お金や人脈、学歴はいらない! 情報だけ武器にしろ。
堀江貴文(著)
/ポプラ新書
作品情報
常識を捨て、未来を見抜け! 必要なことは誰も教えてくれない。自由な人生を選択していくためのアウトプット&インプット40の方法。「今の『常識』はフィクションでしかない」「『思い込み』の罠にはまってはいけない」。あらゆる嘘に振り回されず、「情報弱者」に陥らず、人生の恐怖と不安から脱していく、情報を武器にする全方法を一挙公開。
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商品情報
- シリーズ
- 情報だけ武器にしろ。
- 著者
- 堀江貴文
- 出版社
- ポプラ社
- 掲載誌・レーベル
- ポプラ新書
- 書籍発売日
- 2019.03.27
- Reader Store発売日
- 2019.03.27
- ファイルサイズ
- 48.6MB
- ページ数
- 208ページ
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この作品のレビュー
平均 3.8 (79件のレビュー)
-
情報だけ武器にしろ
お金や人脈、学歴はいらない!
著:堀江 貴文
ポプラ新書 169
必要なことは誰も教えてくれない
「相対的未来」を見抜く40の方法 と帯にあり
超情報化時代に、必要な、情報の…選択眼を養うための方法論
今、必要なのは資金でも人脈でも学歴でもなく、情報だ。
なぜなら、情報があれば未来を見抜けるから。
大人たちが押しつけてくる常識って嘘だよな。集団的な思い込みこそ、社会を動かしてきた、という人間社会の身も蓋もないカラクリを本書は、鮮やかな筆致で浮き彫りにしてくれている
気になったのは、以下です。
■情報は、「狩り」にいくもの
・情報とは、自分から積極的に取りに行くもの
・インプットとアウトプットは、常にセットと捉えておくべきだ
・使える情報を手に入れるには、情報の選択眼を養うことが必要だ。
そのためには、「質より量」、前提として、「圧倒的な量の情報」のインプットが大切になってくる
・取り入れた情報は、すぐに忘れたもかまわない。本当に大事な情報は脳の片隅で待機してくれている
・情報のシャワーを浴びることに加えて、「自分はどうすればよいのか」という「思考実験」を繰り返すべきだ
要は、「考える、調べる、試す」ということをやり続けるのだ
・何かに没頭して自信を持って訴えかける熱量がないと、「会いたい人」に会っても、化学反応は起こらない
遠慮なくいわせてもらうと、丸腰のあなたのままでは、相手に与えられるメリットが、何もないからだ。
人間関係の基本は、先に give することだ
・僕らは、人ではなく、情報と会っているのだ
・教養のレベルは、上げられるだけ上げておけ
・説明があんまり足らないと、人には伝わらない
「前提として共有すべき教養」が、関係者たちに欠落していて、「堀江のいっていることはわかんねいよ」と短絡的に片づけられてしまったのだ。
・大きなプロジェクトを動かすとき、誰かとチームを組んで仕事をするときには、前提となる知識や教養がなければ話にならない
・一見整理された、「精度が高そうな情報」よりも「ノイズ的な情報」の中にこそ、アイデアの原石がひそんでいることが多い
■情報を所持することは、未来を見抜くことだ
・情報にお金を使わないと、入ってくる情報の質が悪くなり、思考力が落ちる
・情報やテクロノジーはどんどん進化する。常識を信じないで、本質を見抜いて行動する
・お金そのものを欲しがるのではなく、信用を得ることに懸命になるべきだ
・人が本当に考えなければならないことは、「信用」の生み出し方だ
・自分自身が純粋に湧いてきたアイデアなんて、たかがしれている。まったく同じことを考えている人が世界中に同時に3人いる
・アイデアを出す作業を「一発勝負」で頑張るのではなく、情報を常に収集して、「ストックした情報を掛けあわせる作業」を日常的になかば無意識レベルで習慣化したほうがいい
・「なぜそれが必要なのか」「なぜ、それをやる意味があるのか」「現段階では、何が実行できえて、何が実行できないのか」これらを常に問いながら、情報を掛け合わせていくだけ
・情報収集する上で不可欠なのは、英語を学ぶことである
・英語で情報を集め、思考を広げることが出来る人は単純に情報面で強い。人より情報を持っているというのは大きなアドバンテージだ
