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香蘭国シリーズ分冊版
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香蘭国の後宮に仕える宦官・蒼雲(そううん)は、女官が不審者に襲われている現場に遭遇する。蒼雲の存在に気づき逃げ出す不審者たち。その場に残された女官の怪我を気遣う蒼雲だが、女官は震えながら逃げ去ってしまうーー謎の言葉を残して…。そして次の日、その女官は冷たくなって発見された。女官の残した「紅い鞠」という言葉を手掛かりに、蒼雲は大宦官・白寿(はくじゅ)の助けを借りて謎を紐解いてゆくが…。その動きに気づいた何者かの手が蒼雲に迫るーー!!前作「龍の乳を飲んだ皇子」に続く後宮中華ファンタジー。
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龍乳精ーーそれを口にした者は不老不死の龍人になるという。御薬房に勤める蒼雲は、後宮で妃たちのお世話に追われる毎日を送っていた。ある日、数人の皇子が原因不明の病であると聞かされ、調査をまかされることになる。調べていくうちに、むかし後宮で自死した皇子の噂や白髪の若者、地図にない宮殿の存在が明らかとなり…。
龍の乳に翻弄される人間たちの姿を描いた中華ファンタジー。 -
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