便利な購入方法
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『ヤングシャウト』編集部の三京が、『ヤングナッツ』編集部にやって来た。有能な作家が引き抜かれたため、ライバル誌の新連載の発売日に合わせて同じ日、そして同じジャンルの新連載を始めようと連載予定を聞いてきたのだ。原稿を破るという脅しに受けて立つと、『ヤングナッツ』編集部は予定を教えてしまう。
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講学館の新社長・陳子昂(ちんすこう)による『ヤングシャウト』連載漫画家引き抜きの動きが活発化してきた。そしてその手は青梅と懇意にしている漫画家・骨川サヨリにまで伸びていた。「原稿料を5倍出す」という『ヤングナッツ』編集部員に対し、骨川は、「僕はお金では動かない」ときっぱり言い切るのだった
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漫画黎明期の頃の「少年シャウト」で、仙台の連載が決定した。若かりし日の疎井と仙台は、2人3脚で漫画を仕上げ、早速編集部へ持って行った。だが、仙台の漫画は要らなくなったと副編集長に言われてしまう。副編集長の説明によると、人気プロ野球チームの拒人軍との独占契約に成功したため、ということであった。まったく納得ができない疎井。だが・・・・・・
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ゲ-ムの筋書きもでき、ハ-ドメ-カ-に営業に出向く法善寺とカンパチ。意気揚々と各社を回る法善寺だが、メ-カ-の担当者は、法善寺がテスニ-を辞めたという話を聞くと、途端に態度を翻し、思うように契約が取れない
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副編集長の宮さんに頼まれ、ゲームセンターに行ったカンパチは、コンピューターゲームに熱中する人たちに懐疑心を持った。そんなゲーム音痴のカンパチに、ゲーム業界で修業することも大切だから、ゲーム制作会社のオレガ社に出向くようにと宮さんから命令が下る
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学生の頃、明治はいじめられっ子だった。いじめられっぱなしの明治に、クラスメイトの奈保子は優しく手を差し伸べる。そんな奈保子に対し、明治は、うれしい反面、わざとそっけない態度をとってしまう
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新連載を始めるに当たって、明治は、1つの作品を、「女」「男」「裸」と分担して3人の作家に描かせるという。きちんと筋を通し、正論を主張する明治であるが、カンパチは、そのやり方がどうも気に入らない
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新人として再出発をすることになったマンボ好塚。すっかり昔に戻った好塚を見て、信じてよかったと思う仙台だった。
徹夜で作品を仕上げた好塚は、そのまま倒れてしまった。意識が遠退く中、好塚は、光に中に今は亡き弟の姿を見るのだった -
マンボ好塚が連載している各雑誌の担当と編集長がホテルに勢揃いした。一体何のための呼び出しであるのか、見当もつかない彼らだが・・・
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かつて一世を風靡していたマンガ家、マンボ好塚も今ではかつてのような創作意欲もなく、ゴルフや酒にあけくれる毎日を送っていた。また、そのマネージャー、仙台角五郎は、仕事部屋にも近寄らず、ペンも持たなくなった好塚に失望していた
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作品を持ち込みに来た、山手さゆりの担当になった本占地は、美人で若いさゆりのことが気になって仕方がない。しかも、さゆりの作品は、とても面白いものだった
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五日市は、たった一人の文芸部編集者。かつては出版社の柱であった文芸部だが、現在は、マンガとヘアヌードに予算を回してもらっているという状態である。五日市は、たった一人になってしまった文芸部の先行きに不安を感じていた
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