新聞という病
門田隆将(著)
/産経新聞出版
作品情報
こうして新聞は
大衆に負けた
平成の“押し売り”報道全記録。
生き残る情報、死ぬ報道を喝破する。
◎地道な取材より会見の失言狙い
◎いまだ左右対立視点しか持てず
◎戦争をするのは日本という不安商法
◎日中友好絶対主義
◎命より憲法という本末転倒
◎タブーを週刊誌に丸投げ
◎ご注進ジャーナリズム
◎発言切りとりで舌禍創作
◎ヘイトと差別を使い分け
傲慢記者が「ファクト」を殺す
司馬遼太郎氏が書いた“老記者”から、
「権力の監視」を大仰に謳う記者へ。
なにが変わったのか。
「事実より観念論」の恐ろしさが浮き彫りになります。
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商品情報
- シリーズ
- 新聞という病
- 著者
- 門田隆将
- 出版社
- 産経新聞出版
- 書籍発売日
- 2019.05.29
- Reader Store発売日
- 2019.06.07
- ファイルサイズ
- 3.6MB
- ページ数
- 280ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (31件のレビュー)
-
学生時代の同期にも後輩にも、某A新聞に就職したのがいる。
少なくとも当時は、彼ら自身は自身を就職活動の勝ち組と考えていたように思う。
官僚や商社マン、金融などではなく敢えてA新聞を選んだ自分だからこそ…、「権力を監視」する権利がある、くらいには意識は高かったのではなかろうか。
ご苦労なことだ。
今も記者を続けているその中のひとりは、何年かに一度、同窓会で顔を合わせる度、覇気が消えていっている。
先日などは、「よっ、売国奴!」と声をかけても、深いため息とともに、「もう言われ慣れました。」とこぼすだけで、反論もしてこない。
「ボーナスが減るんです。」とか愚痴をこぼすが、会社を経営する人間からすると、もらえるだけいいじゃん、としか思わないし、まったく外部の人間からすれば、なんでジャーナリストがボーナスを気にしてるんだ、となるだろう。
だが、結局のところ彼はサラリーマンで、ジョブローテーションで数年ごとに配置換えされるがまま、何らの専門性を蓄えることもなく、徹底してツブシが利かない全国紙記者という職業を選んでしまった以上、生活のために会社にしがみつこうとしているに過ぎない。
そこに志だの国益だのを求めても詮無きことで、活動家上がりのデスクに言われるがまま、角度をつけた文章を書き続けているだけなのだろう。
本書では、司馬遼太郎さんの話を引きながら、「抜くか抜かれるかの勝負」を挑み続ける新聞記者が絶滅し、「偉く」なった新聞記者の登場が「病」の原因ではないかとしている。
半分は当たっていると感じる。
でも、もう半分は、就職活動のとき、アウトサイダー的な立ち位置を享受できる、だけど待遇はよろしい、新聞記者という職業を選んで数十年、こんな人生が待っているとは思わなかったー、的なルサンチマンをぶつけるべく、驚くほど疲弊した現場記者が、上の目を気にしながら反日の様式美に則った文章を吐き出しているに過ぎないような。
無論、それによる国益の損失、日韓・日中関係の悪化は計り知れず、こちらにとってはいい迷惑なのだが。続きを読む投稿日:2019.09.06
本当に朝日と毎日はひどいなぁ。という私も数年前までずーっと朝日読者だったんだけど。これだけSNSでフェイクニュースとか暴かれてくると時間の問題だろうね。
投稿日:2023.01.04
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