シンジケート[新装版]
穂村弘(著)
/講談社
作品情報
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
伝説のデビュー歌集、31年目の新装版。1990年に第一歌集『シンジケート』で鮮烈なデビューを果たして以来、新世代の旗手として短歌ブームを牽引してきた穂村弘。現代短歌を代表する人気歌人にして名エッセイストの著者が描いたピカピカの恋のうたが、人気画家ヒグチユウコの絵と名久井直子の装丁で新たに生まれ変わります。解説・高橋源一郎。
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商品情報
- シリーズ
- シンジケート[新装版]
- 著者
- 穂村弘
- 出版社
- 講談社
- 書籍発売日
- 2021.05.20
- Reader Store発売日
- 2021.05.19
- ファイルサイズ
- 22.4MB
- ページ数
- 144ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (31件のレビュー)
-
暴力的で荒々しい言葉遣いだけど美しい言葉の印象を受けました。
暴力的だと感じるのは、恋人(たぶん)をおまえと呼ぶせいかもしれません。
それと、女性を女と呼ぶせいもあるでしょう。
文学で言えばエンタメ系…ではなく純文学系の感じがしました。
もう一人の現代の代表的歌人である俵万智さんはエンタメ系というイメージです。
考えたのですが、穂村さんが恋人をおまえと呼び女性を女と呼ぶのは穂村さんは平成、令和の歌人ですが、穂村さんが昭和生まれだからで、そんなに暴力的という訳ではないのかもしれません。でも、あなたという呼称もありますが。
今だったらぼくらとか君とかが多いような気がします。
拙い的を得ない感想だったかもしれません。すいません。
ちなみにこのレビューで1000レビュー達成です!
以下よく引かれるという歌。
○子どもよりシンジケートをつくろうよ「壁に向かって手をあげなさい」
○サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい
○桟橋で愛し合ってもかなわないがんこな汚れにザブがあるから
○終バスにふたりは眼むる紫の<降りますランプ>に取り囲まれて
○わざわいは夏降り注ぎママレードの中にのたうつオレンジの皮
以下私が、好きだと思った歌
○編んだ服着せられた犬に祝福を 雪の聖夜を転がるふたり
○体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ
○「酔ってるの?あたしが誰かわかってる?」「ブーフーウーのウーじゃないかな」
○ゼラチンの菓子をすくえばいま満ちる雨の匂いに包まれてひとり
○ペーパーフィルターに世界の始まりを目守る神々春のゆうぐれ
○ハーブティにハーブ煮えつつ春の夜の嘘つきはどらえもんのはじまり
○裏切りの朝の香りはドロップの缶にそれだけ残した<はっか>
○「自転車のサドルを高く上げるのが夏をむかえる準備のすべて」
○「まだ好き?」とふいに尋ねる滑り台につもった雪の色をみつめて続きを読む投稿日:2023.03.25
(2024/1/17読了)
想像力を目一杯膨らませても読み取れない短歌もあり、中弛みしてしまった。
短歌に注釈ないので穂村さんの言わんとしていることがわからない。だけど、「自分なりの解釈でいい」ような…ことを解説のどなたかの文章の中に見つけて、じゃあ、わからないはわからないままでも良いのかと自分を納得させた。でも、今度は注釈のある本を選ぼう。
あとがきといえば、本書には日記のような後書きがある。それはとても不思議な嘘のような、嘘かもしれないもの。それが短歌の章のタイトルとなっている。このあとがきを読んでからその章の短歌を読んだ方が面白いかもしれない。
以前読んだ書籍の中にあった短歌に出会うと懐かしさを覚え、覚えているということはやっぱり穂村さんが好きということなのかなと思った。
続きを読む投稿日:2024.01.17
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