ライトノベル
無責任シリーズ
シリーズ内の平均評価:
(15)
完結
コツコツやる奴ァ、ゴクローさんってか!?―ジャスティ・ウエキ・タイラーは軍隊一お世辞上手なお調子者。上官のタイコ持ちしか能がないとみられているタイラーだが、奇抜な作戦と想像を絶する(!?)幸運とでトントン拍子に出世して、今や最新鋭宇宙戦艦の艦長なのだ。今日も今日とて副官以下の心配と不信の眼をよそに、ハナ歌まじりで航海中。だが、敵ラアルゴン帝国の通信衛星と遭遇して・・・。新鋭吉岡平書き下ろしのユーモア・スペース・オペラの登場だ。 ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。
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イツマを庇って凶弾に撃たれたものの、一命をとりとめたドミン。またタイラーの提唱した『銀河三分の計』もほぼ達成されつつあり、ようやく銀河に平和が訪れようとしていた。そんななか、ノーイとバグジーとの結婚式の招待状が親戚縁者たちの元へ送り届けられた。スレイ、イツマ、ベルファルド、そしてタイラーが再び一堂に会す機会がやってきたのだ。だが、イツマを狙った謎の人物はまだ影を潜め、今度は結婚式を睨んで攻撃をしかけてくる・・・。最後の波乱の行方はどうなる?タイラーの血が次々にドラマを巻き起こしていった「無責任シリーズ」、10年の歳月を経て、ここに完結。
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「三番目の王者を名乗るのは、このオリジナルに勝ってからにせい!」イツマ、スレイを打ち破り、ついに宇宙最強かと思われたベルファルドの前に、最大の敵・タイラーが名乗りをあげてきた。ここまでタイラー譲りの強運と実力で勝利を手にしてきたベルファルドだが、今度ばかりはそうはいかない。なぜなら相手は100年多く経験を持つもうひとりの自分なのだから・・・。ふたりの考えることはすべて同じ。奇策や秘策を投じたところで、相手にとっては当たり前。逆に常套手段が奇策となりうるこの戦況のなか、百戦錬磨の怪物にベルファルドは勝てるのか!?物語はいよいよクライマックスへ。
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ナ・バァム・ナ・バァム・ドムの大艦隊をたった一隻で打ち破り、一躍“時の人”となったベルファルド。連日連夜マスコミに取り上げられる彼はしだいに世間の心までも掴んでいく。が、すでに彼の頭の中には、イツマの汎銀河共和国、スレイのバグジー=スレイ帝国と勢力を三分するための新たな「国家」の構想が描かれつつあった。銀河の平和は、三つの勢力が互いに牽制しあってこそ成し遂げられるもの。自らの信じる正義を貫くため、彼は全宇宙に生中継されるテレビでこの『銀河分割構想』を提示する。その発言に賛同した一般市民は、続々と彼の下に亡命。これを叛乱として見逃すわけにはいかないイツマは、ベルファルドの前に立ちはだかり勝負を挑む。ついに後継者候補たちの勝負の瞬間が来た。生死をかけた戦いがいよいよはじまる。
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誰よりも信頼していた親友に裏切られ、捕われの身となってしまったスレイ。だが、意外な人物の登場により、彼は窮地から脱出する。一方、ベルファルドらの乗った巡洋艦『アポフィス』は、ナ・バァム・ドムからの直撃弾を浴び、艦長ほか有能なクルーを失ってしまう。と同時にその衝撃に巻き込まれたエッソは、一刻も早く手術を受けなければ命が危ない状態に。逃げようにも艦は壊滅寸前。「ああ、もうお終いだあ・・・・・・」とへたり込む乗組員たち。絶体絶命のピンチに追い込まれるなか、彼のひと声が艦内に響きわたった。「今から、僕がこの艦の指揮を執らせてもらう」ついに眠っていたタイラーの血が目覚めるか!? ベルファルドの本領発揮が期待される、シリーズ第7弾!
