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一度は死んだと思われた恋人・夏王と奇跡の再会を果たしたありあ。数々の試練を乗り越え、世界的な歌姫となり、夏王と結婚して娘・ラナも生まれる。しかし、欧州では戦争が勃発、一方、日本は大陸への侵攻を拡大し、不穏な空気が世界を覆いはじめた。ありあの愛する音楽の世界にも暗雲は及び・・・!?
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記憶を失い、別人として生きていた夏王。すれ違うほどに想いをつのらせていたありあの歌声が、ついに夏王の記憶と心を動かした。再会を果たし、共に帰国した二人の新たな夢は、ハリウッドの銀幕世界での成功だった。愛娘も生まれ、このまま幸せに暮らそうとしていたありあ達だったが、「戦争」という名の闇が突然立ちはだかる・・・!
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映画黄金時代の1930年代上海。銀幕の世界へはばたこうとするありあを待ち受けていたのは、死んだはずの夏王にうりふたつの、若きマフィアのボス。暁展と名乗るその男の正体は、本当に記憶喪失の夏王なのか?いま・・・運命の再会へ!
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パリで成功をおさめ、歌姫として世界にその名を響かせるありあ。日本での凱旋公演も大盛況だったが、彼女の心からは死別した夏王の存在が今も消せずにいたのだった。その頃、上海では夏王に似たマフィアの青年が台頭して…!?才能と情熱が引き寄せる数奇な運命…映画黄金時代の華やかな1930年代・上海を舞台に、ありあの新たな伝説が始まる!
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夏王の訃報に動揺と衝撃を隠せないありあ。そんな彼女に巡ってきたチャンスは、あまりにも突然、あまりにも無謀なものだった。公演中に倒れたプリマの代役に抜擢されたありあは、哀しみを引きずりながらもその大舞台に立つ。まったく無名の日本人が、はたしてパリの人々を魅了することなどできるのか!?歌にすべてを捧げてきた人生・・・その運命の幕が、いま上がる!
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声楽の才能を認められたありあは、念願の欧州に渡った。それは、まだ見ぬイギリス人の父をさがすためでもあった。しかし、月王(つきお)の病死、恋人・夏王(なつお)の日本での大けがと、次々襲いかかる不幸を自分のせいだと思いはじめる。そんな彼女を、大道寺(だいどうじ)はイタリアの自分の別荘にかくまう決意をするが、そのころ、けがの癒えた夏王がありあを追って――!?
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音楽で海を渡る夢を抱く少女・ありあは声楽の才能を開花させ、ついにイギリス留学を決めた。西御門(にしみかど)の家に反対されながらも、ひそかにありあと愛を育む夏王(なつお)も、ともに渡航するはずだったが元・婚約者の紅子に刺され重傷を負う。それを知らぬまま旅立ったありあは立ち寄ったパリで、絵の勉強に来ていた月王(つきお)をさがしあてるが、彼は病に冒されていて――!?
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音楽学校の憧れの先輩・笙子(しょうこ)が、イギリスへ留学することになった。彼女から歌曲の楽譜を託されたありあは、自分もいつか必ず海を渡ろう・・・、と改めて決意する。一方、夏王(なつお)は自分の本当の気持ちを母親に告げ、ありあとともにイギリスへ行こうと考えるが・・・。
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左手の故障でピアノを断念したありあだが、音楽で海を渡る夢をあきらめず、声楽の道を選んだ。声楽科の教師安藤は難しい課題曲を彼女に与え、1週間で歌いこなす約束をさせる。しかし、曲を自分のものにできず思い悩むありあ。そんなとき、夏王(なつお)と笙子の縁談を耳にし、夏王へのせつない思いが歌いたい気持ちへと昇華していくのを感じたありあは――!?
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関東大震災で傾きかけた西御門(にしみかど)家のために奔走し、過労で倒れた夏王(なつお)を心配して駆けつけたありあに、夏王は、ピアノを断念しても声楽の道があると励ます。しかし、自分が西御門王介(おうすけ)の娘ではないことを知ってしまったありあは悩みの中にいた。そんなとき、ありあの歌声を偶然聞いた世界的なオペラ歌手三浦環(たまき)は、その声の主をさがして、音楽学校を訪れ――!?
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関東大震災直後の東京。逃げまどう人と火の海の中、ありあは負傷した母親を背負い、病院に向かった。弱っていく母親をはげまそうと、ありあは歌を歌う。その歌は傷ついた人々の心を癒すが、ありあの必死の願いもかなわず、母親は帰らぬ人に・・・。そして、悲しみにくれるありあの前に意外な人物が――!?
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東京を離れることになった白雪(しらゆき)が残した手紙により、ありあは自分の左手が動かなくなる可能性があることを知ってしまう。ショックを受けた彼女は、その事実を知りながら隠していた兄・夏王(なつお)に怒りをぶつけるが、それは彼の優しさだったことに気づき、西御門(にしみかど)家まで謝りにいく。そこで、夏王の婚約者・紅子(べにこ)に会うが・・・。
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