[実践] 超高収益商品開発ガイド 粗利80%実現7つのステップ
高杉康成(著)
/日本経済新聞出版
作品情報
・顧客ニーズを起点にした高収益新商品開発の作り方を、ニーズ収集から、ビジ
ネスモデル構築、新商品開発を経て発売後評価へ至る一連の流れに沿って実践的
に解説。
・顧客ニーズをどのように収集し、それをどのように集合化し、新商品として仕
立てていくか。それをどのようにブラッシュアップし、高収益化を図っていく
か。そして、それをどうやって実現させていくかといった、新商品開発のプロセ
スにおける「困りごと」を事例を交えながらわかりやすく説明。
・併せて、高収益商品を永続的に開発するための組織作りについても、仕組みと
組織の両面から解説。
・顧客ニーズを管理する「ニーズマネジメントシステム」、「商品仕様のマネジ
メント」など新しいマネジメントシステム、「困りごとの構図設計」「開発仕様
優先管理表」など実践で使えるシートも掲載。
・キーエンスでの実務経験を、全221ページの本文と106個の図表に盛り込んだ、
新商品企画開発に携わっている人には必携のマニュアル本。
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商品情報
- 著者
- 高杉康成
- 出版社
- 日経BP
- 掲載誌・レーベル
- 日本経済新聞出版
- 書籍発売日
- 2013.10.18
- Reader Store発売日
- 2019.06.27
- ファイルサイズ
- 12.8MB
- ページ数
- 224ページ
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この作品のレビュー
平均 4.2 (5件のレビュー)
-
キーエンスは、超優良企業であり、
営業利益率が40%を超えています。
そしてキーエンスの商品は、
高収益を実現できる商品になっています。
本日ご紹介する本は、
高収益を実現する商品開発のステッ…プを
わかりやすく解説した1冊。
著者はキーエンスに在籍していた経験があり
キーエンスでの経験を活かしたテキストになっています。
ポイントは
「お客の困りごと」
企業向け商品(BtoB)の場合、
基本的に顧客ニーズがないと商品は売れません。
そして企業の顧客ニーズは必ず困りごとです。
”現状やっている方法、あるいは
やろうとしている方法は問題があって改善したい”
というのが困りごとです。
要するに、上手くできないか、
できても費用がかかりすぎるか
のどちらかです。
そしてこの困っていることにかかる費用が
顧客が支払ってもいいと思える費用です。
本書では、これを顧客の”支払意志額”といいます。
支払意志額に相当する、あるいはそれ以下の金額で
困りごとが解決できる商品であれば売れるはずです。
「マス・カスタム」
商品には、特定顧客向けのカスタム商品と、
大量の顧客を想定したマス商品があります。
”その企業しか出来ない技術が必要なカスタム商品”
でない場合は、どこかに競合企業がいるので
必ず価格競争になります。
マス商品は、大量生産、大量販売の仕組みが必要なので
大手企業にしかできません。
中小企業が狙えるのは、
基本仕様はマス商品だけど、
それぞれの顧客向けにカスタマイズできる
マス・カスタム商品。
手間をかけずに、特定顧客向けに
カスタム商品にできることがポイントです。
顧客ニーズ集めからアイデアのブラシュアップ
ビジネスモデル作り、開発、販売まで、
中小企業向けに商品開発のフローに沿って説明した良書です。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
利益算定=困りごとの構図と、支払意志額を明確化し、原価を算定し、利益設計を先に行う
自社の商品が顧客の困りごとをどう解決するのか、という構図を理解しない状況で、商品特徴をPRするだけでは、高収益は生み出せない
現場の動作を観察する方法が、より潜在的ニーズを発見しやすい
ニーズから商品企画案を作り上げるプロセスでは、どれだけ多くの顧客に受け入れられるかが課題
高収益商品では、組み合わせ型ではなく、すり合わせ型ビジネスを志向する
高収益商品開発では、マスでもない、カスタムでもない、その間である「マス・カスタム」を志向する
「困りごと」→「商品コンセプト」→「商品仕様」→「デザインレビュー」
販売力強化ポイント=①新商品に関する知識 ②顧客関連の知識 ③業界・周辺知識
企画立案担当者の育成は、高収益商品開発の確率を上げるためには重要なミッション
高収益商品開発を行う組織体制は、顧客ニーズをベースにした企画開発サイクルを中心に考える
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆目次◆
第1章 高収益を生み出す商品開発の基本「商品開発フロー」
第2章 高収益商品の源泉「顧客ニーズのマネジメント」
第3章 高収益商品の種「ネタのブラッシュアップ」
第4章 構築力で差がつく「高収益ビジネスモデルづくり」
第5章 制約との闘い「開発プロセスのマネジメント」
第6章 戦略と実践で利益に差がつく「販売準備プロセス」
第7章 利益を上積みする「発売後評価と戦略再構築」
第8章 高収益商品を生み出し続ける「組織体制の整備」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/b96462c7d860baf8.png
続きを読む投稿日:2013.11.13
業績抜群で日本が誇る優良企業キーエンス出身で、経験を余すところなく共有され、なお中小企業診断士とMBAの学びが加わった、抜群の一冊。戦略性を兼ねたフレームワークと実践に落とし込むノウハウが得られる。唯…一の難点は、難解ではないのだが、何故か?なかなか読み進まない。語彙が堅苦しいのか?要点の繰り返しが多いのか?カタカナが少ないのか?ハッキリ分からないが、ページが進むスピードは、いつもより時間がかかった。続きを読む
投稿日:2020.05.04
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