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《五丈原の巻》
第一次北伐~孔明死後の魏延謀叛。
<目次>
◆ 中原を指して
◆ 美丈夫姜維
◆ 祁山の野
◆ 西部第二戦線
◆ 鶏家全慶
◆ 洛陽に生色還る
◆ 陣中に戯言なし
◆ 高楼弾琴
◆ 馬謖を斬る
◆ 髪を捧ぐ
◆ 二次出師表
◆ 二度祁山に出づ
◆ 食
◆ 総兵之印
◆ 司馬仲達計らる
◆ 天血の如し
◆ 長雨
◆ 賭
◆ 八陣展開
◆ 竈
◆ 麦青む
◆ 北斗七星旗
◆ 木門道
◆ 具眼の士
◆ 木牛流馬
◆ ネジ
◆ 豆を蒔く
◆ 七盞燈
◆ 水火
◆ 女衣巾幗
◆ 銀河の祈り
◆ 秋風五丈原
◆ 死せる孔明・生ける仲達を走らす
◆ 松に古今の色無し
◆ 篇外余録
◆ 諸葛菜
◆ 後蜀三十年
◆ 魏から―晋まで
●『三国志』解説/渡部昇一【第10巻】 -
《出師の巻》
華佗の関羽治療~孔明の第一次北伐出陣。
<目次>
◆ 骨を削る
◆ 建業会議
◆ 呂蒙と陸遜
◆ 笠
◆ 荊州変貌
◆ 鬢糸の雪
◆ 月落つ麦城
◆ 蜀山遠し
◆ 草喰わぬ馬
◆ 国葬
◆ 成都鳴動
◆ 梨の木
◆ 曹操死す
◆ 武祖
◆ 七歩の詩
◆ 私情を斬る
◆ 改元
◆ 蜀また倣う
◆ 桃園終春
◆ 雁のみだれ
◆ 呉の外交
◆ 此の一戦
◆ 冬将軍
◆ 慰霊大望
◆ 一書生
◆ 白帝城
◆ 石兵八陣
◆ 孔明を呼ぶ
◆ 遺弧を託す
◆ 魚紋
◆ 蜀呉修交
◆ 建艦総力
◆ 淮河の水上戦
◆ 南蛮行
◆ 南方指掌図
◆ 孟獲
◆ 輸血路
◆ 心縛
◆ 孔明・三擒三放の事
◆ 王風羽扇
◆ 毒泉
◆ 蛮娘の踊り
◆ 女傑
◆ 歩く木獣
◆ 藤甲蛮
◆ 戦車と地雷
◆ 王風万里
◆ 鹿と魏太子
◆ 出師の表
●『三国志』解説/渡部昇一【第9巻】 -
《図南の巻》
曹操、魏公に昇る~関羽、樊城で于禁らを捕らえる。
孔明の策により成都は崩落、劉備はとうとう安泰の地、蜀を得た。一方の曹操は詔を得、遂に魏王へと昇る。
魏・蜀・呉の三国が一進一退の攻防を繰り広げる中、劉備は群臣におされ、漢中王へ。
それぞれの思惑、野望が渦巻き、三国の対立はいよいよ本格化していく。
<目次>
◆ 日輪
◆ 上・中・下
◆ 酒中別人
◆ 魏延と黄中
◆ 短髪壮士
◆ 落鳳坡
◆ 破軍星
◆ 草を刈る
◆ 金雁橋
◆ 西涼ふたたび燃ゆ
◆ 馬超と張飛
◆ 成都陥落
◆ 臨江亭会談
◆ 冬葉
◆ 漢中併呑
◆ 剣と戟と楯
◆ 遼来来
◆ 鵞毛の兵
◆ 休戦
◆ 柑子と牡丹
◆ 藤花の冠
◆ 神ト
◆ 正月十五夜
◆ 御林の火
◆ 陣前公用の美酒
◆ 敗将
◆ 老将の功
◆ 絶妙好辞
◆ 一股傷折
◆ 趙子龍
◆ 次男曹彰
◆ 鶏助
◆ 漢中王に昇る
◆ 烽火台
◆ 生きて出る柩
◆ 関平
◆ 七軍魚鼈となる -
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◆三国志 第七巻 望蜀の巻◆
遂に、敵を襲撃する大機会が訪れた...
知略・武略に優れている周瑜は、次々と巧妙な戦略を指示していくが、...
<目次>
降参船
赤壁の大襲撃
山谷笑う
攻なき関羽
一?三城
白羽扇
黄忠の矢
針鼠
柳眉剣簪
鴛鴦陣
朝の月
凛凛細腰の剣
周瑜・気死す
文武競春
荊州往来
鳳雛去る
酔県令
馬騰と一族
不倶戴天
渭水を挾んで
火水木金土
敵中作敵
兵学談義
蜀人・張松
孟新新書
西蜀四十一州図
進軍
鴻門の会に非ず
珠
●『三国志』解説/渡部昇一【第7巻】 -
《赤壁の巻》
孔明出蘆~東南の風を祈る。
赤壁に追い詰められた劉備達。曹操は莫大な数の水軍を従えて、蜀の息の根を止めようともくろむ。
しかしそこへ孔明が立ち上がる。軍神は火計を図るため東南の風を呼ぶが―・・・?
