2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望
落合陽一(著)
/SBクリエイティブ
作品情報
2030年の世界を見通すSDGs。これから2030年までに何が起こるのだろう。
未来を予測するためのデータには、様々なものがありますが、ひとついえるのは、これからの社会は今までとは全く違ったルールによって営まれるということ。
現在の世界はどうなっているのか、これから世界はどこに向かっていくのか。
SDGsの枠組みを借りながら、世界の問題点を掘り下げると同時に、今起こりつつある変化について語ります。
●テクノロジー×地政学でみる世界の勢力図
GAFAMによる世界支配を推進するアメリカ、一帯一路で経済圏を拡大しようとする中国、SDGsやパリ協定を通じてイニシアチブを発揮しようとするヨーロッパ、未開拓の市場で独自のイノベーションを生み出すサードウェーブ(インド・アフリカ)。多様化する世界を紐解けば、それぞれの地域に独自の戦略が根づいていることが見えてきます。ニュースをひとつとってみても、まったく違う視点で世界をとらえられるようになるはずです。
●一目で状況がわかる「地図」
全編を通じて「地図」を多用し、世界の状況が一目でわかるようにしています。
また、池上彰先生、大阪大学の安田洋祐先生の対談を交え、最先端の世界の真相に迫ります。
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この作品のレビュー
平均 4.0 (171件のレビュー)
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2030年は市場経済を「お金」というドライな尺度だけでなく、「意味」が重要になってくるという安田洋祐さんと落合さんの対談が面白かった。
「お金」は言葉が違っても、価値観が違っても、交換可能なとても便…利なコミュニケーションツール。でもそれだけでは格差などの課題を生んでいる現実がある。(世界の格差は縮まっているが、特に大多数の中間層と富裕層との格差は広がっている)
「意味」付けには、ストーリーがないと価値にならない。だから世界共通のストーリー、SDGsは重要になってくる。(いろんな状況があり、前提の違う国々がひとつの目標を共有できることはすごいことのように思う)
そして日本は、歴史ある国で、長いストーリーを持った国といえる。ただ明治維新、敗戦の巨大な文化的断絶が現在の日本の立ち位置に影響していると述べられている。日本の強みであるキャッチアップの速さとスクラップアンドビルドで立ち直った反動と言える。
その点、ヨーロッパは長い歴史を根っこに「法と倫理」という実体のない抽象的なもので、アメリカ・中国のIT/情報の層、中国の世界の工場としての工業の層、中東・アフリカの資源の層をコントロールしようとしている。
それがSDGs、ESG投資(E:環境に配慮)、GDPR(EU一般データ保護規則)。
SDGsには17のゴールが設定されている。あまりにも多いので、混乱してどうしていいかわからない側面があるが、これは自分達が主体的に取り組むべき課題と傍観者としてどう賛同するかの立場に分かれて良いと書かれており、すごく気が楽になる。出された課題をすべて解こうとするのではなく、立場から主体・傍観の課題を見極めようということ。
では日本はどうすべきか。
ネガティブな情報が多い日本だが、本書では前向きにこの点にアプローチしているところに、とても勇気がもらえる。
コロナでリモートが進み世界との距離も縮まり、AIで言葉の壁が低くなる未来では、日本を知り、日本を語れるようになり、その強みを認識することがとても大切だと思える本だった。
シンプルに地球の持続可能性をみなが追求できれば理想的だけど、現実は複雑なのでこれからどうなっていくかを本書の仮説と照らし合わせると面白そう。続きを読む投稿日:2021.05.17
世界の問題を知ることで自分の世界が広がるように感じた。分かりやすく楽しく読めた。私は半径2mぐらいのことしか見てないなぁと痛感。視野を広くもてば自分の悩みなど吹き飛ぶかもしれない。
投稿日:2024.02.01
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