ライトノベル
隣人は真夜中にピアノを弾く
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雪と氷の街で奏でられる悪魔の鎮魂歌。
ツンドラの雪原と原生林に覆われた銀世界。20年前に逃亡した悪魔ヴィクトル・ドュヴィヴィエが発見されたとの報を受け、バドとリッチは防寒着を身にまといこの地へやって来た。彼らの上司であるレイ・Cと共に働いていた過去を持つドュヴィヴィエは、大悪魔にも引けをとらない桁外れの戦闘力を持つ大物だ。しかし、彼らが捜し当てたデュヴィヴィエは、悪魔としての能力を完全に失っていた。彼の身に一体何が起こったのか? ともあれ、確保に成功したバドとリッチだったが、そのデュヴィヴィエを奪還しようとする者が現れる。それは街の自警団のトップに立つ男だった・・・・・・。雪と氷に閉ざされた街と、街を支配する自警団たち。ひとりの悪魔を巡って巻き起こる自警団同士の覇権争い。銀世界を舞台に起こる惨劇に男たちの叫びがこだまする。
“元人間の悪魔”と“悪魔”の監査官コンビが、悪魔の法を逸脱した者を裁く! サスペンス・ハードボイルド第2弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
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この世界には悪魔が“隣人”として存在する。
バーで出会った男は、私の身の上話を聞きたがった。
そして私は、その男・・・・・・悪魔に魂を売った――。
何者かの手によって一人の“悪魔”が殺された。その事件を調査すべく、とある寂れた町へと派遣されたバド。そして、その相棒となる男の名はリッチ、彼は正真正銘の悪魔だ。悪魔たちは人間社会を基盤にその中に溶け込み、彼らなりの法を順守しながら“隣人”のように存在している。その法を逸脱した者を取り締まるのが監査官の役目だ。死んだ“悪魔”の関係者たちと接触し事件の真相を追うバドとリッチの前に、悪魔狩りを行う秘密結社「清装局」が立ちふさがる・・・・・・。“悪魔に魂を売った男”と“悪魔”という立場上相容れないコンビが魅せるサスペンス・ハードボイルド。
「武装神姫」の世界をハードボイルドタッチで描き切ったノベライズシリーズ(『武装神姫 LOST DAYS』ほか)が、高い評価を受けた著者・陸凡鳥渾身のオリジナル・ハードボイルド作品。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。 -
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