源匣記 獲生伝
矢野隆(著)
/講談社
作品情報
人知を超える力を持つ「小匣」を有する真族により村を焼かれ、両親を目の前で殺されてしまった少年がいた。その名も、木曾捨丸。被征服民出身の彼は、時を経て、復讐のために立ち上がる。真族の賊から小匣を略奪し、獲生と名乗りを変えた捨丸は、真族の領地へ乗り込んだ。波乱の時代の中で、一兵卒から仲間とともに一大勢力を築き上げていく獲生だったが、真族の王が起こした蛮行と、軍の中で切磋琢磨しあった友・転疾がもたらす驚愕の事実を前に、事態は風雲急を告げる!幾度となく訪れる試練と戦いの果て、千年にわたる王朝史が大きく書き換わる――!「匣」により超能力を得た若き帝vs. 千年にわたる被征服民の復讐者大陸の覇権を巡って、かつての友が真っ向勝負!超弩級の日華融合ファンタジー大戦!
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この作品のレビュー
平均 3.5 (3件のレビュー)
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架空の時代&場所で志しを胸に下克上を成し遂げる歴史小説。
【長文粗筋】
その昔の真族民族が眼の紅緋眼の地を攻め込み建国をなして帝を立て緋眼民族を果の地に追いやり奴隷として略奪を繰返す時代。真族は帝(力…)と共に真天宮(精神)を頂点に持つ国で真天宮から繋がるとされている各自一文字の入ったお守りの様な小匣を持ち緋眼との違いを証す。
緋眼の木曽捨丸は幼少期に父母を殺され真族への復讐を胸に緋眼の地を捨て真族の地に出て芸団一座の盤海、その娘娘鈴に拾われ真族の地を木曽捨丸→獲生と名を変え盗んだを小匣胸に緋眼を隠して流浪する。
真族の地は、覇の時代で帝了楓が影で力を持つ輩を殺戮し悪政を成す中、獲生は盤海一座として覇の力の及ばない願港の地に辿り着く。獲生は、願港の頂点である宝李に見出され一座から願港を守る軍隊に一兵卒として配属され、帝了楓の兄で殺戮から脱した転疾と出会う。転疾も緋眼を隠す獲生同様に身分を隠し行末は帝になる志を胸に同じ一兵卒として軍隊で生きる。転疾と獲生は友となり同じ覇を倒す志で武人武來に武術を習い力を付ける。その後、呉尉将軍率いる覇軍の願港への攻めに対して転疾と獲生は共に戦い劣勢になる中、転疾の小匣が放つ奉天と言う神業で覇軍に勝利する。これを勝機と見る獲生と宝李の加護で生きる時期を静観する転疾に確執が生じて獲生は、緋眼の乙清を従者として願港を出る。元上官で同じ勝機とみる蝶尚部下50名も合流して獲生→穫鬼と名を変え民から略奪する族退治を生業とし力を付けてその後、同じ志を持つ蒙雅率いる部隊を覇の戦いから救い合流する。穫鬼軍は、病に倒れている了楓を勝機と捉え呉尉率いる覇の都に攻め込み勝利するも乙清を失う。時を同じく転疾も願港軍を率い都を目指す、その過程で宝李は穫鬼が緋眼とのお触れを出し穫鬼軍の分裂を仕組む。最後、一時友として生きた都に陣を取る穫鬼(獲生)軍と次期帝となるべく攻める転疾軍が交戦。
真族の帝の地を引く転疾、緋眼として木曽捨丸→獲生→穫鬼名を変え生きる獲生共に娘鈴に憧れを抱き友として生き最後は、2人の戦火を交える内容に心躍らせるて完読する。
全てが、架空の話だったのがちょっと残念かなぁ。
続きを読む投稿日:2020.01.04
2021.1 まぁゲーム小説ですね。登場人物はみな格好いいけれど深みがあるわけでもないし。ただ躍動感は半端ない。
巻末の年表が存外 面白い。投稿日:2021.01.22
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