戦争は勝ったか、負けたかというチャンバラではなく、その全体にわれわれの社会と同じような原理が働いている――。太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を、厖大な資料を駆使して再現した戦記文学の金字塔。毎日芸術賞受賞作。巻末に講演「『レイテ戦記』の意図」を付す。(目次より)第一巻一 第十六師団 昭和十九年四月五日二 ゲリラ三 マッカーサー四 海軍五 陸軍六 上陸 十月十七日―二十日七 第三十五軍八 抵抗 十月二十一日―二十五日九 海戦 十月二十四日―二十六日十 神風十一 カリガラまで 十月二十六日―十一・・・
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レイテ島の土はその声を聞こうとする者には聞える声で、語り続けているのである――八万の兵力を投じながら、生還者は僅かに二五〇〇人。太平洋戦争最悪の戦場を鎮魂の祈りを込め描く著者渾身の巨篇。巻末に「連載後記」、エッセイ「『レイテ戦記』を直す」を付す。
【全四巻】
(目次より)
二十八 地号作戦 昭和二十年一月一日―二十日
二十九 カンギポット 一月二十一日―四月十九日
三十 エピローグ
連載後記
あとがき
改訂版あとがき
補遺
エッセイ『レイテ戦記』を直す
付録
太平洋戦争年表
レイテ島作戦陸軍部隊編成表
書誌
地名索引
人名索引
部隊名索引 -
米軍のオルモック逆上陸に潰滅状態に陥りながら、自活自戦を続ける日本軍。昭和十九年十二月二十六日、マッカーサー大将がレイテ戦終結を宣言するも、司令官山下奉文大将の訓辞「生ノ難キニ耐エカチテ永久抗戦」が届く。
大西巨人との対談「戦争・人間・文学」を巻末に収録
【全四巻】
(目次より)
二十一 ブラウエンの戦い 昭和十九年十二月六日―七日
二十二 オルモック湾の戦い 十一月二十七日―十二月七日
二十三 オルモックの戦い 十二月八日―十五日
二十四 壊滅 十二月十三日―十八日
二十五 第六十八旅団 十二月七日―二十一日
二十六 転進 十二月十二日―二十一日
二十七 敗軍 十二月二十二日―三十一日
対談 戦争・文学・人間(大西巨人 大岡昇平) -
昭和十九年十一月、レイテ島最大の激戦地となるリモン峠での死闘が始まった。現地の苦戦に武藤方面軍参謀長は打切りを意見具申するが、八日の総理大臣小磯国昭の天王山発言により、レイテ戦続行は大本営方針となる。
巻末にインタビュー「『レイテ戦記』を語る」(聞き手・古屋健三)を収録。【全四巻】
(目次より)
十二 第一師団
十三 リモン峠 十一月三日―十日
十四 軍旗 昭和十九年十一月十一日―十五日
十五 第二十六師団
十六 多号作戦
十七 脊梁山脈
十八 死の谷 十一月十六日―十二月七日
十九 和号作戦
インタビュー『レイテ戦記』を語る(聞き手古屋健三) -
戦争は勝ったか、負けたかというチャンバラではなく、その全体にわれわれの社会と同じような原理が働いている――。太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を、厖大な資料を駆使して再現した戦記文学の金字塔。毎日芸術賞受賞作。巻末に講演「『レイテ戦記』の意図」を付す。
(目次より)
第一巻
一 第十六師団 昭和十九年四月五日
二 ゲリラ
三 マッカーサー
四 海軍
五 陸軍
六 上陸 十月十七日―二十日
七 第三十五軍
八 抵抗 十月二十一日―二十五日
九 海戦 十月二十四日―二十六日
十 神風
十一 カリガラまで 十月二十六日―十一月二日
巻末付録 講演「『レイテ戦記』の意図」
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