・「その他大勢のカモ」「現代社会における金ヅル」から脱却したかったら、自分で適切な情報を取りに行くことをクセにするしかない
・人生なんて、情報なんて、合理的に考えるだけでうまくいく。これが僕の信条だ
■誰でも技術を簡単に学べる時代
・価値を高めるには、ストーリーを潜ませろ
・人は「面白い」と思えばお金を出す。
・モノに「ストーリー」を載せて売ることが、大事
・常識で商売をやっていたらおいていかれる。普通過ぎては何も手に入らない
・新商品や新サービスを生み出したいとき、「ゼロから生み出すこと」「今までにないものをつくること」を前提にしているため、結果を出せない人が多い。
⇒ ビジネスにおいては、まず「近しい情報を真似てみる」というのが王道だ
・成功できるか否かは、情報と熱意にかかっている
別に頑張るとか、努力とか、暑苦しい根性論的な話ではなく、自分が主体的に行動できる「好きなこと」「ハマレる」「得意なこと」なのかということがもっとも重要だ。
⇒「情報平等時代」は、「情熱」で差がつくし、「情熱」でしか差がつかないとおもったほうがいい
■アウトプットするから情報が価値を持つ
・アウトプットするには、「見切り発車」でいい。走り出すうちに、新たな知見が増え、質も上がる
・ほとんど人はそのアイデアを思いついた時点で、なぜかアウトプットという行為を終了させている
・アイデアに価値なんてないのだ。それはただの「勘違い」
・何がアイデアを思いついたら、それを自分でつくらなければ、意味がない
・本田圭佑の言
「好きな事だけでは食っていけない。これ違う。大して好きじゃないから食っていけるレベルに到達できないのであって、時間を忘れるくらい好きな事ならどんな事であっても必ず食っていける」
・本来は若いうちほど、将来のために猛烈に好きなことに没頭したり、思い切り遊んだり、とにかく、「実践」するべきなのだ
・情報をパクられたらどうするのか?と思う人もいると思うが、パクられたっていいではないか。いいモノ・サービスがつくれば、遅かれ早かれパクられるのは時間の問題だ
・アウトプットするのに、スマホで入力してもいい。質さえよければ「製作過程のスタイル」なんて、誰にも問われない。
「書くのが速い分、文章が粗い」なんてことはまったくない。むしろ、その逆で、編集部からは、「速いうえに内容が面白い」と感謝されるほどだ
・本質的に面白いこと、あなたらしいことを、どんどん発信することで初めて誰かに影響を与えることにつながり、何者かになれるはずだから
・集客や人気獲得や、ブランディングに役立つはずだ
①非ファン層の取り込み
②常連化させる
③一流の人たちを、VIP待遇として取り込む
④混雑緩和
■おかしな情報はスルーする
・情報発信元の肩書に惑わされてはならない。おかしな情報はどこにでも紛れ込む
・人間なのだから、人と意見が違うのは、当然である。だが、自分の意見を人に押し付けてくる者がいるから信じられない。
・主義主張は人に押し付けるものではない。そんなものは、生きていくには邪魔な情報でしかない。
・よくも悪くも超情報社会にいきる僕たちは、情報をスルーする力を身につけることが不可欠だ。それが大事な脳をセーブすることにもつながる。脳のセーブ術を覚えたら、次は、「脳を積極的に休めること」も意識すべきだろう。
目次
まえがきに代えて 必要なことは誰も教えてくれない
本文を読む前に 今の「常識」は、フィクションでしかない
第1章 情報は「狩り」にいけ!―浴び続ける情報収集術
第2章 情報を所持することは、未来を見抜くことだ―思考停止するな、考えながら動け
第3章 誰でも技術を簡単に学べる時代―情報の価値をどう高めるか
第4章 アウトプットするから情報が価値を持つ―「見切り発車」がすべての質を上げる
第5章 おかしな情報はスルーする―「常識という嘘」に毒されるな
あとがきに代えて 「思い込みの罠」にはまってはいけない
ISBN:9784591162637
出版社:ポプラ社
判型:新書
ページ数:206ページ
定価:860円(本体)
発売日:2019年03月27日第1刷続きを読む投稿日:2024.03.04
ホリエモンの文字通り、情報を制する者が全てを制するという価値観で構成された一冊。
全てを肯定はできないものの、そのわかりやすい考え方に共感するところはあった。投稿日:2023.01.02
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