便利な購入方法
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大正も半ば過ぎの浅草。
木彫りで土産物の凌雲閣を作っては細々と暮らす少年純吾の部屋には、
原寸大の己が一物の置物が飾られていた。
小刀の稽古のために、いちばん手近でおなじみの膨張時の姿かたちを彫ってみたのだ。
なんと、すると一物様のご利益か、突如開けた女運。
牛鍋屋の可憐な仲居、新時代のバス車掌などなど若棒の縮む暇なし。
今夜も一物様に手を合わせる純吾だったが…。 -
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美少女は若竿に吸いつきながらも、じっと彼を見つめてきた。
傍には妊婦の人形が吊られ、朧月が描かれている。
富士夫はあやかしに精を吸い取られているような心地になり…。
大正六年、お化け屋敷で働く少年富士夫は不思議な少女を知った。
下宿に戻れば濃艶な母娘大家、
はたまた少女の美姉と、少年棒に休息なし。
やがて少女と彼の前に開いた未来、それは映画という新世界だった…。 -
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宗二は今宵の妄想の女を、この下宿屋の娘に決めた。
そしてシコシコと始めたとき、当の娘が戸を開けたのだ。
「うわ!」「まあ!」立ちすくんだ彼女は、
しかし何を思ったか、近づくや彼の若竿をスリスリパックンと…。
大正四年、上野の下宿屋の住人となった大学生宗二に訪れた股間の至福。
大家の母娘、女学生、その叔母と、
異常なほどの女運の果てに宗二を待ち受けていた切ない運命とは?―。 -
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(これは…!)
裏庭で恭次は、なんともよいものを見つけてしまった。
厠の掃き出し口から中が覗け、風呂場の板壁にも節穴があるではないか。
そっと待つうち、厠の中に乙女の白く丸い尻がぼうっと…。
ときは大正二年、上京した十八歳恭次が住みついたのは、
熟れ熟れ未亡人と愛くるしい生娘が営む下宿屋。
身を立てにきた東京で、立つのは一物ばかりなり。
睦月大正官能、堂々の登場。 -
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