書く仕事がしたい
佐藤友美(著者)
/CCCメディアハウス
作品情報
「物書きとして、稼ぎ、生きていく」ための教科書。書く仕事とはどんな仕事で、どんな生活を送ることになるのか? 書く仕事がしたければ、どのような準備をして、どんなふうにデビューするのか? “必要最低限"の文章力とスキルとは? どれくらい働けば、どれくらい稼げるのか? 「書くこと以上に大切な、書く仕事のリアル」について、すべてを1冊に。
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商品情報
- シリーズ
- 書く仕事がしたい
- 著者
- 佐藤友美
- 出版社
- CCCメディアハウス
- 書籍発売日
- 2021.10.29
- Reader Store発売日
- 2021.11.12
- ファイルサイズ
- 10MB
- ページ数
- 336ページ
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この作品のレビュー
平均 4.2 (45件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
まずはタイトルと帯。つかみがうまい。こう来たらたとえ商売として考えてなくても書くことに興味のある人ならグッと心を掴まれることでしょう。
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内容も話すように書かれている文章がとっつきやすくて読みやすい。章立ても飽きないように適切な長さでどんどん読みたくなる。
構成も考えられているなぁと。この本自体が本づくりの見本になっているかなと。
確かにご本人のおっしゃるようにプロとして文を書き続けるということは、書く才能というよりは視座視点、企画の発案が大切なんだろうとも思いました。
後半に進むに従って、より実践的な突っ込んだ内容になっていくのも面白い。本気で余すところなく書きたい人に知恵を与えようとしているのが伝わってくる文です。逆に言えばここに出てくるようなことが出来ない人はプロの物書きとして続けていくのは難しいのだろうとも感じさせられます。
単なる読み物としても十分面白いです。
(実際はハウツーものとしてよりそう読む人のほうが多いかも?)
エピローグに「文章を書くことは確実に世界を狭めること」とあり、どういうことかと疑問でした。でもその解説(?)として著者のお父さんのことについて書かれているのを読み、深く納得。私自身自分の父が亡くなったあとに父の思い出をあるところに投稿して掲載されたことがあるのですが、私はそうすることが「父のことをこの文をきっかけに思い出し、そしてそれ以外の感情は忘れてしまうだろう」(経験の固定化)というように考えたことはありませんでした。でもそう言われてみると確かに著者のおっしゃるとおり。
それは決して書いたことを後悔することではないし記憶が固定化されたりそれ以外を忘れてしまうこともやむを得ないことではあるけれど、やはりさみしく哀しいことでした。
私はそれだけでいいけれどプロはさみしいと言うだけではすまないものがあるでしょう。
考えてみたらそれはすごく怖いことでもある。ライターは取材して相手を主体に物を書くのが本分でそこには書き手の感情は通常入れない。(と本書にもあったと思う)なので取材して書くものとは違う自分の経験や感情から文を書く場合は経験の固定化という怖さに、覚悟のようなものを求められる場面が多くあるのではないかなと考えさせられました。物書きで生きていく人の性(さが)というものを深く感じさせられるエピローグでした。
投稿日:2023.11.10
・スクールに通いたい
・先輩や仲間が必要
・いつまでにどんな書き手になりたいか
・強制的に人生が豊かになっちゃう感
・伝えたい相手の態度や思考を変容させること
世界が変わる事
・自分には「これがやり…たい!」といった強いテーマがない。たから、テーマを強く持って生きている人に取材するのが楽しい。
・自分の人生て経験したことを総動員して想像、思考する力
・平均点以上の原稿を書く
①一文を短くする
②前後関係をはっきりさせて書く
AだからBなのかAなのにBなのな
構成も因果関係
・kj方法
思いついたきーわーどや情報をカードに挙げていき、関連性のあるものをグルーピングする。
・届けたいという気持ちをモチベにする。
・企画ができると稼げる
・暫定解を用意しておく
何度もぶつかる壁
・私の原稿や仕事の運び方で、もう少し意識した方がいいところがあったら、教えていただけますか?
noteにまとめた。続きを読む投稿日:2024.04.04
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