便利な購入方法
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美しく澄み渡る北海道旭川の空の下、未来に向かって瞳を輝かせる少女・星野ひかりと、一度はゴルフを捨てた天才プレイヤー・杉本真が繰り広げる爽やかな物語。ゴルフコミックの金字塔『風の大地』の名コンビが送る、新たな名作。
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川田はひかりに嫌われながらも、粘り強く説得。イーグルアローが今度のレースで優勝したら、1週間だけ杉本のレッスンを受けるという条件を承諾させた。イーグルアローに乗る騎手は、これまで全く戦績がふるわず、これが最後のレースになるかもしれない佐原。だが廃馬と廃業の瀬戸際だったこのコンビは、見事に勝利を収めた。
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由紀絵、明美と同じ組になったひかりは、初ラウンド、初ホールでバーディを記録。その後も由紀絵の度重なる嫌がらせにもめげず、ひかりは健闘を続ける。一方明美は、あまりにも卑怯で傲慢な由紀絵のやり方に堪忍袋の尾が切れ、スズラン三人娘は解散と宣言。心情的には、ひかりの味方になる。
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9番ホールが終わったところで、ひかりのスコアは8オーバー。平凡なスコアだが、初めてのラウンドで、しかもパターとアイアンだけで回っていることを考えれば上出来といえる。だがそのスコアを聞いた杉本は、残りのハーフは棄権しろと言いだした。けれどもひかりは、後半は自分のためにゴルフをしようと心に決め、再びクラブを握る。
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余りにも傲慢な一彦の態度に激怒したひかりは、アイアンでどちらが遠くまで飛ばせるかの勝負をけしかける。結局勝負には負けてしまうが、それを見ていた杉本は、ひかりを自分の代わりにR・C・オープンに出場させることにした。大会まではあと1か月しかない。男子プロと一緒のトーナメントという過酷な条件の大会で対等に戦うため、ひかりと杉本の特訓が始まる。
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杉本の指導により、ひかりのゴルフの腕はぐんぐんと上達。ひかりの性格を考え、杉本は“攻めのゴルフ”をするよう進言する。だが、目標にしていたR・C(ルネッサンス・クラシック)・オープンの出場は、ゴルファーとしての実績が全くないことから認められなかった。その代わり、これまで公式大会への出場を頑なに拒んでいた杉本が出場することになり、ひかりはキャディーとして、真剣勝負の場を体験する。
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杉本、一彦、黒沢によるR・C・オープン予選。この予選をひかりへの実戦指導の場とした杉本は、コースを回りながら、ひかりにスーパーゴルファーになるための心得を一つ一つ伝えていく。途中、アクシデントで杉本のサングラスが割れてしまったり、不調の一彦が日頃のわがままさをエスカレートさせたり、ことは穏やかに進まないが、真剣勝負の中での貴重なラウンドレッスンで、ひかりは多くのことを学んでいく。
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杉本は2日目を終わって4位タイという上々の成績。さらに3日目には暴風雨のなか、ボブ・ボンバーを突き放しトップに立った。だが目の調子が限界にきた杉本は、最終日の出場を辞退。なんとひかりが代行で出場することになり、優勝を賭けてボブと対戦する。
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師・杉本のいないR・C・オープンで、怪物ボブ相手に孤軍奮闘するひかり。一方、キャディーをつとめる一彦には別の目論見があった。財界の大物である父親のコネで、全国展開されるアマチュアゴルフの推進イメージモデルに、一彦とひかりが起用される話が持ち上がっていたのだ。だが一彦は予選落ち。そのため、ひかりがここでいい成績を上げなければ、話が立ち消えになってしまう。そこで一彦は自分の利益のため、なんとしてもひかりに勝たそうと、9番ホールである不正を犯した。そしてこれが後に大問題に発展してしまう・・・。
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全編を通じて、R・C・オープンでの闘いが描かれる本巻。怪物・ボブ相手に奮闘を続けるひかりは、ミラクルショットを連発し、徐々に自分のペースに持っていく。スコアを返されたボブは、ついに怪物の本性を出し、“恐怖の450ヤードドライブ”で応戦する!前代未聞の飛距離を見せつけられたひかりは・・・?
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本巻も全編を通じて、R・C・オープンでの闘いが描かれる。本性を出した怪物・ボブの巻き返しに合ったひかりは、健闘空しく1アンダー差まで追いつかれる。しかし、それだけで終わるひかりではない。気分を切り替え、ミラクルショットがまたまた続出する!!
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前半では、R・C・オープンでの闘いが遂に完結!!怪物・ボブとの白熱の戦いの行方は?その後、杉本が目の治療のためアメリカへ旅立ち、一人になったひかりは杉本との夢であるゴルフ最強の地・アメリカでのプレーを心に誓う。しかしその矢先、実家の厩舎が火事に遭ってしまい・・・。
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