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小説

故郷へ、友へ、恩師へ、 風の便り 山田風太郎書簡集

あらすじ

「サッパリ、書けん。」

悪友親友への便りに垣間見せる素顔の風太郎。
早くに両親を亡くして世話になった親戚への消息、恩師との交流。
最も気が合った高木彬光氏との合作の相談、横溝正史氏ともども家族ぐるみの付き合い。

江戸川乱歩をはじめ、角田喜久雄、鮎川哲也、中井英夫、色川武大、筒井康隆、髙峰秀子、安野光雅、横尾忠則、中島河太郎の各氏から届いた書簡、ドイツ文学者西義之氏との往復書簡もあわせて収録。

「医者より小説の方が小生の本性には合致している」

戦時中に単身上京して、軍需工場に勤めながら受験勉強を続けて医学専門学校に合格。1947年に「宝石」の短編懸賞に応募した「達磨峠の事件」が入選。50年に新制医科大学を卒業するも作家の道を選択し、忍法帖シリーズで大人気作家に。世相に対する鋭い批評から、気のおけない仲間に漏らす本音まで飾らない魅力が満載。

山田風太郎生誕一〇〇年記念

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作品情報

ジャンル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2022.10.25
書誌発売日
:
2022.10.26
ページ数
:
256ページ
ファイルサイズ
:
1.8MB