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ついにスレイが新帝国を樹立!タイラー後継者候補三人の対立は、いよいよ銀河全域を舞台とするまでに発展した。そんなニュースが流れるなか、登場してくる「秀才三羽烏」たち。彼らは優秀過ぎるがゆえ(?)に、就職先を見つけられずにいた。が、偶然か、はたまた運命か、スレイ、イツマ、ベルファルドに出会い、それぞれの絶好の活躍の場を得ることになる。有能な部下のおかげもあり、着々と力をつけるベルファルド。一方、後継者争いで一歩リードしていたはずのスレイは、なんとベルファルドの裏切りにより、罠にはめられてしまう・・・。脇役ながらこのシリーズに欠かせない存在のアキヅキとプラティープを主役に、彼らの学生時代を描く「Lawyer boys」も同時収録。
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汎銀河共和国皇帝ゴザ18世崩御!この知らせが銀河を駆けめぐった時、無責任男候補者たちの運命も大きな転換の時を迎えた。次の皇帝候補を巡り、きな臭い噂が流れた。曰く「バグジーは地球人の血が混じっているので次期皇帝にはなれない・・・」その噂を裏付けるようにバグジーの命が狙われる。無責任男候補者たちはそれぞれの立場からバグジーを護るために動き出した。だがそれはスレイ、イツマ、ベルファルドの三人が互いに相いれない存在であることを明らかにすることでもあった。物語は風雲急を告げ、再び銀河全域を巻き込んだ荘大な戦いの火蓋が切って落とされた。
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「無責任候補者」たちに迫り来る大ピンチ!弁護士殺害の罪で刑務所に送られるスレイにカンパニーから最強の刺客が送られた。その名もTTB7人衆。タイラーの遺伝子から作られた兄弟たちだ。様々な力を秘めた兄弟たちをスレイは徒手空拳で迎え撃つ!一方、イツマは殺人者と友人であるというスキャンダルによりタイラーコーポレーションの会長職を辞職。そして、ベルファルドは勤め先を告訴した裁判には勝てたが会社が倒産し、無職の身の上に舞い戻ってしまう。このピンチを「無責任候補者」たちはどう切り抜けていくのか。
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“無責任男候補者”の中で一歩引いていた感のあったベルファルドが遂に行動を開始した。さすがにあのタイラーの遺伝子を持つ男だけあってトントン拍子の大出世を成し遂げる。ただ、タイラーほど“根拠のない自信”を持ち合わせていないせいか、少々スケールが小さいのが玉にキズ。それでも銀河の中ではかなりのレベルの会社の重役に収まってしまった。だが、ベルファルド自身はこの出世が許せない。なぜなら彼の知る事実を隠す、いわば口封じのための出世だったからだ。自分の心を偽ることのできないベルファルドはイツマとスレイの協力のもとに会社を告発するのだが・・・。人気シリーズ第3弾。
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“無責任男”候補者たちに迫る危機また危機!スレイに恨みを抱くカンパニーによって刺客が送られてきた。信じられないほどの閃きと幸運によってスレイはその危機を脱した。だが、刺客はベルファルドを利用する作戦に出てきたのだ。そんな危機的な状況の中でジャスティ・ウエキ・タイラーはスレイに告げるのであった。「イツマと戦え!」と・・・。困惑するスレイ。一方ベルファルドもタイラーから重大な秘密を打ち明けられた。「君ならば判るだろう。何故なら、君は・・・」それぞれの思いが錯綜する中、カンパニーの策により、スレイ、イツマ、ベルファルドの三人の命は風前の灯火となってしまった。
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ドン・レオ・スレイ。21歳という若さながら銀河を裏から支配する「エグゾゼカンパニー」の幹部である。イツマ・ウエキ・タイラー。21歳の文字どおり万能という言葉が似つかわしい、タイラー家期待の逸材である。あの“宇宙一の無責任男”ことジャスティ・ウエキ・タイラーの玄孫なのだ。イーサン・ベルファルド=タイラー。やはり21歳の若者でタイラー家に嫁いだ女性の連れ子。だから、タイラー家とは血の繁がりはない。だが、普通の青年とはひと味違う「何か」を感じさせる男だ。まったく境遇の違う三人の若者の出会いが銀河に嵐を巻き起こす。銀河の覇者“ジャスティ・ウエキ・タイラー”の後継者の座は誰の手に。
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ブラック・セラフィムとの戦闘は惑星連合軍の勝利に終わり、銀河に再び平和が訪れた。だが、勝利と引き替えにカツヤは最愛の人を失い、心に大きな痛手を負ってしまった。一方エドは無事マチコと暮らしはじめる。事故の後遺症で眠り続けるマチコと・・・。そんな最中ブラック・セラフィムの残党が宇宙船ジャックを仕掛け、700人の人質をとる事件を起こした。そこに復活したカツヤ登場!なんと宿敵キム・タークを説得役に連れて事件現場へと駆けつけたのだ。カツヤの奇想天外な活躍が始まった!人気シリーズ第五弾!完結編。
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銀河に一輪の薔薇の如く輝く宙域、その名も薔薇色星雲。そこがカツヤ(惑星連合宇宙軍番長)とキムターク(武装新興宗教ブラック・セラフィム幹部)との決戦の場となった。決戦前夜、カツヤの陣中に思いがけない人物がやってきた。そう、エドが土産を持って戻ってきたのである。カツヤは土産を見て、勝利を確信するのであった。だが、キムタークにはこれまでカツヤが得意としてきた戦法を覆す秘策がある。互いに勝利を確信し、ついに最終決戦の火蓋が切って落とされた。人気シリーズ第四弾。
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