<目次>
●出廬
●呉の情熱
●鈴音
●蜂と世子
●臨戦第一課
●許都と荊州
●新野を捨てて
●亡流
●母子草
●宝剣
●長坂橋
●一帆呉へ下る
●舌戦
●火中の栗
●酔計二花
●大呉令
●殺地の客
●狂瀾
●群英の会
●陣中戯言なし
●覆面の船団
●風を呼ぶ杖
●一竿翁
●裏の裏
●鳳雛・巣を出づ
●竹冠の友
●月烏賦
●鉄鎖の陣
●孔明・風を祈る
●南風北春 -
《孔明の巻》
関羽千里行~三顧の礼・隆中対。
軍神の噂を聞き、孔明のもとへやってきた劉備。しかし孔明は庵にはいなかった。
だが劉備はあきらめず、二度三度と足を運んだ。そしてとうとう孔明は劉備の情熱を認め、蜀軍に下る事を了承した。
<目次>
●関羽千里行
●五関突破
●のら息子
●古城窟
●兄弟再会
●于吉仙人
●孫権立つ
●霹靂車
●溯巻く黄河
●十面埋伏
●泥魚
●自壊闘争
●邯鄲
●野に真人あり
●遼西・遼東
●食客
●檀渓を跳ぶ
●琴を弾く高士
●吟嘯浪士
●軍師の鞭
●除庶とその母
●立つ鳥の声
●諸葛氏一家
●臥龍の岡
●孔明を訪う
●雪千丈
●立春大吉 -
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◆三国志 第四巻 臣道(しんどう)の巻◆
赤兎馬にまたがり方天戟(ほうてんげき)を振り回し、天下のその名を轟かせた呂布だったが、ついには敵に追い詰められてしまう。
敵の重囲に落ち、花嫁姿の娘を、鎧の上に背負い雪山を必死に脱出しようとするが...
<目次>
煩悩攻防戦
破瓶
白門楼始末
許田の猟
秘勅を縫う
油情燈心
鶏鳴
青梅、酒ヲ煮テ、英雄ヲ論ズ
雷怯子
兇門脱出
偽帝の末路
霧風
一書十万兵
丞相旗
鬮
不戦不和
奇舌学人
雷鼓
鸚鵡州
大医吉平
美童
火か人か
小児病患者
玄徳冀州へ奔る
恋の曹操
大歩す臣道
破衣錦心
白馬の野
報恩一隻手
黄河を渡る
燈花占
風の便り
避客牌
●『三国志』解説/渡部昇一【第4巻】
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◆三国志 第三巻 草莽(そうもう)の巻◆
天下の形勢は大きく変わっていた。献帝はあってなきものの如く、そして曹操は人心をつかみ機を得て、今や20万の兵馬を養う抜きんでた存在となった。“乱世の姦雄”と予言された曹操は、測り知れない抱負を追いかけはじめる...
<目次>
巫女
緑林の宮
改元
火星と金星
両虎競食の計
禁酒砕杯の約
母と妻と友
大江の魚
神亭廟
好敵手
小覇王
日時計
名医
平和主義者
花嫁
馬盗人
故弓夫人
?水は紅し
陣大夫
増長冠
仲秋荒天
空腹・満腹 梅酸・夏の陣
北客
健啖天下一
黒風白雨
奇計
●『三国志』解説/渡部昇一【第3巻】
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吉川英治作品シリーズ第一弾として『三国志』を刊行! “稀代の碩学”渡部昇一氏(上智大学名誉教授)による豪華解説(書き下ろし)付き!
三国志 第二巻 群星の巻
後漢の末、一大勢力となり、権力の中枢に就いた董卓(とうたく)は、帝を軽んじ、天下無双の豪傑・呂布(りょふ)を傍に置き、刺客さえ容易に寄せつけない。
そんな董卓の悪政に各地の群雄が猛反撃。天下が騒然となる中で、呂布はあろうことか董卓の寵姫である傾国の美女・貂蝉に恋をしてしまう。
その行く末や、いかに?
<目次>
偽忠狼心
競う南風
江東の虎
関羽一杯の酒
虎牢関
洛陽落日賦
生死一川
珠
白馬将軍
溯江
石
牡丹草
傾国
痴蝶鏡
絶桜の会
天?
人間燈
大権転々
秋雨の頃
死活往来
牛と『いなご』
愚兄と賢弟
毒と毒
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《桃園の巻》
劉備・関羽・張飛三人の出会い~曹操による董卓暗殺未遂。
後漢末の3世紀、世はすでに朝廷の令は届かず、黄巾賊が人々への収奪を繰り返していた。
漢室の裔孫(えいそん)である劉備は、タク県楼桑村において母親と生活をともにしながら、「むしろ」を織り、売って暮らしていた。
そんな中、関羽、張飛は劉備の血筋を知り、その人格・識見に親しみ、劉備こそ盟主に万民を救わんとして、義兄弟の契りを交わす。
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