ジャーナリズム崩壊
上杉隆(著)
/幻冬舎新書
作品情報
日本の新聞・テレビ記者たちが世界中で笑われている。その象徴が日本にしかない「記者クラブ」制度だ。メモを互いに見せ合い同じカンニング記事を書く「メモ合わせ」、担当政治家が出世すれば自分も出世する歪んだ構造、権力におもねり掴んだ事実を報道しない体質。もはや新聞・テレビは権力をチェックする立場と国民に知らせる義務を放棄したも同然である。恐いもの知らずのジャーナリストがエリート意識にこりかたまった大マスコミの真実を明かす、亡国のメディア論。
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商品情報
- シリーズ
- ジャーナリズム崩壊
- 著者
- 上杉隆
- 出版社
- 幻冬舎
- 掲載誌・レーベル
- 幻冬舎新書
- 書籍発売日
- 2008.07.01
- Reader Store発売日
- 2013.05.31
- ファイルサイズ
- 0.3MB
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この作品のレビュー
平均 3.7 (94件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
ジャーナリズムとはなんぞや?という疑問から上杉隆氏の著書に手を出してみた。
レビューの続きを読む
この本のことが事実であるなら日本の新聞を読まないようになると思う。むしろ、ニューヨークタイムズを筆頭とする海外の新聞に興味がすごく出てきた。
日本のジャーナリズム、特に新聞記者(その中でも政治記者)は海外ではジャーナリズムとは到底呼ぶに得ないこと、彼らは会社員であってジャーナリストではない。せいぜいフリーランスか雑誌がジャーナリズムに近い役割をしていること。その他もろもろ衝撃の事実だらけだった。
「特ダネを飛ばせば、そのあとには部内の嫉妬やら、2倍3倍もの足の引っ張り合いがまっています。それでいてどんなに頑張っても社内の評価は変わらず、しかもそうやって、マイナスなことばかりが起これば、立場も悪くなります。だから書いても書かなくてもいっしょという気持ちになってくるのは当然ですし、むしろ書かないほうが楽ということになります。記者といえども所詮は会社員なのです。冒険する必要は全くありません」――――――日本のジャーナリズム崩壊を物語っている。
読み終えて一番感じたのが筆者がいかに正論で内側から体制(記者クラブ)を変えようとしても30年以上の基盤を築いてきたこの存在は簡単には崩すことができないという事実。もっともな正論を述べ続けているというのに。しかし、思うにソーシャルメディアという新たな風がこの本が出版された当時の状況を今変えはじめているのではないかと思う。
あと上杉氏の「官邸崩壊」すごい気になりました。投稿日:2011.04.17
権力を監視し、真実を追求するのがジャーナリズムであるとの観点から、日本の記者クラブへの痛烈な批判を展開した作品。
投稿日:2022.07.14
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