘二
公開性の根源(第11回) フランツ・カフカ、生権力の実務家
動く人(第3回)
亀井伸孝
「同化か/隔離か」の暴力にあらがう――文化人類学者に求められているもの
山崎亮
コミュニティデザインの源流(第7回) 聖人トマス・カーライル
大澤真幸
可能なる革命(第17回) 「無知のヴェール」の社会契約とその限界
Review of the Previous Issue
佐藤優 柄谷神学の形成過程――「Dの研究」の射程
デザイン覚書39 鈴木一誌
『atプラス』24号に書いた/語った人たち
編集後記
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【新連載】 柄谷行人 Dの研究(第一回) 宗教と社会主義 【特集】21世紀の資本論 水野和夫 日本の「21世紀の資本」論――資本主義と民主主義のたたかい 中山智香子 レントがひらく可能性――「メメント・モリ」の経済学のために 【連載】 大竹弘二 公開性の根源(第10回)書記の生、文書の世界 いがらしみきお 誰でもないところからの眺め 第3話 すごく小さく、すごく速く 動く人第2回 井野朋也 迫川尚子 店の命運を決めるのは家主ではなく、お客様です。――ベルクから見た新宿の二〇年 山崎亮 コミュニティデザインの源流 第6回 楽観主義者ロバート・オウエン 大澤真幸 可能なる革命(第16回) 誰も知らないのに、皆は知っている Review of the Previous Issue 岸政彦 祝祭と内省――小川さやかとヤン・ヨンヒの作品における「他者」 デザイン覚書38 鈴木一誌 『atプラス』23号に書いた/語った人たち 編集後記
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【特集】国家とアイデンティティ
ヤン・ヨンヒ 「かぞくのくに」北朝鮮・韓国・日本――日本人も住んでいる国
岡谷公二 済州島と慶州にて――堂、御嶽、神社
羽根次郎 「陸」の世界の少数民族と貧困――「ウイグル問題」をめぐるアイデンティティ・ポリティクス再考
【新連載】
小川さやか 動く人 第1回 都市の不確実性に身をゆだねる
【連載】
いがらしみきお 誰でもないところからの眺め 第2話 夢に出てくる景色
山崎亮 コミュニティデザインの源流 第5回 発明家エベネザー・ハワード
大澤真幸 可能なる革命(第15回) 一般意志と全体意志
Review of the Previous Issue 木村草太 憲法を燃やす者たちは、いずれ国をも燃やすだろう
デザイン覚書37 鈴木一誌
『atプラス』22号に書いた/語った人たち
編集後記
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【特別寄稿】
柄谷行人 東アジア世界の構造<韓国・釜山編>――帝国の周辺と亜周辺
柄谷行人 東アジア世界の構造<中国・上海編>――一八九四年と二〇一四年
【特集】憲法の条件
大竹弘二 「民主的立憲国家」は生き残れるのか?――政治理論的視点から見た「解釈改憲」問題
橋爪大三郎 日本国憲法と国家緊急権――Constitution and Emergency Power
小林節+國分功一郎+白井聡 憲法の破壊はどうして起きたのか――戦後の改憲派と護憲派の構造
【新連載】
いがらしみきお 誰でもないところからの眺め 第1話 まだゆれてる
【特別寄稿】
松本卓也 レイシズム2.0?――現代ラカン派の集団心理学
【連載】
辻信一 我は如何にして活動家となりしか 第12回 スローという抵抗の思想
山崎亮 コミュニティデザインの源流 第4回 姉弟子、オクタヴィア・ヒル
大澤真幸 可能なる革命(第14回) Another World is Possible
Review of the Previous Issue 岩野卓司 『借りの哲学』補完計画
デザイン覚書32 鈴木一誌
『atプラス』21号に書いた/語った人たち
編集後記
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