コミック
釣りバカ日誌
シリーズ内の平均評価:
(12)
鈴木建設に勤めるハマちゃんこと浜崎伝助は、とくにこれといった趣味もなく、かといって仕事に燃えるわけでもなく、ただのんびりと毎日を過ごしていた。ある日、上司の佐々木課長に釣りに誘われて、イヤイヤついていったのが運のツキ。すっかり釣りの面白さにはまってしまい、ここにひとりの釣りバカが誕生するのだった!ハマちゃんはいかにして釣りバカになってしまったのか!?釣りのおもしろさとサラリーマンの泣き笑いを描いた、国民的人気コミック!!
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過去に釣りで仕事をしくじり長い間釣りを断っていた朝本課長は、自分に負けたら釣りをやめるという約束を伝助にさせて勝負に挑む。ところが、その勝負がきっかけで朝本課長の釣りバカが復活!2人は仕事も忘れて釣り勝負に没頭してしまう。そして、朝本は釣りバカぶりが復活して自らヒラに降格。課長は部長代理の佐々木さんが兼任することになる。
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スーさんの意向で営業三課の課長に任命されたのは、札幌支社にいる朝本という人物だった。この朝本課長、今でこそ釣りに関して極度のアレルギーを持ってはいるが、昔は大がつくほどの釣りバカだったという。釣り嫌いになった原因は、若いころ、その釣りがもとで鈴木社長の逆鱗にふれて左遷されたからだった。
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次部長とはいかなかったものの、見事に部長代理に昇進した佐々木さん。嬉しくて仕方がない佐々木さんは秋山部長とともに鈴木社長にお礼のあいさつをする。社長はその返事もそこそこに、佐々木さんの昇進で空いた営業三課の課長のポストを誰にするのかとせまる。突然のことにあせる佐々木さんの口をついて出た名前は、なんと「浜崎」で・・・。
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佐々木課長の昇進がかかった一大リゾートタウン計画のため、現地視察に出かけた伝助。その行き先がアジ釣りで有名な勝浦と聞いて、スーさんも公私混同の「視察」と称して佐々木さんをお供にやって来る。ところが、その建設予定地の山林の地主であり、伝助の釣り仲間でもある源五郎爺さんが、土地譲渡の条件に出してきたのが・・・。
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伝助と会社のアイドル・ひろ子ちゃんがオフィスラブ?という「ひろ子ちゃん騒動」も一件落着し、浜崎家にはまた平和なときが訪れた。当のひろ子ちゃんはお見合いの相手と結婚が決まり、故郷へと帰っていく。そして、最近、伝助に遊んでもらっていないスーさんは連休に釣りの約束を取付ける。だが、その当日、伝助がまさに出かけようとするところへ一本の電話が・・・。
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会社のアイドル・ひろ子ちゃんはなぜか伝助に好意を持っている様子。ひろ子ちゃんに釣りに連れてってと頼まれた伝助はルンルン気分で出かけるが、そのとき自分のカーディガンを忘れてきてしまう。翌日、そのカーディガンはひょんなことから宗君のもとへ。ひろ子に憧れる宗君は、彼女に「それは好きな人のカーディガン」と聞かされ大ショック!
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ある日、行き付けのそば屋でお昼を食べていた佐々木課長は、鈴木建設釣り同好会の世話人である秋山営業部長と顔を合わせる。久しぶりに釣りがしたいという秋山部長は、社内釣り大会の段取りを佐々木さんに頼んだ。張り切る佐々木さんのもとに「私も釣り大会に参加したい」という1本の電話がかかってくる。その電話の主が、なんと鈴木社長だったからサァ大変!
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単身赴任先の四国から再び本社に呼び戻された伝助。ある日、伝助が幹事を務める同期会が開かれた。この同期は優秀な人材が集まっているとの定評があり、皆すでにそれなりの役職に付いている。いまだにヒラなのは伝助だけなんであるが、そこは伝助、全然へっちゃら・・・というかナーンにも気にしていないのだった。
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伝助がルンルン気分で四国支社へ単身赴任した後、営業三課は火が消えたように静かになってしまった。しかし、誰よりも寂しい思いをしているのは、もちろん釣りバカコンビの片割れ・スーさん。せっかく友人と釣りに出かけても、思い出すのはハマちゃんのことばかりで・・・。
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最近、浜崎家ではどうもみち子さんの機嫌が悪い。それもそのはず、伝助の釣りバカぶりが近頃許しがたい状況になっているようで、みち子さんが妊娠したかもしれないというのにクロダイ釣りにのめり込んでいるというありさま。きっかけは何キロ級というクロダイの大物を目の前にして釣り損ねた伝助が、そばにいた見知らぬ釣りバカ爺さんに・・・。
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伝助が珍しく悩んでいる。なんてったって、あの伝助のカワイイ奥さん・みち子さんが不倫をしているかもしれないんだから。しかも相手は鈴木社長の甥で、次期社長と噂される多胡氏である。あらぬ妄想を膨らませる伝助のもとに、多胡の家にいるみち子から「なにもかも話すから来て!」という電話が。伝助は覚悟を決めて多胡のマンションへと出かけるが・・・。
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ある日、スーさんから伝助へいつものように釣りのお誘いの電話が入る。新島の近くの岩礁でヒラマサ釣りをしないかという提案に、伝助はもちろんふたつ返事。みち子さんの嫌味もなんのその、意気揚々と出かける伝助。広い海を前に、どちらが多く釣るかなどというコセコセした争いはやめにして、勝負するならこの大海原と勝負しようと盛り上がる釣りバカコンビだったが・・・。
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