ライトノベル
風の大陸
シリーズ内の平均評価:
(47)
完結
滅びつつある大陸。荒涼たる砂漠を旅するひとりの若者がいた。頭巾からのぞくその顔は女とみまごう美貌。人を魅了してやまぬ紫と緑の瞳はどこか遠くを見つめていた。華奢なその身の裡に大いなる力を秘めた青年アウル・トバティーエ。何処へ、何をめざすのか、孤独な旅を続ける彼は、月の光の導きのまま、ひとりの男装の美少女と出会った・・・・・・。「月刊ドラゴンマガジン」で絶賛を受けた『風の大陸』。その主人公三人、ティーエ、ラクシ、ボイス、それぞれの秘められた悲しい過去と三人の出会いを描き、壮麗なるロマンの開幕を告げる・・・
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国すらも滅ぼすといわれる、災厄の星のもとに生まれた少女ティラ。彼女は天鬼といわれる呪いを背負っていた。生け贄の儀式に捧げられる彼女を救おうと、金髪の美剣士アスリィは仲間とともに最北の地サジスカーナへと急ぐ。かつて刃を向けたある女に会うために・・・・・・。ティラの呪いを解くことができるのは、その女だけ――名はラヌーサといった。吹雪を呼ぶ強大な魔力と永遠の命を持つ呪い師。人は畏怖の念をこめ彼女を「雨の魔女」と呼んだ。血飛沫と霊が乱れ飛ぶ闘いの果てにアスリィたちはいかなる未来を?むのか!?大陸の北東、氷の島を舞台に繰り広げられる冒険譚、いよいよクライマックス!
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大陸と、東の大陸の間に位置する辺境の地―氷の島。アドリエ王国の元将校ターク、不思議な少女ティラ、そして残虐さと優しさの二面の顔を持った美麗な青年アスリィ。奇妙な縁に導かれ旅を続ける三人に〈狼憑き〉のクルデルを加えた一行は、ティラの父親が住むというバルトラの街へ向かっていた。だが、彼らの行く手を阻む謎の傭兵、霊たち・・・。刺客たちの影には、氷の島固有の凶つ神―災厄神ギクラバにまつわる、恐るべき陰謀が隠されていた。古の大地を駆け抜ける、優しく猛き風たちの新たなる旅路―待望のシリーズ第2弾、今ここに・・・。
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氷の島。それは、大陸の北東部に位置する辺境の大地。外洋交易の中継点である港町に、気品に満ちた一人の異邦人が降り立った。コルフィ・ターク―。アドリエ王国の元将校である若者は、母国で傷ついた心を癒すため、あてどない旅路の途にあったのだ。そんな彼の視野に飛び込んで来たのは、不思議な少女ティラと、彼女を通行人に売り飛ばそうとしていた美麗な青年アスリィだった・・・。氷の島を舞台に繰り広げられる、呪術と戦いに彩られた奇妙な冒険。新たな「風の大陸」世界を開く、ファン待望の新シリーズ。もう一つの旅が始まった―。
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ティ-エ・ボイス・ラクシがまだ三人で旅を続けていた時。砂漠を越えて、ある遺跡へとたどり着いた三人は、ある不思議な女性と出会うことに。それは、闇の扉へ続く奇妙な冒険の始まりだった。待望の書き下ろし!
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ティーエは山を下りた。人間の世界に戻るために・・・。最初の目的地はハイセレの村。ケントウリ族を神と崇める素朴な人々の住む山里だ。だが、初めて出会った人々の思念は、ティーエをとまどわせ、恐怖させた。ティーエは逃げだし、森に隠れた。その夜、山は嵐に包まれた。そのころ・・・。イルアデルは決断を迫られていた。グラウルは囁く、あなたが生き残り、王位に就くには、他に途はないのだ、と―。父王暗殺。イルアデルの心は嵐の中の木木の梢のように揺れた。だが・・・。ティーエ、ラクシ、ボイス、そしてイルアデル。若者たちが出会い、その運命を絡み合わせる以前、それぞれの道を歩みはじめたばかりの頃を描く、ファン待望の書き下ろし短編集。
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自由戦士ボイスはマンレイドらレキサントラの女戦士たちとともに、旅の途次にあった。カルパシアの姫君ミュティレイナとその許婚者スリティスを、カルパシアまで無事に送りとどけるのが彼らの任務だった。 姫の奪取を狙うバンセルム側の襲撃は、しだいに激しさを増しながら、昼夜の別なくつづく。 危のなか、ボイスとマンレイド、スリティスとミュティレイナ、二組の男女は互いの魂を確かめあっていく・・・・・・。だが――。旅の果てには、哀しくも意外な結末が待っていた! 若き日のボイスの恋と冒険を描く渾身の長編書き下ろし、待望の完結編!!
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砂漠を旅する3人の若者―ティーエ、ラクシ、ボイスは、ひとりの女戦士が行き倒れになっているのに出会った。まだ息がある。女戦士を背負って歩きだしたボイスは、4年前に同じように背に負った、もうひとりの女戦士のことを思い出していた。―下町の安酒場で乱闘が起きていた。娘子軍兵士と酔った傭兵たちのケンカだ。双方が剣を抜くのを見て止めに入ったボイスは、ひとりの傭兵を突き刺しかけた女戦士の剣を叩き折った。それがボイスと美しき女戦士マンレイドとの出会いであった―。若き自由戦士の恋と冒険を描く待望の書き下ろし長編。
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ローダビアへと乗り込んだティーエたち。そこには大陸を救うカギがあるはずなのだが。壮大なる叙事詩。大ボリューム書き下ろしにて、ここに完結!
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大陸に迫りつつある災厄を避けるためには、地脈を司ることが不可欠と考えたティーエは、そのための鍵がピラミッドにあると考える。ひたひたと忍び寄る危機にラクシのティーエへの思いは揺れ動いていく・・・・・・。
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ついにボイス、ラクシ、そしてティーエ一行は、ローダビアの地を踏む。ティーエは生け贄としてささげられるドラスウェルクの身を案じつつ、世界を救う方法を求める。大地の崩壊は近づいていた――。
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争乱も一時の決着を迎え、太陽帝国にも平安が訪れる。カリスウェンが太陽神殿の大祭司に任官することで、すべてが丸くおさまる。そして、それは同時にティーエたちの旅立ちの時をも意味していた・・・・・・。
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裁判に判決が下った。太陽帝国への謀反を企てたとしてカリスウェンの火刑が決まる。死刑への期日が迫る中、グラウル、ティーエたちは裏側で救助の策を求めるが。一方、皇帝は軍隊を動かし、息子を救おうとする・・・・・・。
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